星を匿す雲

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主にTVゲーム、アニメ、歴史漫画、史跡巡りの感想を書きます。基本的にネタバレあり。

【感想】ドラゴンクエストビルダーズ:勇者様御一行じゃない人たちが世界を立て直す物語

皆様こんにちは。赤城です。

スクウェア・エニックスPS4/PS Vita/Nintendo Switch用ゲームドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ(DQB)のネタバレあり感想の記事です。章ごとに感想を書いています。

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感想

各章とフリービルドモードの感想です。



1章:メルキド

  • 全ての章の中で一番「一から作りあげていく感」に満ち溢れていて胸熱
    一番最初の章なのに、突然ほぼ何もないところに放り出されますからね。不安感半端ないですよ。

    土を2段盛って簡素な家を造っても、ゴーストが平気で侵入してくるし。「モモガキの実」しか食べられるものがないし。

    でも、ピリンが的確にお題を出してくれるおかげで、物を作る力を使いこなすようになれて、だんだん仲間も増えて、食べ物なんか自分で取ってこなくてもよくなって。

    ああ、文明ってこうやって発展していくんだなあと実感した次第です。


  • 「いしのまもり」という概念を獲得してからはウハウハ
    ロロンドが古代の文献から読み解いた「いしのまもり」。自動的にモンスターを倒せてアイテムもゲットできてとても便利です。

    怠け者でアクション苦手な私は、敵が攻めてきたときに戦う手間を最小限に留めるために、「いしのまもり」を拠点の全方位に築きました。さらに、近場のスライムがよく出没するスポットにも「トゲわな」を設置。

    その結果、大部分の敵は戦わずして勝利でき、アイテム取り放題というウハウハな状態に。あの忌々しいブラウニーでさえ石垣は壊せませんからね。ニヤニヤが止まりませんよ。

    そんなわけで、「おっしゃ、この作戦は後の章でも使ったろ!」と息巻いていたのですが……まさかその後4章までトゲわなが手に入らないとは思いませんでした(笑)。


  • お別れはつらかった
    1章のみんなとお別れするのは本当につらかったです。後の章とは違って、ビルダーとしての知識も経験もなく、本当に右も左も分からない時期を一緒に頑張ってくれた仲間たちですから。

    今生の別れって気分でロロンドの台詞を読んで、ちょっとうるっときてしまいました。

    まさか4章で再会できるとは思いませんでしたが、それも一部のキャラだけだしなあ。

    せめて4章だけでも、攻略し終わった大陸に訪ねて行けたりするともっと面白かったんじゃないでしょうか。あるいは、フリービルドモードに全キャラ登場してくれるとかね。




2章:リムルダール

  • エルが強すぎてワロタ
    色々なことを「おお! ○○でした!」で済ませてしまうところが精神的に強い。終盤で少しだけ弱気になるけどそれもほぼ一瞬で吹き飛ばしていました。

    さらに主人公より攻撃力も体力もあるところが素敵だなと思いました。この世界の住人って、基本的に主人公より地の攻撃力と体力が高いですよね。ある程度は魔物と戦う力がないと生き残れなかったからですかね。


  • 仲間になると思っていたキャラたちがゾンビ化する恐怖
    エルと一緒に作った病棟に患者がどんどん運び込まれて、「この章はたくさん仲間ができるのかな? 大所帯か~嬉しいな~♪」なんて暢気に構えていたら、男ばかり3人がゾンビ化してしまいました。

    大変ショックでした。お前ら、私がどんだけ苦労して料理作ったと思ってるんだ……ううっ……。

    これで拠点にはゲンローワじいさんの他には腰抜けのノリンしか男がいなくなってしまったと思っていたわけですが(主人公は女性でプレイしていました)、最近ザッコが男性であったことが判明しました。マジか……ノリンの子供ばかり増えることにならなくてよかったね。


  • 石垣とトゲわなが造れないので濠を造ってみた
    1章で「いしのまもり」大作戦が成功を収めたので2章でもぜひ使いたいと思っていたのに、いつまで経っても「神鉄炉と金床」が造れず、拠点は土と木のまま。襲撃のたびにブラウニーたちに破壊されてしまい、資源の限界というものを初めて身に沁みて感じました。

    代わりに、襲撃のよくある方角にを造ることを思いつきました。これにより、その方角から来た敵はもれなく濠の中に閉じ込められます。そして「火をふく石像」も左右に設置。それなりに役に立ちました。

    住人にどうしても手伝ってもらわなきゃいけなくなったときのために、拠点には、「わらのとびら」を一枚隔てて濠へ上り下りできる階段を用意しました。モンスターたちは、フェンスやバリケードだと壊したり乗り越えたりして平気で侵入してきますが、藁でできてる脆弱なものでも「とびら」系はなぜか開けられないんですよね(笑)。




3章:マイラ・ガライヤ

  • 筋肉の圧力がすごい
    3章はとにかくコルトが言い放ったこの一言に尽きます

    登場人物の半分以上がマッチョゆえ、何をするにもまず筋肉の有無が問われる。なんだこの世界、愉快すぎるだろ。

    そのわりに発明する道具は一番知性的な謎。いや、マッチョ=バカとは思ってないけどさ。大砲や車を造ることになるとは思わなかったよ。

    きっと主人公の枕元にもベイパーが毎日ダンベルを置いていたんだろうな、と想像するとちょっと和みます。


  • ヒロインはガロン
    3章のヒロインはずばりガロンです。アメルダではなくガロン。これ絶対。最後の見送りも彼ですし、間違いないです。

    序盤の「オレ、積極的な奴に弱いんだよな」発言がかわいい。それに、あんなに筋肉ムキムキのくせして敵が襲ってくると逃げ惑うのもかわいい。いや、拠点に2人ぼっちのときはモンスターの襲撃があるたびにあのヤローよくも逃げやがってと殺意湧いたけど。1人で戦って何度死にかけたことか。


  • 仲間と罠はあまり役に立たない
    3章で新しく登場した「連れ歩き」機能とスイッチを使った各種の罠は、私のプレイが下手なせいかあまり役立ちませんでした。

    仲間を連れて行ってもどこかの崖で勝手に置いてけぼりになって、連れ戻すのにとても手間がかかりました。高い崖でもマグマの中でも、主人公みたいになりふり構わず飛び降りてくれればいいんですけどねえ。体力は主人公よりあるはずですし。

    罠はただ敵を遠くへ飛ばすだけでダメージを与えられなくてがっかりしました。あ、でもよく考えたら遠くへ飛ばして大砲でどっかーんという作戦が有効なのかもしれない。あとでやってみます(笑)。

    そしてなぜか連れ歩きは3章しかできないという謎。なぜ!? せめてロストール編では三賢者くらい連れ歩かせてよ、私の仲間なんだよ!?(半ギレ)




4章:ロストール編

  • 死の大地をめぐる冒険
    しょっぱなから何も素材が取れないし、主人公の存在に勇気づけられてここまで来てくれた旅人さんも死んでるし、空腹を抑えるためになんかよく分からんじじいに唇を差し出さなければいけない。この圧倒的絶望感

    せいすいを作るまでは本当にもう気が気じゃなかったです。逆にせいすいが手に入ってからは、ロストールの周囲は「くすりの葉」や「しろい花びら」、鉱石などの素材の宝庫で、かなり気が楽になりました。


  • 三賢人の持ってきたもの
    ロロンドの持ってきてくれた火をふく石像とトゲわな、アメルダの「まほうの大砲」はラスボス戦まで大変重宝しました。同じ材料を持っているのに拠点で新しく造れないのは残念でしたが。

    エルは「やくそう」を持ってきてくれましたが、そんなことより毎日料理をしてくれたのが嬉しかったです。エルが来るまでほぼ誰もレンガキッチンに入ってくれなかったんですよ、マジで。常に空腹で、必死で拠点内の水場でカエルを釣っていました


  • 勇者のなれの果て
    出てきましたね。初代は未プレイですけど相当心にクるものがありました。かつては私たちプレイヤーの分身だったキャラなのに、変態みたいな格好してる上に、完全に頭おかしくなっとるやん。

    エルが言ってたように、初代ドラクエの勇者(プレイヤー)はずっと「魔王を倒す」という目的で一本道のストーリーを歩き続けていました。その果てに、不意にあんな質問をされたら、そりゃあ「はい」って答えますよ。どうなるのか興味あるから。それでもしゲームオーバーになっても、プレイヤーはセーブデータからやり直せばいいんだもの。

    でも、実は「はい」を選んだ時点で世界は分岐していて、プレイヤーが「いいえ」の世界に舞い戻った裏で、「はい」の世界もずっと続いていた。っていうのが、ビルダーズのストーリーなんだと思います。ラライの言葉から解釈すると。


  • 主人公は「勇者になれない」
    序盤でルビスに「あなたは勇者ではありません」と散々くぎを刺されている主人公を見、資格のない者が下手に力を使うととんでもないことになると各種コンテンツから学習している私は、主人公は誰に何を言われようが竜王を倒そうとはせず、次の勇者が生まれるのを待つのかな、と思っていました。

    ところがどっこい、寿命が縮まると言われても、主人公はみんなのために竜王を倒したいと言います。ええっ、そうなの!?

    初めて私の感覚と主人公の言動が離れ離れになってしまった気がしました。まあ、そうでもしないとさっぱりした結末にならないから仕方ないですかね~。


  • 道具の力で竜王戦前半を制す
    ラスボスの前半戦はなんとか頭を使った戦い方ができました。

    火をふく石像で竜王の間の入り口付近にバリケードを造り、その前にトゲわなをたくさん置くのです。素早く設置する自信があるなら、バリケードに使うのは石垣でもいいかもしれません。

    するとあら不思議、竜王の影は次々とトゲわなの前に倒れていきます。

    竜王の守りが消え去ったら、予め近くに設置しておいたまほうの大砲をバンバン撃ちまくります。

    これをだいたい3回~4回繰り返すことで、楽に勝てます。怠け者やアクション弱者にオススメの戦法です。ものすごく時間がかかりますが。

    あとは、竜王の周囲にも火をふく石像を配置する戦法もあります。こちらはさらに時間はかかりますが、大砲さえ撃たなくていいので究極に楽です(笑)。


  • ごり押しで竜王戦後半を制す
    残念ながら最終戦はあまり頭脳戦にはなりませんでした。

    かみつきは回避、毒の息はおとなしく食らうかメルキドシールドで防いでおいて、やくそうで回復してまほうの大砲で攻撃、を繰り返して勝ちました。

    竜王が毒の息で攻撃してくる前にそれ以上の高さまで石垣を積み上げるなんて真似、アクション苦手な私にはできないのです。ていうか、ブロック積みはちょっと操作性が悪いと思います。意図していない場所にカーソルが動いてしまうんだもの。

    なのでゆきのへだけほぼ要らない子と化していました。ごめんねゆきのへ。

    ちなみに後半で負けると前半のバトル開始前まで戻ってしまうのがとてもつらかったです。


  • なぜか生き続ける主人公
    竜王を倒して拠点に戻ってきた主人公。みんなが祝福してくれる中、「ああ、もう残り少ない命なんだよな……」と私はちょっとしんみりしておりました。

    スタッフロールが終わり、主人公の墓を造る三賢人の姿でも映されるかと思いきや、そこにいたのは(ボディー)ビルダーたちの親方として元気に働く主人公!

    いったいどうなっているんだ!? と叫ぶ私を無視して画面はフェードアウトしていきました。

    う~ん、まあきっとあれだ、ルビスが哀れに思って竜王の命の一部を主人公に移植してくれたとか、そんなところだろう。個人的にはなんかすっきりしない終わり方でしたが、もしかしたら2で種明かしされるかもしれませんね。


  • 主人公の結婚相手とは?
    2は主人公の子孫が出るそうです。つまり主人公は異性と結婚して子供をつくるってことなんですよ奥さん。

    そこで、本っ当にどうでもいいですがお相手が誰だったのか妄想でもしておきましょう。

    私は男性主人公ならピリンエル、女性主人公ならロッシノリンガロンあたりかな~と思います。えっ、ロロンドも? う~ん、鼻息が荒い人はちょっと……。



フリービルドモード

残念ながら私には全く楽しみ方が分かりません

だってストーリーがないんだもの! 仲間はろくに喋ってくれないし! 拠点を襲ってくるモンスターもいなくてやりがいがないし! 自分で目的を設定して黙々とブロックを積み上げていくなんて無理ー!!

よく考えると、このフリービルドモードが一番マイクラに近いんですよね。てなわけで、マイクラが無理な私にはフリービルドモードも無理です。完全に放置しております。すみません。




ドラゴンクエストビルダーズ2以降への期待

2018年12月20日というクリスマス戦法ド直球な日に発売されるドラクエビルダーズ2。公式サイトでも徐々に情報が公開されています。

色々改善された点もあるみたいです。

あと、無印では2章でしか実装されていなかった農業が今回はずっとできるのかな?


ちなみに私はドラクエ2も全くプレイしたことがなくて、ハーゴン教団だの破壊神シドーだの言われてもなんのこっちゃという感じです(笑)。発売開始までにプレイしないといけないな……。うん、ビルダーズに人気が出ると元ネタのナンバリングタイトルまで売れて一石二鳥ですね。


それにしても、ビルダーズはナンバリングの"if"を貫いていくものと思いますが、どのナンバリングのifまで出すつもりなのかが気になります。いや、人気が出ればどこまででも出すんでしょうけど。すごく面白いからぜひ続いてほしいです。


ビルダーズ2のネタバレなしレビューこちらの記事に書いています。






感想は以上です。最後までお読みくださりありがとうございました! 2も楽しみにしています。

ネタバレなしレビューは以下の記事で書いています。
ビルダーズ2のネタバレなしレビューはこちら。








※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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