どうもこんにちは。赤城です。
フロム・ソフトウェアのPC/XBOX ONE/PS4/Nintendo Switch用ソフト"DARK SOULS REMASTERED" (ダークソウル)のチュートリアル~1つ目の鐘を鳴らしたところくらいまでのゆるいプレイ日記をお送りします。
ゲームの性質上、グロテスクな言語表現やスクリーンショットが含まれている場合があります。ご注意ください。
- こ、これが死にゲーってやつか!
- せっかく美人呪術師を作成したのに……
- 不死院の本当の強敵
- 出鼻くじきおじさん
- 誠意をみせろおじさん
- 戦闘後に獲得するものについての所感
- 人間性11をドブに捨てた件
- ヘルカイトの活用法
- 魔術と呪術、使いにくくない?
- 火継ぎの祭祀場跡が賑わいを見せてきた
- 今後の展望
こ、これが死にゲーってやつか!
2021年の年始めからニンテンドースイッチでちょくちょく進めているのですが。いやこれ、めちゃくちゃ死にますね。いわゆる「死にゲー」ですね。
私は今までアクションゲームというと、RPG要素が主な売りでアクションはちょっとアレ(褒め言葉)な出来のTESシリーズとか、ビルドとRPG要素が主な売りでアクションはおまけのドラクエビルダーズとか、万人向けのスマブラや星のカービィとか、その他RPGやSLGの派生ゲーとか、そのくらいしかやってこなくて、「死にゲー何それおいしいの?」状態だったので、まだチュートリアル(不死院)も終わってないうちに50回くらい死んで心が折れそうになりました。
それでも心が折れていないのは、
- 景色が綺麗(その景色の中にうごめくクリーチャーどもからは目を逸らして)
- 何十回も死にながら敵の攻撃パターンを把握し、対策を立てて倒すのが楽しい
この2つの理由からです。多分2は死にゲー好きな人に共通する考え方ですよね。うん、死にゲーはおいしい。遅ればせながら私にもちょっとだけ死にゲーの良さが分かってきて、嬉しいです。
せっかく美人呪術師を作成したのに……
ここからゆるっとストーリーに沿ったり沿わなかったりするプレイ日記です。オープニングムービー後のキャラクリはTESシリーズと同程度の魔窟でちょっと残念でした。まあ元はスカイリムと同年代のゲームだし、主人公の顔なんてアングル調整しなきゃ見えないだろうし、どうでもいいや、と思いつつ、それでもクリエイトするのに2時間はかけました。で、自分的にはすごい美人なお姉さん呪術師にしたのですが。
い、いきなりゾンビ(?)姿からのスタートですか~!? この時点では公式サイト含む攻略情報を全く見ていなかったので「は??」って感じでした。美人のお姉さんどこ行った。
でもそのうち復活できるよね? という希望的観測を胸にロードランまでやって来たけど、未だに3回くらいしか美人のお姉さんに戻っていなくて悲しいです。だって仕方ないじゃない、人間性がもったいないと思ってしまうんだもの。基本ゾンビの姿で冒険するゲームってなかなか斬新ですね。
不死院の本当の強敵
不死院(チュートリアル)の一番の強敵と言えば、デーモンですよね。
もちろん私にとっても戦闘的な意味での強敵はデーモンでしたが、時間泥棒的な意味での強敵はダクソの視点とジャンプの仕様でした。
と言いますのも、私、TPSかつ非俯瞰視点に全然慣れていなくて、デーモンのいる部屋に通じる扉を見下ろすバルコニーみたいな場所に出たとき、下に降りる階段があるのに全然気づかなかったんです。それで、「フムフムこれはバルコニーの微妙に崩れている部分から飛び降りろってことですね?」と壮絶な勘違いをして、後ろに下がってはバルコニーに向かってジャンプ! を繰り返していました。さらに、ダクソのジャンプは障害物を乗り越えられる系でないことも把握しておらず。
まごうかたなきアホです。1時間くらいでさすがにおかしいと気づいてもう一度周りを探索し、階段を見つけた瞬間の脱力感といったらなかったなあ。
出鼻くじきおじさん
不死院で謎の騎士から使命を託されてロードランに到着するまではちょっと感動的で、おっしオラこれからロードランで頑張るぞ~! とか思っていたのですが、
篝火の前に陣取ってたおっさんが出鼻をくじいてきやがった。ぼそぼそした喋り方といい、喋ってる内容といい、ブラックな大企業に入社してきたお目目キラキラの新入社員に突っかかる中堅社員かよ。つーか誰だお前。私が亡者とかガイコツとかに襲われて篝火のそばまで逃げてきても助けてくれないしホントなんなのお前。
しかし、この口ぶり、「不死院で謎の騎士から使命を託されてやって来るのは主人公が初めてではない」とほのめかしているようにも感じます。だとすると、主人公は謎の騎士から特別に世界の命運を託されたわけではなく、あの騎士は亡霊か何かで、牢屋を脱出してきた不死人の誰にでも同じことを繰り返しているってことですかね。二重の意味で出鼻をくじかれたよ。
誠意をみせろおじさん
出鼻くじきおじさんの近くには、誠意をみせろおじさんがいます。ロードランで生きていくコツみたいなのを教えてほしいなら「誠意をみせろ」=「ソウルをよこせ」と言ってくるおっさんです。ダクソって、TESシリーズとは別のベクトルで性格のひん曲がった奴しか出てこないのかな。ソウルが足りないと「誠意が足りません」と出てくるのが面白かった。
誠意をみせた結果教えてくれた情報も「で?」って感じでした。注ぎ火をすれば冒険しやすくなる(要約)って、それ篝火のところで出るメニューを見れば分かるから。
戦闘後に獲得するものについての所感
そんな感じで2人のおっさんに対するそこはかとない憤りを滾らせながらロードランでのワクワク☆亡者生活を続けるうちに、ダクソで敵を倒すことにより獲得できるものは、「アイテム」「ソウル」「人間性」の3種類があるとだんだん分かってきました。アイテム
武器とか防具とかゴミクズとか。ゴミクズって何か使い道あるんですかね。無駄に「きっと後で役に立つ!」と思って取ってあるんですけど。
武器も防具も延々増えていって困ります。今のところ商取引的なことができる人は4人見つけているが、誰に対しても「売る」というコマンドが出ない。これらも無駄に「きっと後で(略)」と思って取ってあるんですけど。
ソウル
経験値+お金にあたるもののようですね。ひとつにまとまっていて分かりやすい反面、ソウルを失ったら全部がパーになってしまうという恐怖に常に苛まれ、少しでも貯まるとすぐにレベル上げとアイテム獲得に走りがちで、長期的な視点での運用がままなりません。ストーリーが進んでソウル銀行(?)みたいなのが出てきてくれるといいんですけど。人間性
初めの頃は「アイテム」の「人間性」と、自分のステータスに加わる「人間性」の区別がつきませんでした。それで調子に乗ってアイテムの人間性をバンバン使ってステータスの人間性を増やしたら、すごい悲劇(後述)が起こってしまいました。攻略情報をほとんど見ないでプレイしているので、人間性の性質を完全には理解していないのですが、ソウルとは違って無限に手に入るわけではないんですよね? オンラインプレイなら際限なく手に入るみたいですけど、私はオンラインプレイできないので(対人プレイをしたら確実に廃人になるのと、単純に任天堂の有料サービスに加入していないためオンラインサービスが使えない)。第一ダクソリマスターのオンラインって最早過疎っているのでは? という疑念もあります。
そういうわけで、人間性が貯まれば貯まるほど、既に亡者のくせに死ぬのが惜しくなります。アイテムの人間性はなるべく使わない、これ鉄則。
人間性11をドブに捨てた件
城下不死街の奥の方にいるボス、牛頭のデーモンがぱっと見とても強そうだったのにすっかり怖気づいた私は、そいつを避けて別ルートで新しいエリアに入る道がないか、模索していました。ちょっと前に書いた通り、まだダクソのシステムをよく分かっていなかった頃にアイテムの人間性を使ってステータスの人間性を増やしまくってしまい、敵から手に入れた人間性も合わせると11まで貯まっていました。一方で、何度か雑魚敵相手に死んだおかげで、死ぬとソウルと同時に人間性もその場に落としてしまうと分かったため余計、牛頭のデーモンに挑む気が失せていました。これまで、私の腕では血痕を回収する前に敵に倒されることも珍しくはなかったので。だから、どこかに抜け道がないかと躍起になっていたのです。
そんなとき、牛頭のデーモンのいるところに通じる階段の下に、木材とかの放置されているちょっとしたスペースを発見しました。一見、崖の上の行き止まりみたいに見えるけど、きっと別の場所に通じる道があるに違いない! と、いい加減雑魚敵相手に戦い続けるのに飽きていた私は思い込み、あろうことか、そこに飛び降りてしまったのです。その結果は……
やっぱり抜け道なんてなかった。ただの行き止まりのスペースでした。私は泣く泣く飛び降り自殺し、ソウル3300くらいと人間性11の血痕の光を遠くから虚しく眺めることになりました。
ちなみに、人間性が0になったことで最早恐れるものがなくなり、牛頭のデーモンや城下不死街の黒騎士に挑んだところ、案外簡単に倒せました。こんなことなら人間性を11も貯め込まないうちに倒すべきでした。一度手に入れた財産を失いそうになると冷静な判断ができなくなるって本当なんだなあと思いました。ダクソは人生の貴重な教訓を教えてくれる良いゲームですね(白目)。
城下不死街の黒騎士の倒し方
なお、黒騎士は正攻法では倒していなくて、自分で思いついたちょっとずるい方法で倒したので自慢しておきたいです。その方法とは、
「わざと自分を追いかけさせて、城下不死街の篝火のそばの通路の崩れている箇所からジャンプし、黒騎士だけを転落死に追い込む」
です。
「城下不死街の篝火のそばの通路の崩れている箇所」とは、
ここです。
ここから、ちょうど黒騎士のうろついていた通路の先の宝箱のあるベランダ?部分へ、自分だけうまいこと飛び降りればOK。黒騎士にはジャンプという概念がないみたいなので、そのまま真っ逆さまに下の水路みたいなところに落ちて死んでくれます。
まあ、こんなまどろっこしい方法よりも、ネットに載ってる他の方法のほうが確実ですけど。でも、自分でほぼ何もしていないのに勝手に黒騎士が死んでアイテムが手に入ったのにはなかなか笑えました。主人公はどうやってそのアイテムを水路の底に沈んだ黒騎士から取ってきたんだろう……?(笑)
ヘルカイトの活用法
牛頭のデーモンを倒した先には赤い竜(ヘルカイト)がいました。なんか橋焦げてんな~と思ったらヘルカイトが炎を吐き始めて一回目は普通に死にました。今やおぼろげなオープニングムービーの記憶によると、昔はこの世界を竜たちが支配していて、四つくらいの勢力+裏切り者の竜が結託して竜たちに戦いを挑んだことで竜の支配が終わったそうです。TESシリーズみたいですね。いや、どちらかをどちらかのパクリ認定したいわけではなくて、竜にはやっぱり古代の支配者然としたイメージがあるよねって話です。
さて、このヘルカイト先輩、橋の中ほどにある階段から降りて橋の下を抜けて先輩の真下にある篝火に触ると消える(なんらかの条件でまた戻ってくる)んですがそれは置いといて、橋の下から城下不死街の篝火までの道を作ると、途端に気前のいいソウルギバーになることを発見しました。
方法は簡単。城下不死街の篝火で休憩して全ての敵をリセットしてから、橋の上へちょろっと体を出し、ヘルカイト先輩に火を吹いてもらい、すぐに橋の下に避難すればいいだけです。
橋の上の亡者どもが一瞬で死に、一気に555ものソウルが手に入ります。これを地道に繰り返すと、驚くほど簡単かつ安全にソウルが貯まります。
怠け者兼アクション弱者の私にぴったりなソウルの稼ぎ方ですね! いやぁ~ヘルカイト先輩には頭が上がりませんなぁ。城下不死教区にいる黒騎士もどうにかヘルカイト先輩に倒してもらえないか、と知恵を絞っている今日この頃です。
魔術と呪術、使いにくくない?
ところで、私はキャラクリ系のゲームで魔術師系のつもりで作った主人公が脳筋系と化してしまうことに定評のあるゲーマーなのですが、今回もそのパターンになりつつあります。美人なお姉さん呪術師にしたつもりが、お肌の推定年齢800歳くらいの脳筋ゾンビ戦士になっている悲しみ。だって魔術も呪術も使いにくいんだもの。発動してから敵に飛ばすタイミングが自分で調整できない上に、どこに飛んでいくかも分かりづらい。クロスヘアがあればだいぶ違うと思うのですが。同じ理由で、恐らく私には弓やクロスボウも扱いきれないと推測されるのでそもそも矢とボルトを買ったことがありません、ソウルの無駄なので(キッパリ)。
その点、近接武器はいいですよね~! とにかくぶん回してれば当たるもんね! うん、やっぱりプレイヤーが脳筋だと主人公も脳筋にならざるをえないのですねぇ。人間性の件に続き、良い気づきを得ました。
ちなみに唯一魔術が役立ったのは、城下不死教区の鋼鉄のイノシシと戦ったときでした。
近接武器では死ぬほど手強かったイノシシも戦い方を変えればイチコロなんですね。ちょっと感動しました。だからと言って本格的な魔術ユーザーになろうとはつゆほども思わなかったけど。まあ機会があれば練習してみます。
火継ぎの祭祀場跡が賑わいを見せてきた
そんなこんなで、太陽の騎士ソラールと一緒にガーゴイルを倒して城の頂上の鐘を叩いたり、不死街の一番下を探検したりしていたら、嫌味なおっさん二人と喋らない火防女しかいなくて辛気臭かった火継ぎの祭祀場跡にも徐々に人が集まってきました。おっさんたちも火防女も暗~い雰囲気を醸し出しているせいで、ここが主人公の拠点、マイホーム的な何かであると考えるのには迷いがあったけど、この調子で人が増えればそれなりにそれらしくなるのかなあ。だったら、城下不死教区へのエレベータが開通したみたいに、色んな場所への近道がそのうちできるのかも? ぜひそうなることを期待しています。
今後の展望
今後は、不死街下層のボスを倒すか、ソウルを稼いで黒い森の庭の扉に入るか、小ロンド遺跡を探検するか、のどれかに手を付けたいと思います。ていうか、小ロンド遺跡は既に亡霊に殺されまくりながら探検してるんですが、ちょっと奥に入ったところで行き止まりになってませんかね? いつも亡霊に追われながら探検しているので、抜け道を見逃しているんでしょうか。
う~ん、とりあえずはヘルカイト先輩のご助力を仰いでソウルを稼ぎ、鍛冶屋のおっさんからアルトリウスの紋章をもらって黒い森の庭の扉に入ってみようかな。よーし、頑張るぞ~!
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これにてプレイ日記その1は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。
次の話はこちらの記事に書きました。
※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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