全国1億3千万人のクラシカロイダーの皆さん、こんにちは! ついにクラシカロイド第2シリーズ(2期)が始まりましたね。
この記事には1話の感想、エンディングのイラストの考察と、登場人物の年齢などについての妄想(笑)を書きました。
※他の第2・第1シリーズの感想はページ末尾の「関連記事一覧」からご覧いただけます。
ごあいさつ
皆様、初めまして。私は赤城みみると申します。群馬県在住の会社員です。
『クラシカロイド』第1シリーズはリアルタイムでは観ていませんでしたが、レンタルDVDやオンライン配信で4話や13話や17話を観て笑撃を受け、クラシカロイドのファンになりました。
好きなキャラクターはシューベルト
好きな曲は「情熱について語るべき2、3の真実 ~田園より~」
好きな話は4話「さまよえる後輩」 です。
クラシック音楽で一番好きな曲はストラヴィンスキーの「春の祭典」です!
その他詳しい自己紹介はここに書いてあります。
以後お見知りおきください。よろしくお願いします。
♪01 カバと弟と音羽館
今回は第1シリーズ(1期)1話のようなグダグダ感はありませんでした。普通に楽しかったです。既にキャラクターを知っているのと、ギャグ要素が強いのと、奏助がクズじゃないからかなと分析しています。
あとドボちゃんがかわいい。
オープニングが流れない
伝えたいことが多いからなのか、オープニングの「クラシカロイドのテーマ」が流れませんでした。残念。私はあれはクラシカロイド全員の曲をつなぎ合わせたものじゃないかと思ってるんです(第1シリーズの感想参照)。今回はワーグナーとドボちゃんの曲も入ってちょっと違う感じになるんじゃないかと。
次回を楽しみにしています。
相変わらず騒がしい音羽館
- 家庭菜園ができている
前はなかったような気がする。穀潰しニートどもを養うにはそのくらいしないとやっていけないのか。つらいなあ。
- モーツァルトのイタズラその他
モーツァルト、開始早々また変顔でイタズラしてましたね。変わってなくて安心しました。
ベートーヴェンもなんで火炎放射器を持ったまま追いかけるの。危ないでしょうが!w
ショパンは完全に被害者。リストさん、ノリいいですね。
シューベルト……まだ凧に呪われてたのか。先輩にお姫様抱っこしてもらえてよかったね(棒)。そのあと投げられて奏助に顔踏まれてたけど。
うん。全てが通常運転。みんな大好きだよ!
- ベト
ありえん! 縛りが多すぎる!
どこがやねん。ていうか働け!
ワーグナー性格悪すぎワロタ
言い争ってるところに、とうとうあのうさん臭さ全開のショタがやってきました。二次元のかわいいショタってだいたいろくな性格してない(当社調べ)し、なんせあのワーグナーの記憶を持っているショタだから、そりゃあもう腹に一物も二物も抱えてるに決まってんだろと思いながら私は第2シリーズの予想記事を書きました。
うん。思ってたよりも当たったわ、予想。
まさか歌苗にお金の入った封筒を渡すところが当たるとは思ってなかったけど。歌苗ちゃんの弱点をよくご存じでいらっしゃいますな。
そしてやはりお母さんが絡んでくる。この人も響吾さんと同じく毒親タダモノじゃなさそうです。
しかし、ワーグナーが1話で正体を現さないのは意外でした。化けの皮が剥がれた時点で初めてムジークを出すと思うので、それまで「ワルキューレの騎行」はお預けですね。
- 睨み合うハッシーとドボちゃん
大型動物同士だからなのか、それともアニマルロイド同士だからなのか。宿命の対決が、今幕を開ける……!(笑)
- ワーグナー
姉さん!
う、うさん臭ぇ! よく考えたら言ってることおかしいよ。だいたいこんなコーカソイド顔の弟が日本人の両親から生まれるわけない。大金に目を曇らせないで、歌苗ちゃん!
ところで歌苗ちゃんがワーグナーと話している間、奏助が頑張って彼女をフォローしてくれていましたね。成長したな。
- ベトとモツ、部屋を追い出される
これは歌苗ちゃんが悪い。でも、歌苗ちゃんがあそこまでやっちゃうようになったのは主に彼らのせいだからなんとも言えません。
ベトとモツが、あのシューベルトの部屋になるはずだった狭い物置小屋で言い争っているのと、ワタル君に大人げない攻撃を繰り出しているのはとても面白い。あんたらいったい何歳なんだ。
- シュー
部屋があるだけ、いいじゃないですか
諦念の境地に達したような顔で言うシューベルト。一瞬かわいそうにと思ったけど、部屋要らないって言ったのあなた自身だよね。
- ワタルだけ豪華な食事
牛丼は十分おいしそうだからいいけれども、食パンの目玉焼きの有無はだいぶひどいですね、ええ。
- ワーグナー
その愛情を裏切るなんて、ボクにはできません!
こ、こォんのクソガキャァ~! と思ったのはベトとモツと私だけではないはず。かわいいけどめちゃくちゃイラッとくる~!
つーかこの人、中身おっさんですよね!? ショタの武器を120%活用していやがるぜ、末恐ろしい。
- シューベルトがトイレ掃除をしている
ええ!? ラッパーになってから家事なんて絶対やってないだろうと思ってたのに! ちょっと感動しました。私の中でまたシューベルトの株が上がっちゃいましたよ。歌苗ちゃん、すごく助かってると思う。決めた、私いつかシュ歌書くわ。
- シューベルトを徹底的に追い詰めるワタル
他の奴に比べてやり方がえげつなさすぎない!? やめたげてよぉ! 許さんぞこのショタの皮を被ったおっさんめ! しかし、よくそんなにスラスラと致命傷を与える言葉を思いつけるものだなあ。さすがオペラ作家。喋り方もキレッキレで面白い。
ちなみに、責められている時のシューベルトの様子には結構笑ってしまいましたw 最後ギャン泣きで逃亡とか、年下(中身的には年上ですが)に敗北していいのかよシューベルト。
- ベトの「田園」発動
若干謎のタイミングで発動するベートーヴェンのムジーク。新作じゃないんだ。まあ私はこの曲がクラシカロイドの中で一番好きだからいいんですけどね。
- ハッシーに噛みつかれて逃げ回るドボちゃん
かわいい。CV諏訪部さんとは思えないかわいさ。
「出発進行!!伝説へ ~新世界から第4楽章より~」
ムジーク
どこでもドアみたいな感じで空間を移動するムジーク。ドボちゃんはムジーク発動中のみ喋ることができるんですね。カバだけど無駄にイケボで哲学的だ。服装が車掌さんっぽくなるのね、あ~かわいい!
移動中の異空間は銀河鉄道チック。色遣いが美しいです。でも星座がハッシーとドボちゃんとギョーザーってどういう基準よw
辿り着く先は全ての人類とコビトカバのふるさと、アフリカ。
史実のドヴォルザークは、この曲を新世界アメリカから故郷ボヘミアへ向けてのメッセージ
(出典:交響曲第9番 (ドヴォルザーク) - Wikipedia)として作ったとされています。帰りたくて仕方がなかったから故郷の汽車の音を至るところに忍ばせたとかいう説もあり、つまりは望郷ソングなのだと思います。
クラシカロイドのドボちゃんもつらい現実(ハッシーに噛みつかれている)に耐えきれず、二重の意味での故郷アフリカに帰りたくなったのでしょう。ついでに他の打ちひしがれている皆さんも元気づけようとしたのかもしれません。
……いやしかし、実はクラシカロイドを人間扱いすることの是非については未だに私の中では議論があるのですが。まあここまで来たらもう人間でいいか。
曲
私は原曲の「新世界より」が「春の祭典」の次くらいに好きですが、自分の好きな曲がアレンジされるって落ち着かないですね(笑)。早くフルバージョンで全容を確かめなければ。とりあえず、原曲は前述の通り、ドヴォルザークの大好きな蒸気機関車の音を表現しているとも言われているので、機関車っぽい歌詞(とムジーク)になっているのはちゃんとリスペクトしてる感があって嬉しいです。早くフルバージョン聴きたいな。
それから、冒頭のトゥール(ハァイ!) トゥール(ハァイ!) ていうのがすごくかっこよくてテンション上がります。それ以降はわりと原曲に忠実でしょうか。フルバージョンを聴いてみないとなんとも言えませんが。
……ご覧の通り、フルバージョンに対する期待値が今から半端ないんですよ(笑)。12月が待ち遠しいです。
ちなみにTVバージョンの曲は早速購入。
ところで、なぜ「新世界より」じゃなくて「新世界から」なんでしょうね。「より」だとググった時に貴志祐介の作品の方が先に出るから?(たぶん違う)
私はあれも好きというか、むしろあれのおかげでドヴォルザークの「新世界より」を一層好きになったのですけど、確かに検索でドヴォルザークの記事よりも先に来られるとさすがに複雑な気分かも。
関係ないことを長々とすみませんでした。とにかくフルバージョン楽しみにしてます。
※フルバージョンの感想は別の記事に書きました。よろしければご覧ください。
そして、物語は動き始める
- シュー
グ、グレートネイチャー……!
アフリカの大地を目にしたことによりシューベルトの中で何かが覚醒した模様。
みんなが話している最中にひっそり出ていきましたが、シューベルト回になる(新しいムジークが出る)までは登場しなかったりして。気長に待ってるよ、シューベルト。2話はベートーヴェン回、3話はモーツァルト回、4話はショパン回っぽいから当分先だなあ。
- 家賃の稼ぎ方
わざわざ路上パフォーマンスで稼いだのであれば、組織的に動いているわけではなさそうですね。歌苗ママとワーグナーとドヴォルザーク、3人だけで何か企んでいるのか。
- ワーグナー
動物だと思い込ませた方が何かと都合がいいんだ
ドヴォルザークが本当はクラシカロイドという意味なのか、それとも人間という意味なのか。前者だったら、わざわざ音羽館の面子にドヴォルザークの能力について喧伝するのはおかしいように感じます。後者だったら……いや、考えたくない! ドボちゃんはカバだからかわいいんだよ!
まだまだ謎多きワーグナーとドヴォルザーク、そして歌苗ママ。この先どうなるのか気になりますが、このアニメの本業はギャグとムジークなので、あまり肩肘張らずに観ていきたいと思います。
アルケー社の3人がいないのがすごく寂しかったです。次回は出てきてくれるかな?
ちなみに、ムジコレ4は12月13日(水)に発売されました!!
ムジコレ5の予約注文もできるようになりました。
エンディングのイラスト
第1シリーズでは、クラシカロイドはムジーク衣装で、25話のムジークのイメージを背にしていて、女性陣+モーツァルトは笑顔でした。第2シリーズでは普段着になっていて、各々現実世界で思い入れのある場所にいるものと思われます。あと、バダ以外は妙に憂いを帯びた顔をしています。
こんなふうに対にされると、クラシカロイドが第2シリーズまでで終わりそうな気がして不安です。終わらないでくれ、お願いだ。一生懸命布教するから。
さて、この項では、分かるところだけエンディングの場所を特定してみました。
興味のない方は後書きへ飛んでください。
- ワーグナー
バイロイト祝祭劇場:ワーグナーが自身の作品を上演するために造った劇場です。
- ドヴォルザーク
チェコ本駅:自宅の近くにあった駅。鉄オタのドヴォルザークは毎朝この駅に散歩に行っていたらしいです。
- ベートーヴェン
ベートーヴェンの散歩道(ハイリゲンシュタット):ベートーヴェンは夏の間、しばしばウィーン郊外のハイリゲンシュタットに住み、この散歩道を歩いていたと言われています。
- モーツァルト
モーツァルト・ハウス(ウィーン):モーツァルトが「フィガロの結婚」を作曲した家。ここ以外にもモーツァルトが住んでいた家はいくつかありましたが、取り壊されてしまったようです。
- リスト
不明
- ショパン
不明
- シューベルト
アルサー教会:ベートーヴェンの葬儀が行われた教会。……なぜここをチョイスしたの!? 彼にとってはそれだけベートーヴェンの葬儀が印象的だったということでしょうか。愛が重い。
ところで、普段着が21話以前の服に戻っているのが気になります。もしかしてときどき古い服に戻るのか……?
それと、あの何とも言えず切なそうな表情が胸に刺さります。ベートーヴェンを想っているのね。
一度ラッパー姿になってからすっかり諦めてたのに、このエンディング絵のシューベルト、私の好みド直球です。やめてけれ、惚れてまうやろ。
- チャイコフスキー
クレムリンと聖ワシリイ大聖堂:チャイコフスキーとの関連性がまだよく分かりませんが、25話のムジークとだいたい同じ場所ですね。
- バダジェフスカ
不明
- バッハ
聖トマス教会(ライプツィヒ):バッハが後半生で教会音楽家として活躍した教会です。
考察という名の妄想
いや~、ずっとやってみたかったんですよこういうの。本当にどうでもいいことしか言ってない上に独断と偏見にまみれているので興味のない方は飛ばしてください!
見た目年齢
もちろん中身は前世でお亡くなりになったときの年齢なのでしょうけれども。キャラデザが頭身高いからか、見た目は年齢不詳な感じがします。
コメント欄にてご指摘いただき、第1シリーズの音羽館のクラシカロイドは全員20代との裏が取れましたので(参照:藤田監督のツイート)、ちょっと変えました。シャインさんありがとうございました!
- 40代:響吾さん、歌苗ママ
娘の年齢から逆算するとここらが妥当かと。 - 30代後半~40代前半:バッハ
イケオジはこのくらいがいいです。 - 28~29歳くらい:リスト
大人の色香(ときどきおっさん臭)のあるリストさんはこのあたり。私的には30代前半に見えますが20代らしいので。 - 20代後半:ベートーヴェン、三弦
ベートーヴェンはリストさんよりちょっとだけ年下っぽいのでここ。
三弦さんは博士課程を飛び級で卒業して数年経ってる感じがします。 - 20代前半~半ば:モーツァルト、シューベルト
以下の要素により、ベートーヴェンより少し下かつ同年代かなと。- ベートーヴェンがモーツァルトに対しどことなく年上っぽく振舞ってる気がする
- シューベルトの「先輩」呼び
- シューベルトのモーツァルトに対する敵愾心の燃やし方
- ベートーヴェンがモーツァルトに対しどことなく年上っぽく振舞ってる気がする
- 20歳~22歳くらい:ショパン
完全になんとなく。見ようによってはリストと同年代な気もする。 - 17歳~18歳:チャイコフスキー、バダジェフスカ
未成年と明言してて、歌苗ちゃんよりは年上っぽい。 - 16歳~17歳:歌苗、奏助
高校1年生なので。 - 10歳~12歳:ワーグナー
これ以上の年齢だったら、いきなり歌苗ちゃんに抱きつくのはちょっと引く。 - 不明:ドヴォルザーク
申し訳ありません。さすがにコビトカバの年齢は推定できません。
歌苗ちゃんからの好感度
彼女は分け隔てなく接する人ですし、みんなのことを同じくらい好きだと思いますが、あえて「音羽館の大家としての観点で」とお願いしたらこんな感じになると思います。100%を最高として考えてます。
- 80%:バッハ
お金持ちだから。 - 70%:リスト
家賃をちゃんと入れてくれる。悲しいときに慰めてくれる。 - 60%:チャイコフスキー、バダジェフスカ
ブラック仲間だし、ちゃんと働いてる。 - 30%:奏助
ときどきクズだけど頼りになる。 - 10%:シューベルト
家賃は入れないけど、家事を手伝ってくれる。 - 0%:ショパン
家賃をリストに払ってもらってるし、放っておけばおとなしい。 - -20%:ベートーヴェン
色々ありえない。特に、家の中で火炎放射器を使うのはやめてほしい。 - -30%:モーツァルト
家を壊しまくる。イタズラもしまくる。ダメだこいつ早く何とかしないと。 - 不明:ワーグナー、ドヴォルザーク
まだ出てきたばかりなので判断がつきません。1話時点ではワーグナーは弟効果で90%くらいになってるはず。
最後までお読みくださりありがとうございました!
2話の感想は以下に書きました。よろしければご覧ください。その他の第2・第1シリーズの感想は「関連記事一覧」からご覧いただけます。
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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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