星を匿す雲

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【感想】クラシカロイド第2シリーズ3話「ひと目会ったその日から」:革命は合コンから萌芽する

全国1億3千万人のクラシカロイダーの皆様、こんにちは。赤城です。
合コンに参加したことはおろか誘われたことすら一度もない筆者ですが、クラシカロイド第2シリーズ(2期)3話の感想をだいたい箇条書きで書きました。

※他の第2・第1シリーズの感想はページ末尾の「関連記事一覧」からご覧いただけます。




♪03 ひと目会ったその日から

全体を通しての感想

ず一言申し上げておきたい。
モーツァルト回だと思って観たら海月回だった」
な、何を言ってるのか分からねえと思うが(略)。
次回予告はモーツァルトが話してたし、ムジークを出すのもモーツァルトだけど、話の中心は圧倒的に海月。一般市民なのになんだろうあの存在感。彼女がこんなレギュラー級のキャラ付けをされるとは思っていなかったのでびっくりしました。
第2シリーズでは彼女やモツ親衛隊、その他一般市民のエピソードが少しずつ掘り下げられていくのでしょうか。今まではほぼクラシカロイドだけで話が構成されていて寂しいな~と感じることもあったため、彼女たちの出番が増えることを期待しています。


さて、そんな海月回の第3話、個人的にはかなり楽しかったです。色々とおかしい合コンの風景、それに伴い何かに目覚める海月ちゃん、革命だの種を植えるだのと無駄にスケールの大きな話に発展するワグ海、そして最終的にツッコミ役が誰もいなくなるという、自分が好きな系統のギャグ回だったので。


また、ワーグナーの見た目相応のかわいらしさが描かれた点も良かったです。1話で腹黒ショタ100%、2話で腹黒ショタ90%悲しい境遇10%と来て、3話で一気にかわいさ100%にするとは、うまいなあ。ワグ担激増の予感。
前回まではワーグナーに対し散々な評価を下していた私ですが、3話の彼は普通にかわいいと感じてしまいました。なんたる不覚だ。


以下、特に面白かったところについて箇条書きで感想を書きました。



Phase:モツ(Aパート)

  • メンバーにドボちゃん
    海月ちゃんがのちにツッコミを入れてくれてましたが完全なる出オチでしたねw ワーグナーが身代わりに置いたのかな。
    ちなみに前回の超テキトーな3話予想ではドボちゃんが最後のオチに来るんじゃないかと予想していたので、正反対の結果となりました。


  • その場で合コン必勝法についてググり始める奏助
    遅いって。いつ決まったのか知らないけど準備できる時間はあっただろうに。まるで普段の自分を見ているようで胸が痛い。


  • モツ以外合コンは初めて
    んで何をやるかもよく分かってない。大丈夫か、この人たちw
    あと親衛隊の皆さん、海月ちゃんが物知りでいつも本読んでるからって正しい合コンの知識があるとは限らないよ!? 本で得られる知識とそっち系の知識って全くの別物だから!


  • 海月ただし、合コンしょっぱなから行うべきものではなァい!
    海月ちゃん、表向きは平静を装っていながら内面は大仰かつテンションが異様に高い。そして喋り方も独特
    ここから始まる海月ちゃんの怒濤のツッコミタイムは、海月語録とでも名付けるべき名ツッコミのオンパレードでした。
    個人的に特に良かったのが
    • 不健全ン!
    • ピンクのエロガッパが元凶か
    • この合コン砂漠に、天使がッ舞い降りたァッ!
    でした。皆さんのお気に入りはどの台詞でしょうか?


  • Eテレに再びピー音が響いた日
    1期12話以来だ。こいつ本当に下ネタが好きだなあ。そのうち映倫に訴えられるんじゃないか。


  • 尻文字を書け
    尻文字を書くのが女の子じゃないと分かった途端、興味をなくすモーツァルト。そこまで自分の気持ちに素直になれるって羨ましい!(皮肉)
    ショパンは一瞬だけでしたがまるでクレヨンしんちゃんのようでした。シャイなだけで意外とノリはいいよね。


  • ワッくんにチュー
    命令した時のモーツァルト変顔ここに極まれりって感じで最高。黙ってれば美形なのに。


  • ピンクのエロガッパ
    先ほどベストオブ海月語録としてご紹介たしました。1期16話ロン毛下ネタKY男と並ぶモツ専用パワーワードだと思います。これから私も積極的に使っていきたい所存。


  • 女の子が苦手なワーグナー
    リスト限定じゃなかったのか。
    史実のワーグナーの女性関係は結構派手だったらしいですが、女好きというよりは女性に依存することで心の安定を図っていた節があるので、まあそれっぽいかも。


  • モツがワーグナーをクソガキ呼ばわり
    相当根に持ってますね、部屋取られたこと。


  • ワーグナー歳だって全然上だし
    え……中身オッサンじゃなかったの……!? 今の見た目ではそのように表現するのが妥当だと判断したのか、それとも前世の青年期以降の記憶がないのか?
    なんにしてもその台詞はひどいw 別におばさん扱いはされてないよ、海月ちゃん落ち着いて!



Phase:海月(Bパート)

  • 不純異性交遊のない合コン
    それは果たして合コンと言えるのだろうか(反語)。いや~でも私は実際参加するんだったらこのくらい穏やかなのがいいですハイ。


  • ワーグナー急進的な新体制は砂の城郭のごとく脆い
    いきなりシリアスっぽい台詞来たー! ちょっと感動するー! だがしかし、合コンの話である。
    史実のワーグナーがドイツ三月革命に参加するも失敗に終わった経験を踏まえているのでしょうか。旧体制側にモーツァルトがいるって象徴的ですね。のちにベートーヴェンが加わるのがまた。古典派の権化みたいな人たちだもんな。


  • アイドルにとっての合コンの意義を力説するバダ
    そんなこと言われても、クラクラ以外はアイドルでもなんでもないのですが!?
    一見まともそうだけどやっぱりクラクラも大概だと思います。合コンを引っかき回すだけ引っかき回して収録に間に合わないからと帰っていくの、まさに外道


  • ウザがらみするチャイコ
    オヤジ返りしてる時ほど彼女が輝いている瞬間はありません。
    このあたりから画面の中がカオスになり始めましたね。


  • ベト俺のギターを聴け!
    どこのバサラさんでしょうか。美しい合コンに感動したとかではなく、もはや自分のギターを聴いてほしいだけでしょw


  • 歌苗が帰宅
    部活サボられて部屋ぐちゃぐちゃにされてたら、私だったら激怒するけどな。歌苗ちゃん懐広いなあ(遠い目)。



「ラブゲーム大作戦 ~フィガロの結婚より~」

ムジーク

背景がすごくかわいいですね! 矢印がぎゅーんと伸びていく演出も好きです。

その効果は、別名:ドリームカップル100%の通り、おそらく意中の相手(幻)とラブラブになれるムジーク。
個人的にはなんか空しくない!? と思ってしまいました。夢の中だけでもみんな幸せに、心躍る時間を過ごしてほしい。1期20話を経ると、そんなモーツァルトの気持ちもよく解るのですが。


以下、気になったキャラについて感想を書きました。

  • バダきゅん
    好きな人がバッハ様だったのが意外でした。そういえば1期8話でそれとなく伏線が張られてましたね。まさかこんなところで回収されるとは。

  • ドボちゃんとハッシー
    うまい棒がそんなに好きですか、そうですか。

  • ベートーヴェン
    意中の人の姿が見えませんが……まさか自分自身? あ、ありうる~。1期22話の自分大好きっぷり半端じゃなかったもんな。

  • シューベルト
    え? 今回いなかったじゃないかって? すみません、私シュ担なもので。
    もし彼がこのムジークに巻き込まれていたら間違いなくベートーヴェンの幻が出てきたのではないでしょうか。なお、これは私の趣味ではなく、今までの話からの純粋な推測です(笑)。

  • ワーグナー
    唯一相手が幻じゃなかった。つまり脈アリってことなのかな。頑張れ、ワーグナー
    今後、この時の海月との会話がワーグナーの「革命」への熱意を裏打ちするものとなった、的な展開になるのかもしれません。胸が熱くなるね。だがしかし、あくまで合コンの話である。


聴いていると自然と心がウキウキしてくる曲ですね。

原曲と比較すると、一番初めのターンタータ(略)がはっきり同じだと分かるのと、好きな人に好きと~がちょっと見当がつく程度で、他は「原曲どこ行った」って思いました。フルやインストバージョンならもう少し聞き取れるかもしれない。やはりCDの発売が待たれるな。

フルバージョンの感想も別の記事に書きました。よろしければご覧ください。





ちなみに、ムジコレ4は12月13日(水)に発売されました!!

ムジコレ5の予約注文もできるようになりました。





最後までお読みくださりありがとうございました!
4話の感想も書きました。よろしければ覧ください。その他の第2・第1シリーズの感想は「関連記事一覧」からご覧いただけます。









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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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