皆様こんにちは。赤城です。
Nintendo Switchの『ファイアーエムブレム 風花雪月』(Fire Emblem: Three Houses)のプレイ日記その4をお送りします。諸事情あって英語版をプレイしております、ご承知おきください。
前回のあらすじ
愛しのエーデルガルトと涙ながらに決別した私は、大司教レアの私に対する執着の深さとエーデルガルトに対する剣幕の激しさに恐怖していた。そんな折、ガルグ=マクの街がエーデルガルトの軍からの襲撃を受ける。レアはドラゴンになって応戦するもなぜかガルグ=マクの街を破壊し始めるなどして暴走、私は戦闘の最中に谷底へ転落してしまった。第2部第1章 暁の同窓会
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
主人公が谷底に落ちてから5年の月日が経過したようです。物語は第2部に移行。章タイトル直後の紙芝居は、第1部までの謎の宗教説話っぽいやつから、フォドラ情勢の解説に差し替わりました。着実にジルオール化していますね。
主人公は懐かしい誰かの声に叱咤されて目覚めました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ソシス、会いたかったよ~! ふざけてあんた誰? とか言っちゃってゴメンね☆
起き抜けに目つきの悪いモブとばったり会ってしまって心臓が止まるかと思いました。一瞬いきなり戦闘に入るかと思った。よかった~ただの善良な村人で。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
モブ氏によると、ガルグ=マク修道院はとっくに放棄され廃墟と化しているが、明日は修道院の創建千年の日だそうです。
創建千年の日。それは5年前の同じ日、エーデルガルトたちと再び修道院で会おうと誓い合った日です。もしかして、修道院に行けば愛しのエーデルガルトと黒鷲の学級のみんなに会えるのでは? 主人公は目つきの悪いモブが止めるのも聞かず、修道院に向かいました。
皇帝エーデルガルトとの再会
果たして、そこには……
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
エ、エーデルガルトおぉぉぉぉ!!! なんだそのヤギの角みたいな王冠!? いやそんなことはどうでもいい! エーデルガルト、私だ、結婚してくれ!!!
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ダメだった。分かってはいたけどつらい。主人公も彼女も、もう後戻りすることはできないんですね。せめて最期は私の手で終わらせなければ……他の誰にも私のエーデルガルトは殺させないぞ。
セテスとの再会
セテスもいました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
5年前と全く変わってないです。レアがドラゴンになって以来ずっと行方不明で、主人公にレアの代わりに教会を導いてほしいと言われました。不謹慎ですが、レアが行方不明でちょっと安心しました。あの人なんか怖いんだもん。
黒鷲の学級のみんなとの再会
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ディミトリ坊ちゃまが処刑されたという衝撃の事実に直面し、「パッケージにも出てるメインキャラをSATUGAIするとはなかなか思い切ったことをしたな」などとメタいことを考えつつ、セテスと一緒に盗賊退治に向かいます。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
いやいや、この人数を2人で捌くのはさすがにきついでしょ。そう思ったところへ、
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
!?
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
!!?
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
!?!?!?
ドロテア、カスパル、ペトラ!? そ、そっか、みんなも創建千年の日の約束のために来たのか。そして、5年経ってめちゃくちゃ成長したのか!!
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
み、みんな、こんなに立派になって……!(涙) 先生は嬉しいよ。リンハルトはちょっと髪伸ばしすぎだと思うけど。前の方が好きだったな(キッパリ)。ペトラはますますエロ可愛くなったねハァハァハァ。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ほう、第1部終了間際に我が学級に駆け込んだローレンツ君は帝国側に回ってしまったのね。あれかな、支援Cまで行かなかったからかな。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
フレンはやっぱり変わっていませんね。見た目的には他のみんなと同じ育ち盛りの年齢だったのに。怪しいですね~。
第2部第2章 国を失った王
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
みんなでエーデルガルト打倒を目指すことになりました。
教会の他のメンツも仲間になりました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
シリル君、なかなかイケメンになったじゃないの。ま、私の好みじゃないけど。
生徒同士の支援会話が恋愛じみてきた件
第1部でストーリー進行の都合で制限がかかっていたらしい支援会話が晴れて開放されました。ベルナデッタとフェルディナントの支援A回収。
実はかなり前に婚約の話が持ち上がっていたけどベルナデッタが呪いの人形を作っているという噂に恐れをなしたフェルディナントが断ったらしい。でもそのときもし会っていたらきっと結婚を承諾していただろうと言うフェルディナントに、顔を赤らめるベルナデッタ。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
おっ、なんだなんだ、いきなり青春ラブストーリー的な雰囲気になったぞ(大喜び)。
続いてベルナデッタとカスパルのAも……
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
かつてカスパルと2人で行った思い出の場所に、2人きりで行きたいと言うベルナデッタ。カスパルは彼女の要望通り2人きりでその場所に赴く。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
これからもまたこの場所に2人で来たいというベルナデッタの願いをカスパルは承諾する。
おいおいおい、なんだこの甘~い雰囲気は!? お姉さん、全力で応援しちゃうぞ~!!
一方、ベルナデッタとリンハルトのA、リンハルトとペトラのAはまあ普通のいい友達って感じでした。
どうやらAまでいくと友達以上恋人未満な関係になることもあるようですね。ウヒヒ、こいつはおいしい。
シルヴァンの葛藤
私がチャラ男と呼んで散々馬鹿にしているシルヴァンですが、実は第1部で既に主人公との支援Bを見ておりまして、彼のチャラい行動が紋章を持って生まれたがゆえの苦悩によって引き起こされていること、彼が紋章に縛られず自由に生きている主人公に嫉妬していることを把握し、なるほどやはりただのチャラ男ではなかったかと感心しておりました。このたび支援Aも開放されたので見てみました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
主人公が殺されそうになったところを助けてくれたみたいです。分かりやすく胸キュンさせようとしてますね。残念ながら私はイケメンが嫌いなので全く反応できませんけど。
シルヴァン氏、主人公救出に関する話題がひと段落すると、自分が紋章に対して抱えている葛藤について、さらに突っ込んだ話をしてくれました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
親も兄貴も女の子も全員、自分を紋章持ちとしてしか見ない(見なかった)。自分もまた彼らに笑顔とウインクで応えなければならないのがすごくつらいらしい。う~ん、闇が深い。すごい紋章を持ってるのに飄々と生きてる主人公に嫉妬するのも無理はないですね。
ベルナデッタが支援Aまでなのが納得いかない
主人公とベルナデッタの支援Aも回収しました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ベルナデッタちゃん、「先生も一緒に来てくれなきゃイヤだよ。先生が一緒なら、わたし、世界のどこへだって行けるんだから」とか愛の告白に等しいことを言ってくれる。それなのに女性主人公との支援S会話がないのは本当に謎。来たれ、DLC……! 女性主人公と全女性キャラの百合エンドを供給してくれ……!
編入生も成長してた
第1部で我が学級に編入してきた生徒は、帝国側に回ったローレンツとさっき出てきたシルヴァンに加え、スカしたお坊ちゃまのフェリクスと朴訥な少年イグナーツでした。第1部で支援Cを達成していたおかげか、彼らもまた修道院に戻ってくれたようなので会いに行きました。まずはフェリクス。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
うん、順当に育った感じですね。
にしても、どうしてこう二次元のイケメンキャラは長髪にしがちなのか。カスパルだけじゃないですか、短髪のままなの。いや、彼はそもそもイケメン枠には入らないのでしょうか。私は元々イケメン嫌いだけど長髪のイケメンは輪をかけて嫌いなので、乙女ゲーマー的な観点ではカスパルに対する好感度が相対的に爆上がりしました。もちろん、純粋な物語の登場人物としてはみんな好きですよ。
まあそんなアホな話はどうでもいいよ。次はイグナーツのターンで……
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ファッ!!??!?
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ファッ!?!????
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ファーーーーーッ!?!??!!??
ハリ●タに酷似している。ていうか、私の好みどストライクなんですけど。私キラキラしたイケメンは嫌いだけどこういう素朴な隠れイケメンは大好物なんです。あ、最後のは次の章で撮ったスクショですが私の受けた衝撃を表現するためにここに入れさせていただきました。
はー、しかし、5年前はこんなに芋臭い子だったのになあ。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
人って変わるものですねえ。はぁーーーー(深い感嘆の溜息)。
罪悪感
修道院を襲ってきた帝国軍を撃退しました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
敵の大将のランドルフ(Randolph)は家族思いで朗らかな青年だったのでしょう。ただ私たちにとっての敵だから無慈悲に殺さざるを得なかっただけ。戦争って悲しいですね。
第2部第3章 拷問の谷
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
同盟の援軍を得るためにマグマがぐつぐつ煮え立っている拷問の谷(Valley of Torment)という場所に行くことになりました。
フェリクスが、「王国にはディミトリがまだ生きていると信じている者もいくらかいる」と言っていました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
こんなあからさまにフラグを立てるってことはたぶん生きてるんでしょう、あのイケメン。
フレンだってお年頃
フレンとフェルディナントの支援Aも達成しました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
あらあらまあまあ、2人とも顔を赤らめちゃって! いやぁ~若いっていいわねえ~!(楽しい) フレンは軽く千歳超えてると思うけど!
突然のセテスx主人公
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
最近ようやくCV子安のくせして裏表のないキャラであることが分かり始めたセテス氏、主人公との支援Aで唐突に「キミがとても魅力的だから私はキミから離れることができないのかもしれない」とのたまいました。
何があった、セテス。いやまあ私は基本のストライクゾーンがおじさん~おじいさんなので、私的にはおじさんカテゴリに分類されるセテスに好かれて悪い気はしないんですが、それにしても何があった。まあ私が見ていないところで主人公との間に色々あったんでしょう、たぶん。主人公がかつてのレアポジションになったことで接触する機会も増えたのでしょうから。
ヒューベルトとの再会
ベルナデッタとペトラのサイドクエストでついに5年後のヒューベルトと再会しました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
以前にも増して痩せこけたな。ちゃんと毎日ご飯食べてる? 先生心配だよ。ちなみに前より髪の毛が短くなってるのはポイント高いですね。
さよならアッシュ君
月末に拷問の谷に赴くと、案の定帝国軍に襲撃されました。その中には、なんとあのアッシュ君が混じっていました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
アッシュ君は義理の父親であるロナート卿を炎帝たちの企みに利用されて殺され、大いに恨んでいたはずです。いったいぜんたい、どのような事情で炎帝=エーデルガルト側につくことになったのでしょうか。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
事情を聞き出すことはできないまま、主人公はアッシュ君を、かつてのかわいい生徒の一人を殺めることになりました。南無阿弥陀仏。
レアは帝国に捕らわれている?
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
戦闘後、同盟の英雄ジュディス(Judith)から、レアが帝国軍に捕らわれているらしいという情報を入手しました。
セテスが「助けに行かなければ!」とか言い出しました。私は正直あまり助けたくないんですけど、あの人怖いから。ま、いずれにせよ今すぐ行くわけではないみたいなので良かったです。
第2部第4章 薔薇色の川
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
クロードと手を結び、彼の軍が帝国軍を遠ざけている間に帝国のグレート・ブリッジ(Great Bridge)を占領する作戦を実行することになりました。
フレンの聖人疑惑、深まる
フレンとイグナーツの支援Bで、フレンが嬉しそうに聖セスリン(Saint Cethleann)の話をしていました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
聖セスリンは父親の聖キコル(Saint Cichol)と聖セイロスと3人でネメシスに挑んだそうです。ねえねえ、それってもしかしてフレンとセテスとレアのこと?
ジェラルトの年齢について
「主人公の父ジェラルトはここ20年余りの間失踪していたが、失踪する前と全く容姿が変わっていない」と、以前アロイスがどこかで言っていました。このたび、主人公とアロイスの支援Bで、ジェラルトがなぜ年を取らなかったのかが明かされました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
酔っ払ったジェラルトによると、紋章持ちの血を注入されたから寿命が延びたのだそうです。せ、生命の神秘(小並感)。
おじいちゃんとおばあちゃんになるまで
一方こちらはシルヴァンとドロテアの支援Aです。プレイボーイとプレイガールなシルヴァンとドロテアは、これまでの支援会話では険悪な雰囲気で突っかかり合っていました。しかし、ここでようやく、シルヴァンは女性たちが自分を紋章持ちとしてしか見てくれないことに悩み、ドロテアは男性たちが自分の容姿と声しか見てくれないことに悩んでいたと打ち明け、お互い似た者同士だったと気づきます。
そして、「おじいちゃんとおばあちゃんになるまでお互いのそばにいたいね」みたいなことを言い合っていました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
ヒュ~、熱烈ゥ!! いいぞ、もっとやれ!!
ローレンツとの再会
グレート・ブリッジ占領作戦の日がやってきました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
この古風な髪型のおっさん、いきなり目の前に現れたのでビビりました。誰なのか全く分からなかったんですが(金鹿の学級ルートの登場人物でしょうか)、そんなに強くなくて安心しました。
グレート・ブリッジの戦いには帝国側についたローレンツが登場しました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
相変わらず芸術的な髪型だな。
ただ、さすがに第1部で育成していたキャラを殺害するのはきついよ、と思っていたところ、
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
打ち負かした後に仲間になるよう説得する選択肢が出てきました。よ、よかったぁ~! 支援Cじゃなくても編入生になってれば助けられるんですね。アッシュ君のことも助けてあげたかったな……。
おのれディミトリ
戦闘後、ギルバートが主人公の前にひょっこり姿を現しました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
今、彼はディミトリに仕えているそうです。やっぱり生き延びてたんだな、あのイケメン。再三申し上げている通りイケメンが嫌いなので死んでいようが生きていようが問題なかったんですが、ま、一応おめでとうと言っておきましょうか(鼻ホジ)。
そんな軽口を呑気に飛ばした次の瞬間、私は絶望の淵に突き落とされることになりました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
なんと、ディミトリが処刑されそうになったとき、ドゥドゥーが彼を助けに入ったというのです。私のお気に入りの男性キャラ第1位で、どう頑張っても黒鷲の学級に編入してくれることはなく、それでもめげずに毎月1度必ず料理に誘っていた彼が、です。それってつまり、ドゥドゥーはディミトリを助けるために命を捨てたってことでは……? ちきしょう、おのれ、おのれディミトリ。やはりイケメンは私の敵だ。
ギルバートは、「これからディミトリとともに帝都に向かいエーデルガルトに勝負を挑むから、自分たちと一緒に戦ってくれないか。それが不可能なら、せめてグレート・ブリッジを渡らせてくれ」と願い出ました。主人公=私はディミトリに一言文句を言ってやりたいあまり彼らについていくと返事をしましたが、セテスに止められてしまいました。
ギルバートは、この行軍が到底勝ち目のない、死に至る戦いであることを十分理解していました。
(出典:ファイアーエムブレム 風花雪月)
それでも躊躇いなくディミトリの意思を遂行しようとするあたり、相当な忠誠心があることが伺えます。ディミトリと彼が過去にどのような繋がりを持っていたのか気になりましたが、ギルバートは間もなく戦場の露と消え、アッシュ君同様、今周回でその秘密は明かされずじまいとなったのでした。
これにてプレイ日記その4は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。次回は第2部第5章から書きます。
※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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