皆様こんにちは。赤城です。
ギャグアニメ『クラシカロイド』第1シリーズ(1期)19話から25話までの感想を書きました。ストーリー、ムジークについてあれこれ言ってます。
この中では特に20話、21話が好きです。
それと25話の某ムジークの時に出てきた場所をだいたい特定してみました。
※全話観てから書いているため先の話の微妙なネタバレをしているところがあります。何卒ご承知おきください。
- 各話感想
- 全25話の感想を書き終えて
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※他の第1・第2シリーズの感想はページ末尾の「関連記事一覧」からご覧いただけます。
各話感想
ムジークの感想末尾の 曲情報 をクリックすると、以下のリンクが表示されます。 公式サイトの解説 歌い手さん(敬称略)の情報 原曲についてのWikipediaの記事 原曲 iTunesの試聴ページ |
♪19 恋すれば死す
カップリング祭りだ!
公式が同人みたいなことをやらかした回。モツモブに奏リスにチョバダ(未遂)にシュチョにチャイバダにベト歌だと? やめてください全部地雷です!(嘘)
観てる間ずっと変な笑いが漏れてました。
各カップルについて簡潔にコメントしたいと思います。
- モツモブ
まぁモーツァルトはそうなるよな。
- 奏リス
リス奏かもしれません。奏助の男子高校生感がちょっとかわいい。
- チョバダ(未遂)
ポーランド組ですね! 初々しくて微笑ましい。
バダがひたすらツッコミ入れてたのがおかしかったです。解説がやけに詳しいんですけどw
- シュチョ
まさかの横取り(?)。
シューベルトだけキャラ変わってないですか? 11話以来の誰だお前感がある。なんなのそのノリw つーかどこから入ってきたww
- チャイバダ
チャイバダこそがこのアニメ最高のカップリングだと断言しよう。このほのかな百合っぽさがたまらないんですわ。喧嘩ップルかわいいよ。
- ベト歌
完全にベト→歌ですねおめでとうございます。
ベートーヴェンは、自分が歌苗ちゃんに好意を持ってると無意識に自覚してるからこそ必死で隠れていたのだと思います。
(一方、歌苗ちゃんはこんな非常時にも家事をする余裕があるとはさすが音羽館の大家です。)最後に歌苗ちゃんが落ちそうになったとき、ベートーヴェンは生き残るためには見捨てた方がよかった(いつもの唯我独尊な彼なら間違いなくそうしていた)のに助けたのはきっと愛ゆえよ!
そして歌苗ちゃんに好意を抱いていることを意識レベルで自覚し、彼はなすすべもなくフリーズしたのよ!!その後ウジウジしないで完全に開き直ってるところはベートーヴェンらしいですね(笑)。
「白鳥ROCK ~白鳥の湖より~」
対象者をロマンチックな謎空間に閉じ込め、恋と再生の物語を演じさせるムジーク。赤の他人同士でも容赦なく恋に落ちる。原曲の静かで物悲しい雰囲気から一転、エレキギターとヴァイオリン(?)がギュンギュン響くのがかっこいいです。
♪20 その名はモーツァルト
モーツァルトの孤独
私はクラシカロイドのシリアス成分多めの話はだいたい苦手ですが、20話だけは素直に面白いと思いました。なぜかと聞かれれば、シリアスとギャグがきちんと両立しているのと、モーツァルトに共感できるからだと思います。
この話のテーマはモーツァルトの孤独。
いつまでも幼い頃の奔放な心のまま生きていたい。でも周りはだんだん大人になって自分を相手にしなくなるか、抑圧するようになる。
そんな現実に彼がどのように対処していくか、を描いているものと解釈しています。
最終的に冒頭のバスケ少年の描写につながるところと、モーツァルトが孤独を自分一人で抱えたまま終わるところが良いです。
うんうん、分かるわその気持ち。私だって本当は毎日泥だらけになるまで遊びたい。イタズラもたくさんしたい。
だけど現実には、お金、家族、社会などのさまざまな制約によって精神を「まとも」という枠の中に縛り付けられているんだよ!
だから時々一人カラオケや一人旅でストレス発散しているんだよ! 人間って孤独だよね!!
……と、私は勝手に共感しておりますが皆様はいかがでしょうか。
ギャグ方面でツボだったのはシューベルトのモーツァルト嫌いっぷりです。
モーツァルトが悪の道に堕ちることを執拗に期待し周囲に吹聴していましたよね(ベートーヴェンもリストも信じるなよw)。13話の感想でも書きましたが、モーツァルトがあまり良くない状況に置かれていることを知った/妄想している時の彼の声色は実に独特で楽しいです。
ラストの「ね? 犯罪! ね~っ!?」とかもうすごく嬉しそう。一周回って大好きなのでは(笑)。
ちなみに、シューベルトはこの回でモーツァルトによってお風呂に突き落とされ、みんながモーツァルトを慰めにかかっているのを見て皆さん、私の方を心配すべきじゃないですかね
と、いつになくテンション低めに文句を言っていました。かなり怒っていたのでは。
これが21話のシューベルト覚醒の遠因になっているような気がしなくもないです。
「疾風怒濤 ~交響曲第25番より~」
★曲原曲も相当かっこいいですが、アレンジによって音にメリハリが出てかっこよさに磨きがかかっています。
周りの環境や思惑に動揺させられながらも、自分の芯を見失わず進んでいくさまが表現されているように感じます。
歌詞の内容はまさに20話のモーツァルトの至った境地そのもの。モーツァルトのテーマソングと言って差し支えないと思います。
そして、他人と違ってしまうことを恐れ、悩み、踏み出せずにいる私たちを勇気づけてくれる歌詞でもあります。特に2番が良いです。
本当は歌詞を全て引用してひとつひとつ「それな!!」的な論評を付けていきたいくらい心に響くのですが、JA●RACにいちゃもんをつけられたら面倒なため我慢します。
★ムジーク
「解説が出てからよく分からんがずっと指揮してるな……」と思っていたら終わってしまいましたw
もうちょっと動きが欲しいところでしたね。曲を聴くことに集中してほしかったのかな?
♪21 ブレイク・スルー
シューベルトの覚醒
20話のモーツァルトに続いて21話ではシューベルトが意表を突く変化を遂げました。リートの王がラッパーになるなんて誰も予想できなかったでしょう。おめでとうシューベルト。
しかし、シューベルトの容姿をかなり気に入っていた自分としては残念に思う気持ちも否めません。
アフロってお前……ゴーグルタイプのメガネってお前……なんで今どき(?)の若者になっちゃってんの!? 古風なシューベルトに戻ってよおぉ!!(慟哭)
ちなみに本筋とは関係ありませんが、シューベルトが居間で貢献度について主張しているあたり、作画崩壊が多くてかなり見づらかったです。シューベルトの顔がぁぁぁ!
一方、アルケー社のビルの屋上に立っている時の横顔はいつになくイケメン。基本的にイケメン嫌いな私ですら思わず見とれてしまうほどです。
これまで頑張ってスルーしてきたけど、このアニメって人物作画の落差が激しすぎやしませんかね……。これ以降の話は特に粗が目立っているように思います。背景や小物はだいたい綺麗なんですけど。
以降、特に面白い場面を箇条書きでまとめました。
私は……なぜいつもここで寝ているのだ?
シューベルトが散々貧乏くじを引く運命にあることは我々にとってはとうに自明の理でしたが、ついに彼自身も感づく時が来たんですね(笑)。成長したと言っていいんでしょうか。
- 家事の一部を手伝っているシューベルト
17話の皿洗いの描写は伏線だったのだ。えらいぞシューベルト!
まあ、歌苗ちゃんが大変そうだから手伝っているんじゃなくて、ベートーヴェン先輩のお役に立ちたくてやっているんだろうけど。
そして家事労働への認識(というかシューベルトに対する認識)の低いクラシカロイドたちには地味扱いされるという悲しさ。
どうした? 私の感性?
自分の感性に呼びかけるなw
- 凧に命を救われる
シリアスっぽい場面からの急激な切り替わり方と、アイキャッチの間にアメリカまで飛ばされるという演出が愉快。叫び声も好きです。
私の気持ちなど知らず……みんな好き勝手に……!
どうしたらそんな顔になるの。
やってやる。私も――いや、俺も!!
雷が轟くのが超かっこいい。一人称が変わるのもいいですね!!
- ムジークの衣装に変身するシューベルト
キターーー!! シューベルトのダダ漏れじゃないかっこいいムジークキターーーー!!! とテンションが最高潮に達しました。
しかし次の瞬間、私のテンションは変な方向にブレました。詳しくはすぐ下のムジークの項をご覧ください。
- 覚醒後に好き勝手やってるシューベルト
こいつめっちゃ調子こいてるwww と思ったら早速報いを受けていてワロタ。
「シューベルトの魔王道」
★ムジーク相手をアメリカのヤンキー風落書きに変えるムジーク。
シリアス系統のかっこいいムジークを期待していたのに思いきりギャグだった。でもこれも面白いからオッケーです!
21話ではフリースタイルダンジョン的な場所とアメリカの路地裏的な場所を行ったり来たりして、ラッパーっぽいポーズを付けています。
あの心底バカにしたような表情と外籠りウォーカーの遥か上を行く毒舌、最高です。これまでのシューベルトとのギャップが凄まじい。どんだけ溜め込んでたんだ。
特にショパンとモーツァルトのはキレッキレで好きです。ベートーヴェンのも思いっきり地雷ワードぶちかましてるのすごく良い。
そして最終的に自分も落書きになって好き勝手やってるのも楽しい。
おそらくあれはシューベルトが考えうる限りのリア充っぽさなのでしょうけど、エセアメリカンな場面ばかりなのと、他のキャラのポジションが露骨で面白いです。
例えば、どうでもいい奏助は仲間外れ、若くてかわいい女の子(歌苗ちゃん)はずっと隣に侍らせるなど。これまで真面目ぶって抑圧していた願望がもろに爆発している感があります。
いや~、やはりシューベルトはいいキャラしてますね!!
★曲
後ろのピアノ伴奏(?)にしか魔王っぽさが残ってないw
クラシカロイドのアレンジの中で一番原形を留めていないんじゃないでしょうか。
ラップをまともに聴いたのは初めてですが、韻の踏み方とか声のトーンの変え方とか面白いですね。というか前野さん上手いな。
なお自意識ライジングで吹きました。チョロ松か! ハロワに通って就職する気のあるフリをするあたりちょっと似てるかもしれない。
♪22 ちがいのわかるおとこ
とにかく大惨事
シューベルトに続いてベートーヴェンも変な覚醒をしてしまいました。珍しく直球の史実ネタを持ってきたと思ったらこの大惨事だよ(褒め言葉)。
もう大惨事であること以外特筆すべきことがないので、印象的だった点だけ挙げて終わります。
正解は! コーヒーだァ!!
完全に杉田。
- 高級なコーヒー豆を手に入れる方法
ベト歌……? いやむしろお母さんと子供みたいな。
- コーヒー豆を取り合うシューとモツ
お前らベートーヴェンの話聞けよwww キャーって抱き合ってるところは笑いました。
- シューベルトの容姿……
モーツァルトみたいに何事もなかったように元に戻っててほしかったけど凧ラッパーのままだ。悲しい。
- ゲロを吐くリスト
リッちゃん、オヤジ返り! オヤジ返りしてるって!
- 障害だらけのリビング
カオス。
- 59粒のコーヒーだったことに発狂
すごい勢いだ。モーツァルトが一緒に叫んでるのがおかしいw
- 事案化するベト
現実にいたら完全に事案です。というか既にリストとショパンがお巡りさんこいつですをやろうとしていましたね。
遊具の使用権を巡って小学生相手に意地を張る20代後半強面ニート男性って相当アレだぞ。
「豊穣の夢 ~エリーゼのためにより~」
いや~、俺たちは何を見せられているんだって気分になりました。絵面がやばいよ絵面がwこんなのがまさか24話で大活躍するとは(褒め言葉)。
♪23 八音の世界・前編
突然のSF
締めに向けたシリアス多め回その1。そう、シリアスが多かったんです(白目)。クラシカロイド以外の発する音が全て消えてしまうという展開はSFっぽくてワクワクしました。
それと、ショパンが宅急便に自分で出られるようになったのと、シューベルトのネタ帳(左下に先輩♡と書いてある)と、シューベルトが襲われた後ムジークの衣装になってたのと、響吾さんが何か仕込んでたのに全く役に立ってなかったのが印象的でした。
ショパンは成長したと言っていいのか。前だったら絶対歌苗かリストに取りに行ってもらってたでしょ。
シューベルトがムジークを使うときにムジークの衣装になるのと凧ラッパーの姿のままなのとでは何か法則性があるといいけどたぶんない。
「Funk稲妻っ! ~無伴奏チェロ組曲より~」
オクトヴァで増幅されるとアルファで世界を無音化、ベータで全人類をバッハ化するムジーク。おそらく6話でアルケー社の社長たちを洗脳したのもこのムジークだと思われます。
非常にノリノリでディスコっぽい曲ですね。
♪24 八音の世界・後編
締めに向けたシリアス多め回その2。戦いが始まってもいい意味で緊張感がなくて楽しかったです。
- 奏助が戦力外通告されてすごすごと引っ込む
- メカ・クラシカロイドが防水じゃないし結構もろい
- 足じゃんけんを始める2人と律儀に待ってくれるメカたち
- モーツァルトの決め台詞が
おならプゥ~!
- 戦いの直後に修理代を気にする歌苗ちゃん
- まさかの宇宙人出現
などなど。
バッハ様 vs ベートーヴェン&モーツァルトのムジークバトルは久々に血が騒ぎました。いつ以来だ、こんなに真剣にバトルっぽくなったの。
♪25 宇宙からのアンコール
最後はやはり歌苗と奏助が
歌苗ちゃんと奏助がそれぞれのやり方でクラシカロイドを説得し、最後は彼ら自身が決着をつける(サインしてあげる)形になっていて、綺麗な幕引きでした。ちょっと人間ドラマ詰め込みすぎだったのは、まああれですね、仕方ないですね。
奏助が謎の自信で地球を滅ぼしそうになったのには笑いました。
あと宇宙人かわいいですよね。感情表現が顔文字だしサイリウム振ってるし奏助のサインでキャーキャー喜んでるし。
きっと奏助の言ったように一生懸命親を説得してお金を貯めて来たんでしょう。
ボイジャーのゴールデンレコード
気になったので、Wikipediaでちょろっと調べてみました。※ちなみにボイジャー計画の記事もなかなか胸熱です。チェケラ!
収録曲とムジークの関係
ゴールデンレコードに収録された約90分の音楽のうち、クラシックは以下の通り。- 「ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調」第1楽章(バッハ)
- 「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ第3番」から《ロンド形式によるガヴォット》(バッハ)
- 「魔笛」から《復讐の炎は地獄のように我が心に燃え》(モーツァルト)
- 「春の祭典」から《生贄の踊り》(ストラヴィンスキー)
- 「平均律クラヴィーア曲集第2巻」から前奏曲とフーガ ハ長調(バッハ)
- 「交響曲第5番」第1楽章(ベートーヴェン)
- 「弦楽四重奏曲第13番」第5楽章(ベートーヴェン)
ご覧のようにほとんどがバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの曲で、3人合計した収録時間は約26分。
宇宙人に紹介したい地球の超イケてる音楽のうち約1/3があの3人の曲ってすごいな。(ストラヴィンスキーが入っていたのが個人的には大変嬉しいです。)
さて、最終話で出てきたムジーク3つを見ると、ベートーヴェンの第9だけは宇宙人が聴いたことのない曲であったと分かります。
他の2曲、ブランデンブルク協奏曲と魔笛はそれぞれ1と3で既出です。
やはりアンコールでは彼らが聴いたことのない曲を、とベートーヴェンは無意識に考えたのでしょうか。
はたまた最終回までは「第5番」を温存しておこうという大人の事情なのでしょうか(笑)。
SoundCloudで聴いてみよう
ゴールデンレコードに収録された音声の一部をNASAがSoundCloudにアップしています。残念ながら歌曲はないみたいですが、ご興味があればぜひ聴いてみてください。
「すべては愛から ~ブランデンブルク協奏曲より~」
★ムジーク幾千万光年を超えてきた友の心に響かそう! われらが! ムッジーーーーク!!
全員同時にムジークの映像が出てくるところが超かっこいい!
あとOP最後の全員集合してる画像も見事に回収されててかっこいい!
あの個性豊かすぎるクラシカロイドが世界平和のために一致団結しているなんて、テンション上がっちゃいますね。
ショパンの決め台詞が実にショパンらしくて良かったです。それとモーツァルト……お前人間だったのか……。
ちなみに、決め台詞のところで映し出された場所を特定してみました。
- バダジェフスカ
不明 - チャイコフスキー
モスクワのクレムリン、ニコリスカヤ塔、赤の広場、ロシア国立歴史博物館
- リスト
ベトナムのハロン市
Google画像検索で"halong city"を検索すると結構似てます。 - ショパン
パリの凱旋門
- シューべルト
不明 - モーツァルト
ニューヨークのビル群、自由の女神像 - ベートーヴェン
北京国家体育場
バダのはかろうじてポーランドの教会かな? と思いましたがシューベルトのは見当もつきません。なんだろうあのどこにでもありそうな建物は……。
★曲
宇宙人向けなのでウェルカ~ム! って感じかと思ったら歌詞が案外哲学的でした。
音楽は人々の心を映す鏡で、苦しみも喜びもドンドコ運んでくるという解釈で合っているでしょうか。
誰しも平和を願えどジェラシー抱く
が特に印象に残ります。そうそう、(自分が不幸な時は)他人の平和=幸せを素直には喜べないものですよね。人類とは業深きものです。
「世界はMUSIC!!! ~魔笛より~」
テレキネシスのような効果のあるムジークでしょうか。曲の方は、歌苗ちゃんと奏助の2人が宇宙人の攻撃(?)をかいくぐりつつ宇宙船に突入するというワクワクハラハラなシチュエーションにぴったりのメロディです。
アニメだと色々音が入っていてあまり歌詞が聞き取れませんが、単体で聴くと音楽っていいものだなと思います。
知識がなくても言葉が分からなくても音楽は楽しめる。
大昔から遥かな未来まで、地球上に人間が存在する限り音楽は響き続け、人々の架け橋となるのでしょうね。
「すべては愛から」よりもこっちの方がウェルカムソングっぽい気がします(笑)。
「大宇宙音楽讃歌No.9 ~交響曲第9番より~」
ホログラム的な何かでクラシカロイド全員が集合し、宇宙人に今までのムジークの総集編を見せるムジーク。ED絵の回収にもなっていました。感無量です。
フルバージョンだと前奏がちょっと長くて静かめに始まりますが、命の竜巻 音符の嵐
のところで一気に盛り上がり、最後のムージーーーーーク!!! までテンション上がりっぱなしです。朝聴くと元気が出ます。
前奏の初めの方は第1楽章のアレンジですかね。エレキギターがかっこいいです。
全25話の感想を書き終えて
前に書いた全体の感想とだいぶかぶるんですけど、楽しい話はすごく楽しかったです。一方つまらないと感じた話もいくつかあり、凄まじく感想が書きづらくて難儀しました(文章の長さやテンションで察していただけるかもしれませんね)。
しかしそんな回では、いつでも安定して楽しいムジークに心を救われました(笑)。
それと感想を書くにあたって、自分用の覚書のつもりでムジークの曲情報を付けましたが、この情報を探し出してくるのが意外に大変な作業でした。
歌い手さんの情報が見つからなかったり、ムジークの原曲の演奏で上演権侵害でないものを探すのに手間取ったりしまして。
そうした試行錯誤の過程で、音楽とは実に多くの人が力を合わせて作るものなのだと実感し、自分が日頃何気なく聴いているちょっとした音楽にもたくさんの人の思いが詰まっていることに気づきました。
ありがとうクラシカロイド。
2期は1期よりももっとハチャメチャな展開、できれば13話や17話みたいなノリの話が多めになることを期待しています。
シリアスな話はギャグの前フリ程度に入れていただければと思います(笑)。
最後までお読みくださりありがとうございました!! これにて1期の感想を終わります。
キャラクターなどについての感想と18話以前の各話感想、第2シリーズ予想、第2シリーズ感想、ネタバレなしレビューは以下に書いています。よろしければご覧ください。
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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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