全国1億3千万人のクラシカロイダーの皆様、こんにちは。正月は旅先で『ニーベルングの指環』の翻訳本をひたすら読んでいました、赤城です。
クラシカロイド第2シリーズ(2期)13話の感想と14話の予想を書きました。
※他の第2・第1シリーズの感想はページ末尾の「関連記事一覧」からご覧いただけます。
♪13 年忘れ!紅白ムジーク合戦
全体を通しての感想
クラシカロイド本編の時空から外れたどこかでやっているらしいので、いつも以上に思考を放棄して観ることが推奨される回です。半分以上が総集編でした。ムジークの映像は丸ごと以前のものを使っているし、他のカットも使い回せるところは使い回していたように思います。ベトとドボちゃんのムジーク直前のカットとか。
今回はメタ展開が多いのが面白かったです。例えば、音羽博士の丸い枠をガクガクする、制作者の裏事情を喋る、第1シリーズ・第2シリーズなどの概念を持ち出す、など。
いわゆる「第四の壁の突破」ですね(第四の壁 - Wikipedia)。『銀魂』の影響でしょうか。今日日全く珍しいものではありませんが、クラシカロイドがやってくるとは思わなくて、ちょっと意表を突かれました。
それから、結局紅白の枠にはまりきらないのも彼ららしくていいと思いました。例を挙げると、司会のいる意味がなくなる、最後の投票がうやむやになるなど。
あと、ムジークの合間に入るやり取りは総集編っぽいなあと思いました(小並感)。
それ以外はあまりコメントできるところがありません。
ムジークの映像にも懐かしいと感じるところは多々ありましたが、既に過去に感想を書いているので割愛。以下の個別の感想では過去の記事へリンクを付けました。
個人的には、総集編は要らないから来る第二、第三の「ます」回に向けて話を進めてくれと思いました。でも、制作がカツカツだったり、CDやBlu-rayの販促をしたかったり、新年の全話一挙再放送(2018/1/2,3放映)に向けてファンの士気を高めたかったりと大人の事情があるのだろうから仕方ない。
13話と再放送をきっかけにクラシカロイドを観始めた方がいらっしゃれば何よりです。
以下、個別の感想です。
アバン
- 音羽博士の丸い枠をガクガクする歌苗
しょっぱなからその禁忌を破るとはさすがです大家殿。
あの丸い枠、気になったので名前を調べてみたらどうやら「ワイプ」というらしいです(参考:ワイプ - Wikipedia)。勉強になります。
- ベト
これこそ音楽だ!
かっこつけているつもりなのか、その謎のポーズは。
- ベト
アボカドは落選だ
細かいことにガタガタ言うのはクレーマーみたいで申し訳ないのですが、気になったので言います。
せっかくラッパー・フォルムが出てきたのになぜ否定する!? 確かに、シューベルトのようにいつもバカ丁寧な奴にラップで馴れ馴れしく喋られるとうざいけど(私はそこがいいと思っている)。
否定する意味もないし特に面白くもないから、いつもみたいにスルーすればよかったんじゃないですかねこれ。個人的には余分な一言だなあと思いました。
- ショパン
大人の事情だったりして
モツカツカツだしねえ
おいそこ! 制作側の裏事情を漏らすな!(笑)
- 観客がほぼハッシー
1期19話の「白鳥の湖」のムジークのチョバダと同様、リアルの出来事じゃないとモブがほぼ全てハッシーになるようです。ハッシーって便利だな(?)。
Aパート
- 神楽奏助(ハママツ出身) 初出場
待て待て、司会者が歌うなww
歌が終わった後のみんなのゲッソリ感がよかったです。特にリストさんの声。
今後、奏助がこのほろびのうたでワーグナーを足止めしてベトたちを助ける展開があると面白いですね。
- 出場者テロップに出身地と出場回数が書いてある
じわじわくる。でも出身地を表示してるところにはなけなしのEテレっぽさもある。
しかし、ちょっと待てよ。前世はそれで合ってるけど今世は皆ハママツ出身なのでは……? おや、こんな時間に誰か来たようだ。
- やってらんない気分のクラクラ
オヤジ返りしてゲップまで出しちゃうやる気のないチャイコ好きだわ~。
- フランツ・リスト(ライディング出身) 初出場
いつの間にか小林●子っぽい衣装になっててびっくり。いや、やるならリストさんだとは思うけどね!
- フレデリック・ショパン(ジェラゾヴァ・ヴォラ出身) 初出場
だ、段ボール被って震えてるぅ~! そしてケツだけ歩きで退場してるぅ~! ショパンお前やっぱりクレヨンしんちゃんをちょっと意識してるだろう、そうに違いない!
- カバを観てたらクソガキのことを思い出したチャイコ
ドボちゃんには未だにカバという認識しかないらしい。もう前世の親友設定はきれいさっぱりなくなってしまうのでしょうか? 乞うご期待!
- ピョートル・チャイコフスキー(ヴァトキンスク出身) 初出場
かわいい衣装で「ウオォォォ!」と雄たけびを上げているギャップがたまりません。
- テクラ・バダジェフスカ(ワルシャワ出身) 初出場
バダのムジークの衣装ってかっこいいですよね。
- ワーグナー
第1シリーズのムジークしかないなんてキミたちらしいよ
あの純真無垢なワー君までメタい発言してる。どうなってんだこのアニメw
ていうか2人にまだムジークがついてないのはお前らが加入してきたせいだからな。あとこの13話みたいに新規ムジークのない話を何個か作ったせい。
- 怒りのあまりガニ股になるチャイコ
ちょ、笑い死ぬからやめてぇw その衣装でガニ股はダメよ、おやっさんww
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ボン出身) 初出場
もはや奏助の司会なしで進行してるよ!? 物事の順番は守ろうね、ベト!
- 仲間割れする紅組
言い合いしても最後にはちゃんと肩ポンポンしてる。チャイバダかわいいよチャイバダ。
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ザルツブルグ出身) 初出場
だから奏助が涙目になっちゃうってば~! 勝手に移籍しないでモツ!
でも正直ここのモツは「全ての女の子の味方だよ!」って屈託なく言ってるのがちょっとかわいいと思ってしまいました。なるほどねー、人気投票1位(※当社調べ)は伊達じゃないってことか。
- 突然始まるワグ海
ワー君、あんた悪役やってみたり恋愛劇繰り広げてみたりと振れ幅激しいね。
- 畳の部屋でコタツにあたりながらテレビを観ているハッシー
コタツとカレンダーがギョーナ君なのがかわいい。ギョーナ君にはもっといっぱい登場してドンコドンコ歩いてほしいです。テレビの左側のこけしは音羽ロイド5人を模したものでしょうか。背丈がベト>リスト>シューベルト≧ショパン>モツになっていますが、本物はベト>シューベルト>ショパン≧リスト≧モツな気が。(参考:キャラクター | アニメ「クラシカロイド」HP)
Bパート
- フランツ・シューベルト(ウィーン出身) 初出場
だから勝手に移籍するなよ奏助がかわいそうだろ!! これだから社会の厳しさを知らないニートどもは困るよ。
んでまた巨大化するし。結末はもう見えてます。いよっ、やられ役! かわいそうだけど大丈夫、いつかそれなりに報われるって信じてるから。報われなかったら最終奥義・二次創作を発動するから。
- ヨハン・セバスティアン・バッハ(アイゼナハ出身) 初出場
キャー、ヘリコプターから飛び降りて登場よ、かっこいいわバッハ様!
- 素っ裸で横たわるシューベルト
なぜ毎回やられると服が脱皮したみたいに脱げて裸になってしまうのでしょうか。ザ・グレートの神秘。
- リヒャルト・ワーグナー(ライプチヒ出身) 初出場
はいはいシリアスシリアス(鼻ホジ)。三弦さんはいっぺんワーグナーとドボちゃんに謝った方がいいよ。
- アントニン・ドヴォルザーク(ネラホゼヴェス出身) 初出場
ドボちゃん待ってたよー! ワーグナーが嫌になって戻ってきたんだね!
- 野鳥の会のみなさん
唐突にシュール。ハッシーは体色を変えることもできるんですね。
- ベト
音楽に勝ち負けなどない!
紅白にした意味はどこへ!?ベトが
崇高なる音楽の前に敵も味方もない
って言ってる時のシューベルトが非常にビミョーな表情をしているのですが、あれは感動しているのかそれとも呆れているのか。
私は呆れているのだと思います。「そうは言っても紅白なのですから勝ち負けはつけたいものです」とか考えてそう。
- エンディング映像
1期の全話の場面がちょっとずつ映し出されています。こうして改めて並べられると感動的だしカオスだな~。
どれもなかなかぶっ飛んでいるのだけど、特に22話の遊具のパンダに揺られているベートーヴェンが異様な存在感を放っています。
次回予想の前に宣伝です。
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まだ第1シリーズのCDを購入されていない方は、この機会に購入なさってはいかがでしょうか?
以上、宣伝でした!
14話「恋せよアイドル、旅せよコビトカバ」予想
毎回無駄に張り切ってやっている、次回の展開を予想するコーナーです。長いです。興味のない方は他の第2・第1シリーズの感想でもいかがでしょうか。後書きにリンクを付けています。
公式の告知
- 公式サイトのあらすじ
自分勝手なワーグナーの行動に納得できないドボちゃんは、アルケー社を離れ音羽館へ。するとそこでは、アイドル活動無期限停止となってしまったチャイコとバダがやさぐれていた。落ち込んだふたりを元気づけようとする音羽館の住人たちと奏助。一方、暖かく歓迎はされたものの、自分の意志が伝わらないことにショックを受けたドボちゃんは、意気投合したパッド君と旅に出る。
―公式サイトあらすじ紹介:♪14 恋せよアイドル、旅せよコビトカバパッド君、いつの間にカバ語を解するようになったのだ……!?
- 予告映像
- NHK公式サイトの予告動画のサムネイルで新幹線が出ている
- いっそ新世界へ旅に出たいと言うドボちゃん。新世界って大阪のあそこですか?
- と思ったら新幹線がシンオオサカに到着する。ご丁寧に撮り鉄の姿もある
- 映画館でめちゃくちゃ気まずい雰囲気のバダと奏助
奏助にバダはやらん! 俺はチャイコかドボちゃんしか認めないぞ! と息まいていた私に朗報です。
これたぶんドボバダ来るわ。奏バダと見せかけてドボバダになるわヒャッホーイ!!
なぜなら、ドボちゃんがメインの話なので、尺の都合上、ドボちゃんに全く関係のない恋愛話に時間が割かれるとは思えないから。加えて、12話でバダに「かわいい」と言われたドボちゃんが赤くなるという一種のフラグを目撃したから。まあドボちゃんが奏バダを助ける展開になるかもしれませんが、バダは毎回奏助とのフラグをバッキバキに折ってるからここでいきなりいい雰囲気になられてもビミョーです。そうなるくらいだったらチョバダがいい。
いや、まさかのドボチャイ、あるいは大本命チャイバダが来ちゃうかも? 夢が膨らみますねえ!
- NHK公式サイトの予告動画のサムネイルで新幹線が出ている
- 公式Twitter
また「新世界から」からですか!? いや、第2楽章も嫌いなわけではないので別にいいんですけど……ドヴォルザークと言えば他にもあるじゃないですか、色々。次回のTVアニメ #クラシカロイド は、1/6(土)17:35~NHK Eテレにて、第14話『恋せよアイドル、旅せよコビトカバ』をお送りします!
— クラシカロイド_BNP (@Classica_BNP) 2018年1月3日
ムジークプロデューサー:千聖(PENICILLIN)、Vocal:将(A9)による、ドヴォルザークのムジークが登場!原曲は“新世界から”第2楽章です♪
2018年の始発列車、出発進行!!
展開予想
ワーグナーがダサいアイドル活動に傾倒していくのにうんざりしたドボちゃんは、ワーグナーが寝ている間にこっそり部屋を抜け出し、古巣の音羽館へ足を運ぶ。ワーグナーの部屋はチャイコに、ドボちゃんの部屋はバダにあてがわれており、ドボちゃんはバダと一緒の部屋で眠ることになった。
ところで、音羽館ではチャイコとバダが絶賛やさぐれ中。
ドボちゃんは主に前世の親友・チャイコを案じて、気を落とさないよう2人にアドバイスするが、カバ語なので全く話が通じない。バダに「ぷぎぷぎ言ってる! かわい~い!」と撫でられるばかりだ。
さらに、チャイコがしばらくの間ドボちゃんの食事当番を任されることになり、最近はだいぶ安定していたドボちゃんの食事が一変。やたらとウォッカを使った酒臭いゲテモノ揃いになる。
そのせいで何度意識を失っても、誰もチャイコの作るカバフードがヤバいことを分かってくれない。バダに「寝ちゃったよ! かわい~い!」と抱き着かれるばかりだ。
自分はカバではない。人間なのに。ドボちゃんは毎晩バダの部屋で涙にむせぶ。
バダはそんなこと知る由もなく、夢の中でドボちゃんと楽しく遊んでいるようだ。バダにとっては、ドボちゃんと戯れている時だけがこのつらい現実を忘れていられる貴重な時間なのだ。ドボちゃんはそのこともまたよく理解していた。
一方、奏助はこのところ毎日足しげく音羽館に通っていた。理由はただひとつ、バダきゅんがいるから。
ある日、とうとうバダに映画館デートの約束を取り付けた奏助は、有頂天になってバダの手を引き、映画館へ出かけてしまう。パッド君を玄関先に置き忘れたままで。
ドボちゃんが散歩をするために玄関に出てくると、奏助の名前を呼ぶパッド君を発見した。
ダメ元で話しかけてみたところ、なんとパッド君は瞬時にドボちゃんのカバ語を解読。2人は意気投合し、その勢いで、「こんな場所は飛び出して『新世界』へ行こう」と決意する。
さて、2人が駅に着いてみたはいいものの、カバとAI付きタブレットが正攻法で電車に乗れるわけもなく、駅員に一度は追い返されてしまう。
2人はためらうことなく改札を強行突破した。 ※よいカバとタブレットのみんなはマネしちゃダメだぞ!
新幹線改札の先には、ドボちゃんが夢に見た新幹線がずらり。2人が乗るのはトウカイドウ新幹線、行先はシンオオサカである。
場面は変わって、バダと奏助の映画館デート。奏助の選んだ映画がクッソつまらなかったため雰囲気は最悪。奏助が引き留めるのも空しく、バダは音羽館へ帰っていく。
音羽館のリビングではチャイコがテレビを観ていた。テレビには、おいしそうなたこ焼きや、猥雑な街並みが映し出されている。
「いいねー。ここどこ?」「シンセカイっちゅうところらしいべ。どーせやることもねーし、行ってみっか?」
再び場面は変わり、ドボちゃんとパッド君の乗った新幹線はシンオオサカに着く。
珍しいものだらけのオオサカにドボちゃんは大喜び。パッド君も知識はあるけれど実際に訪れたのは初めてなのでウキウキしてしまう。
そんな彼らにオオサカの人々は陽気に声をかけてくれる。カバであるかどうかなんてお構いなしだ。
ある時はたこ焼きを口に詰め込まれ、ある時はリュックいっぱいにアメちゃんをもらう。
次第に日が暮れてゆく街の中でドボちゃんは思った。
ここがわたしたちの新世界か。素晴らしい。一生ここで過ごしたいくらいだ。
そうだ、ここをわたしの第三の故郷としよう! (第一の故郷はチェコ、第二の故郷はアフリカ)
ドボちゃんは無意識にムジーク「新世界から 第2楽章」を発動する。
シンセカイにある全ての人・モノと、ちょうどシンセカイに到着したばかりのチャイコとバダが、ムジークに巻き込まれる。
ムジークが創り出したのは、チェコとアフリカがブレンドされたシンセカイの街だ。
チャイコとバダ、ドボちゃんとパッド君は、ムジークで街が引き伸ばされた効果により、それぞれ離れ離れになってしまった。
チャイコはとある家の軒先にパッド君がぶら下がっているのを見つける。困り切った表情のパッド君と一緒に、チャイコは残りの2人を捜すことにした。
一方バダは通天閣の中に迷い込み、とりあえず一番上を目指して走っていた。
展望台にたどり着くと、ドヴォルザークが二本足で背を向けて立っている。彼の眼下にあるのは愛しいもの全てを混ぜ合わせてつくられた彼だけの故郷だ。
「ちょっと、元に戻してよドボちゃん! わたしまだたこ焼き食べてないんだよ!」
「では、一緒に食べに行きますか、バダジェフスカさん。とてもおいしい店を知っているんです」
ドボちゃんが人間の言葉で喋ったことに衝撃を隠せないバダ。しかしドボちゃんに手を引かれ、展望台のガラスを割って街に飛び出すと、そんなことはどうでもよくなった。
ドボちゃんとバダは、ドボちゃんのおすすめの店でほくほくのたこ焼きを買った。そこにちょうどチャイコたちも通りかかる。
近くのベンチで4人で(3人で?)たこ焼きを食べながら雑談をするうち、チャイコはこのカバが自分のかつての親友・ドヴォルザークであることに気づく。
その瞬間、ダラダラ鼻水を流してドボちゃんにすがりつくチャイコ。やっと分かってもらえて嬉しそうなドボちゃん。それを微笑んで見守るバダ。おいしそうなたこ焼きが食べられなくて悲しむパッド君。
4人はいつまでも幸せそうに語り合っていた。
音羽館では、一気に4人もいなくなったのでさすがに大騒ぎになっていた。
そこへ4人はひょっこり帰ってきた。歌苗は彼らを叱ろうとするが、チャイコとバダが音羽館を出ていく宣言をしたのにびっくりして言葉が継げなくなってしまう。
今後は「クラクラ」に戻り、独自にアイドル活動を続けていくらしい。どうやらムジークの中でドボちゃんのアドバイスを聞き、立ち直ったようだ。
奏助は、「バダきゅんどうして!? もう少しここにいようよ」と懇願する。
しかしバダは冷たく言う。「ああ、たまには遊びに来るかも。わたし、ドボちゃんのこと好きだから」
バダはドボちゃんの頬にちゅーをすると、スキップで音羽館を出ていった。
「あの、奏助君? 気にすることないですよ、あれは動物などに向けられる『好き』と同じ意味です」
ドボちゃんは必死で奏助を慰める言葉をかけたが、当然「ぷぎぷぎ」としか聞こえない。
頼みの綱のパッド君は奏助のあまりの落ち込みように通訳を忘れて奏助のフォローに回っている。
「俺……カバに負けた……カバに……!」奏助の泣きはらした目が、恨めし気にドボちゃんを見据えた。
ドボちゃんの災難はまだまだ続くようだ。
解説
無理矢理ドボバダにしました。バダが惚れる過程の描写が足りないように思いますが、イケボアドバイスにグッときたということにさせてください。ちなみに大阪は2回くらいしか行ったことがなくて、新世界に至っては人通りの少ない平日の昼間に訪問しているため、リアリティゼロですすみません。
こんな効果のムジークにしたのには、2つ理由があります。
1点目。「新世界より」が元来アメリカからチェコに向けた望郷ソングである(参考:交響曲第9番 (ドヴォルザーク) - Wikipedia)ことに加え、その第2楽章は「遠き山に日は落ちて」などの郷愁を漂わせる歌に編曲されています。したがって、ドボちゃんが自分の心の中にある故郷チェコ(とアフリカ)を出現させるかもしれないと思いました。
2点目。このアニメは背景がきれいだから、チェコとアフリカと日本がブレンドされたカオスな光景を幻想的に描いてくれるのではないかと思いました。
1ミクロンも当たってなくても次回がドボちゃん回であることだけは間違いない。楽しみにしてます!!
最後までお読みくださりありがとうございました!
14話の感想は以下の記事に書きました。他の第2・第1シリーズの感想は「関連記事一覧」からご覧いただけます。
- 『マドモアゼル・モーツァルト』紹介記事:
リストとチャイコフスキーの女体化に衝撃を受けた皆様には、こちらの漫画もオススメです。
- 『おそ松さん』2期感想記事:
藤田監督の超人気アニメ、2期が始まりましたね! 感想を書いてみました。
- 『ドラえもん』旧作映画紹介記事:
『ドラえもん』旧作の映画の中からオススメの3本をご紹介しています。
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第2シリーズ: Amazonビデオ / dアニメストア / VideoMarket / バンダイチャンネル / ビデオパス
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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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