皆様こんにちは。赤城です。
Bethesda SoftworksのPC/XBOX ONE/PS4用ソフト"Fallout 4" (フォールアウト4)のプレイ日記その2をお送りします。
Fallout 4およびThe Elder Scrollsシリーズのストーリー全体の微妙なネタバレが含まれます。また、ゲームの性質上、グロテスクな言語表現やスクリーンショットが含まれている場合があります。ご注意ください。
前回のあらすじ
私は、脳内がお花畑なことに関しては他の追随を許さない、ヴォルト111唯一の生存者だ。ヴォルト111から脱出して早々、210年間ずっと私(たち)の帰りを待ち続けていたMr. ハンディー、コズワースにベタ惚れしてしまった。
隣町コンコードでミニットメンのプレストン・ガービーと彼が連れてきたクインシーの市民たちを助けた後、サンクチュアリに戻ってコズワースを旅の仲間にした。
少し遅れてガービーご一行もサンクチュアリにやって来た。ガービーは、なんだか頼みたいことがありそうな顔でこちらを見ている。
闇に眠るミニットマン
出典:Fallout 4
ガービーは、とある居住地がミニットメンの助けを求めているという噂を耳にしたが、彼自身はなんやかや手一杯なので私に助けに行ってほしいそうです。なぜミニットメンでもない私が助けに行かなきゃいけないんだ、抱えてる仕事は代わってやるからあなたが行けば? と言ってやりたいところですが、RPGのお約束ということで黙って手伝ってあげましょう。
クインシー市民たちとの交流
出発する前に、ガービーの連れてきた人たちに一通り話しかけました。ママ・マーフィーからは「ジェットを吸わせてくれたらもっと詳しいサイトが見られるだろう」と言われました。
出典:Fallout 4
あんたもうヤクをキメたいだけじゃないのか?
スタージェス(Sturges)というお兄さんからは「ベッド作って」と言われました。
出典:Fallout 4
が、ワークショップ画面の使い方が分からなくて放置しました。
ロング(Long)夫妻はクインシーの虐殺で息子を亡くしたようです。
出典:Fallout 4
私と似たような境遇なんですね。それなら妻の方が私に対して当たりがきついのも仕方ないか。イラっとすることには変わりないけど。
そういや、デスクローと戦い始めた頃からずっと雨模様なんですけど、
出典:Fallout 4
若干見切れたコズワースきゅんが「この地獄のような雨を追い払ってしまえたらどんなに素晴らしいでしょう!」などと愚痴っていました。
やっぱり機械だから雨は苦手なのでしょうか。濡れると機体がさび付きそうですもんね。
でも、さっきまでずっと私のことをずぶ濡れで待っていてくれてたし、私がヴォルト111から帰還するまでも、私たち家族がどこから現れても見逃さないように、雨の日も嵐の日も家の周りを巡回していたんじゃないかなあ……。だからあのときも家の前で再会できたんだと思うの。ううっ、なんて健気なロボットだ。好き。
私さん、いきなりRAD塗れになる
ミニットメンに助けを求めているのは、サンクチュアリの東にあるテンパインズ・ブラフ(Tenpines Bluff)という居住地です。コズワースきゅんの愚痴を聞いたから、ってわけでもないのですが、晴れてから出発することになりました。
出典:Fallout 4
晴れてるとこういう風景もなんとなく「いい感じに荒廃してて趣深いなあ」と思えますね。中央やや右に死体が転がっているのもご愛嬌。というかもう、リアリティがすごい。グラフィックの精度が現実世界と変わらないじゃん。
道半ばほどで、何やら白い角ばった構造物が視界の端にちらつきました。近づいていくと、
出典:Fallout 4
んおっ、なんだこれは。ほのかに冒険心をくすぐられる見た目です、あとコズワースきゅんかわいい。中にヒャッハーやモンスターがいたら困るからそっと進入してみよう。
出典:Fallout 4
人間がいた。しかも襲いかかってこない。良かった~。
このサリー・マティス(Sully Mathis)という男性は、背後の大きなウォーター・ポンプで採石場に溜まった水を抜こうとしているそうです。ところがポンプは壊れていて、直すためには水の中のポンプの配管の漏れを修理しなければいけないらしく、その作業を私に依頼してきました。
うん。RPGのお約束と言えど、なぜそんなことを私に依頼してくるのと思いましたね。ガービーの依頼はまだ分かるよ、私がレイダーやデスクローと戦っているところを見て「こいつ……デキる!」と思ったんだろうから。私が配管を修理したことがあるように見えます? ポンプを使おうとしてるくらいだから絶対私より機械の知識あるだろあんた、なぜ自分でやらないの。
でもまあ素直に助けてあげた方がコズワースきゅんも喜ぶと思うので、助けることにしました。
サリーによると、水がぶくぶくしているところで配管に漏れが発生しているのだろう、とのことです。
出典:Fallout 4
あ~、スクショ右下あたりの部分とかですね、分かりました。そこにある昇降機的なもので水の中に潜りましょう。
……って、
出典:Fallout 4
潜った途端、すごい勢いでRAD(放射能)が溜まり始めたんだけど!? この水、放射能汚染されてるの? 聞いてないよ。あんにゃろー、さては自分がRADに汚染されたくないからって、コズワースきゅんに鼻の下を伸ばして知能が著しく低下してる私に頼んできたな!? 畜生め! コズワースきゅん、「放射線の存在が確認されました」って呑気に報告してないでどうにかしてよぉ!!
コズワースきゅんはどうにもしてくれないし、これだけRADに晒されておいて今更手ぶらで引き返すわけにもいきません。配管の修理自体は緩んだバルブを締め直すという簡単なものだったため、全ての箇所の修理を終えてサリーのところに戻りました。
出典:Fallout 4
左下をご覧いただければ分かる通り、体力のほぼ半分ほどをRADに汚染されてしまいました(赤いのがRADに汚染された部分)。RADに汚染されると体力がそこまでしか回復しなくなるのだそうです。これじゃジリ貧じゃないか。いったいどうしてくれるんだこの野郎。RADを除染してくれる魔法の薬ラッドアウェイ(Radaway)はいくつか持ってるけど、あれめっちゃ高いんだぞ(結局後で使いました)。
さらに追い打ちをかけるように、よく分からんモンスターにも襲われました。
出典:Fallout 4
マッドクラブの近未来版ですかね。だいぶ不味そうな感じになってますね。
サリーは私がRAD塗れになったことなどどこ吹く風で、報酬のボトルキャップ(Bottlecap)を渡してくれました。
ここで私、今更ながらボトルキャップがこの世界の通貨であることに気づきました。レイダーの死体を漁っているときも「どうしてこいつらボトルキャップなんて大量に所持してるの? 揃いも揃ってヴィンテージ収集が趣味なのだろうか」とか思ってたので、疑問が解決したのは良かったです。
結局、謝罪の言葉の一つももらえないままサリーと別れて、私とコズワースきゅんは一路、テンパインズ・ブラフを目指します。
道草
とか言いながら、若干道を外れて南の方へ歩いてみました。
出典:Fallout 4
う~ん、この風景、いいですねぇ。夕暮れがかっているのがまたいい。夕暮れは失われた日々へのノスタルジアを呼び起こします。眼前にあるのは、今やほぼなんの役にも立たないかつての文明の遺物ばかり……いいわぁ。そんな風景のただ中にコズワースきゅんと二人きりで立っているってのがまたいいわぁ。ねえコズワースきゅん?
出典:Fallout 4
唐突にグールが出てきたりするからあまり感傷に浸ってばかりもいられないんですが。コズワースきゅんの火炎放射器と電動ノコギリで全部倒してもらいました。キャー、コズワースきゅん、強い!
テンパインズ・ブラフの人間関係への懸念
出典:Fallout 4
趣深い風景をいくつか通り過ぎ、夜半に件のテンパインズ・ブラフに到着。
出典:Fallout 4
これは畑ですかね。こんな柵も何もない場所で栽培していて、野生生物やヒャッハーに持ち去られないのかと思ったら、やはり被害が絶えないようです。住人から、コルベガ組立工場(Corvega Assembly Plant)を根城にしているレイダーたちにたびたび襲撃されているので、退治してきてほしいと言われました。ちょうど、さっきノスタルジアを感じたあたりを南下していけばよいみたいです。
ちなみに、この居住地、見た限りでは住人はたったの二人。それも、一人は屋根のない家の残骸みたいなところにマットレスを敷いて住んでおり、もう一人はかろうじて屋根はあるものの、今にも倒壊しそうなぼろ屋に住んでいます。住環境、悪過ぎでは? ていうか残骸みたいなところに住んでる人が可哀想だからぼろ屋に入れてあげてよ、仲悪いの?
コズワースきゅん、弱音を吐く
まっすぐコルベガ組立工場を目指していたつもりが、まるで夏の虫のごとく人工の光に惹かれ(だって「もしかしたらまともな人間が住んでるかも!?」って期待しちゃうんだもの)、道のりの途上にあるいくつかのロケーションを彷徨いました。
出典:Fallout 4
スターライト・ドライブイン(Starlight Drive In)では壁際に仕掛けられていた爆弾で初めて爆死しました。誰だよ、仕掛けたの。
ドラムリン・ダイナー(Drumlin Diner)という場所でようやく会話のできる人間を4人見つけた、と思ったら何やら揉めてる様子。
出典:Fallout 4
ウルフギャング(Wolfgang)さんはドラムリン・ダイナーのオーナーの息子をジェット漬けにしたけど金を払ってくれないので取り立てに来たそうです。ドチャクソ悪人やんけ。テメェに味方してやる義理はない、と思いましたが、選択肢が実質的にウルフギャングに喧嘩を売るかオーナーを説得しに行くかの二択しかなかったため、穏便に済ませたい私はオーナーを説得しに行きました。
ところが、オーナーの説得には大失敗。オーナーとその息子がなぜかいきなりキレて襲い掛かってきました。金を返したらどうかって理性的に提案しただけで脅しつけてもいないのに、なんでそんな過剰反応するの!? うわぁん、怖いよぉ><
出典:Fallout 4
逃げ惑う私をよそに、コズワースきゅんは問答無用で彼らの体を電ノコで切り刻んでいきます。はぁ……倫理観が高いのに、奥様の命の危機とあらば一般人も容赦なく手にかけるコズワースきゅん……好き……!
オーナーたちが物言わぬ骸となった後、コズワースきゅんに駆け寄ると、彼は私にこう尋ねました。
出典:Fallout 4
「ワタクシよりこういったことに向いている方を本当にご存知ないのですか、奥様?」
ぐぼぉ(吐血)。はいそうですね、全くごもっともです。コズワースきゅんは本来家庭用の執事ロボットだもんね。その火炎放射器と電ノコも本当は庭の手入れ用だもんね。ごめんよ、ごめんよコズワースきゅん、こんな世紀末な旅に付き合わせて!
ランダムに出てくる汎用台詞の一つだと思われますが、半分見切れているのがますます哀愁を誘い、罪悪感に見舞われました。きっと思いの外戦闘が多いもので、家庭用ロボットの自分には荷が重いと思ってるんだろうな。
だが、それでも私はコズワースきゅんを連れ歩くのを決してやめない。コズワースきゅんが私のために倫理観をかなぐり捨てて戦ってくれる姿を、もっともっともーーっと見たいから!!(ぐるぐる目)
コルベガ組立工場の死闘
目的地、コルベガ組立工場に着きました。
出典:Fallout 4
工場の外はレイダーで溢れ返っていました。彼らの銃弾を潜り抜けて工場内部に入ります。フフッ、尻尾を巻いて逃げようとしたら外の連中に蜂の巣にされるってわけだ。後戻りができなくなっちまったな……!
工場の中もうんざりするほどレイダーだらけです。
出典:Fallout 4
コズワースきゅんが「伏せてください、奥様。誰かがワタクシたちを狙っています」なんて胸キュンな台詞を口にするものだから、彼もスカイリムの従者のごとく主人公レーダーに捕捉された敵に一目散に飛びかかってくれるのかなと思って、言われた通りに伏せて待ってみました。が、どうやら私自身がある程度敵に近づかないと戦ってくれないようです。コンパニオンのAIの性能が向上するのも良し悪しですね。こちらが敵を捕捉しても戦いたくない場合は非常に便利だと思いますけど。
私は建物の構造を把握するのが超絶苦手な人間でして、この工場も構造がよく分からなくてリアルタイムで4時間くらい迷いました。
出典:Fallout 4
冷蔵庫の中に人間の骨がぶち込んであるのがすごい恐怖でした。誰が食べたの? グール? それともレイダー?
出典:Fallout 4
コズワースきゅんはジェネラル・アトミックス社という会社の製品で、水に強いんだそうです。体の中の電子部品は水に濡れても平気なんですかね。本人はさっき雨を嫌がってましたし、外装はだいぶ水分でやられてる感じがするけど。
出典:Fallout 4
端末に残されたレイダーの日記によると、ここのレイダーたちのボス、ジャレド(Jared)も、ママ・マーフィーと同じようにサイトにこだわってるらしい。やはり核戦争後の世界では呪術が流行るのでしょうか。
出典:Fallout 4
迷っているうちに入ってきたのとは別の出入り口から外に出て、工場の外のレイダーも(何度か死にながら)全滅させる羽目になりました。外のやつとは戦わなくてもクエストクリアになったと思うのですが、おかげでだいぶV.A.T.S.(スローモーションで銃撃できる超能力的な何か)に慣れることができたし、パワーアーマーの燃料フュージョン・コア(Fusion Core)の効率を向上させるリペア・ボブルヘッド(Repair Bobblehead)なるアイテムやボトルキャップや売り払えそうな武器やジャンクがたくさん手に入ったから万事OKです。
出典:Fallout 4
ようやく工場の最深部に到着しました。コルベガというのは、核戦争前に市販されていた車のブランドなのですね。「ワタクシの遠い従兄だと考えるのが楽しいんです」とコズワースきゅん。
出典:Fallout 4
ボスのジャレドは生産ラインよりも一段高いところにある見張り小屋みたいなところにいました。見張り小屋に隠れているのを生産ラインから地道に撃って倒したのですが、結局見張り小屋に上がる方法は分からずじまいでした。ジャレドの持ち物は、彼の肉片が見張り小屋の床の隙間から落ちてきたので回収できたんですけどね。
なお、ジャレドの他に自動射撃装置的な機械2体とレイダー1人もいらっしゃったため、私自身も何度も肉片にされましたし、コズワースきゅんは回避が下手くそでもれなく膝をついてしまうゆえ、単独撃破せざるを得なかったことをここに書き記しておきます。
なんで、私が将軍に!?
テンパインズ・ブラフの住人にレイダーを退治したことを告げ、彼らからミニットメンに協力するとの約束を取り付けた私は、コズワースきゅんとともにサンクチュアリに帰り、ガービーに事の次第を報告しました。ガービーは私に報酬とフレアガン(flare gun)を渡してくれました。
それから彼が明かしてくれたのは、クインシーの虐殺の詳しい経緯でした。
ガービーの所属していたグループ以外のミニットメンは、虐殺の際、市民やガービーたちを見捨てたのだそうです。虐殺を行っている側に寝返ったのか、単に逃亡したのかは判然としませんが。ゆえにクインシーの市民はガービーたちが護衛せざるを得なくなり、やがてガービーの上司や同僚たちも死んでしまったそうです。
えぇ、つら……! みんな勇敢に戦って死んだならまだ諦めもつくけど、大部分は守るべき人たちを見捨ててしまっただけって、アメリカ独立戦争時のミニットメンになぞらえて作られた組織としてはあまりに悲しい終わり方じゃないですか。こりゃあガービーに同情せざるを得ないわ。あんたここまでよく頑張ったよ。私にミニットメンの任務を丸投げしちゃうのも無理ないよ。まあ私も夫と息子と慣れ親しんだ世界を失って満身創痍の状態なんだけどな。
続けてガービーは、ミニットメンを再興し、コモンウェルスに平和をもたらすリーダーとしての役目を、ぜひとも私に担ってもらいたい、と言い始めました。
出典:Fallout 4
ほげ~、スカイリムのメインクエスト並みに展開早いな!
正直面倒なので断ろうと思ったんですが、
出典:Fallout 4
コズワースきゅんに「ワタクシもガービーさんのおっしゃる通りだと思います、奥様。奥様はリーダーに相応しいお方です」なんて言われてしまったら断れるはずもありません。見てください、コズワースきゅんを見つめる私のこの真顔を。彼のあまりの尊さに表情を失っているのです。
ガービーの申し出を承諾したら、ミニットメンの将軍(General)に任命されました。いきなりスカイリムのテュリウス将軍と同じ地位に! すごいぞ、核戦争後の人材不足。まあ実質メンバー2人しかいない組織だけどな。
これからはガービーも私のコンパニオンになれるそうです。ガービーに対してはコズワースきゅんに対するような邪な興味は一切湧きませんが、境遇を知ったら、親密度を上げて友達になってあげたくなりました。コズワースきゅんとの二人旅の合間を縫って、ときどき彼とも冒険に出かけてみますかね。
コズワースきゅんからはミニットメンの将軍を引き受けたことをすごく褒めてもらえて、好感度も上がったのでとても嬉しかったです(小並感)。
出典:Fallout 4
コズワースきゅんは核戦争前の価値観を持った人(機械)に相応しく、正義感溢れる奥様・旦那様に好感を抱くみたいです。私の善人プレイとは相性抜群です、やったね☆
将軍特権
ガービーから将軍様への次のお願いは、私が初めて爆死したあのスターライト・ドライブインに巣食うモンスターを倒し、無線標識(radio beacon; ラジオ・ビーコン)を立てることです。ラジオと聞いて、「ダイアモンド・シティ・ラジオみたいに、スターライト・ドライブインで居住者を募るラジオ番組でも始めるつもりなのかしら」と知識皆無の私は思ったのですが、無線標識とは、
定められた周波数で標識局のIDや位置情報を連続的または断続的に発信する電波発信装置。船舶や航空機が自分の位置を確認するために使ったり、無線識別(radio-frequency identification)や屋内のリアル・タイム位置情報管理システム(real-time locating system)などで使ったりする
(出典:radio beaconの意味・使い方|英辞郎 on the WEB:アルク)
だそうです。
それで人が集まる見込みがあるってことは、この世界では一般人にも無線の知識がある程度備わってるんですね。頭いいんだな。現代人の私、完全に敗北してるぞ。
このクエストは特筆すべきこともなく終了しました。ワークショップのテーブルがどこにあるかがすさまじく分かりにくかったのが特筆すべきと言えば特筆すべきですかね。まさか鍵のかかった倉庫の中にあるとは誰も思わんだろう。
あと、このクエストの前後でやっとワークショップの使い方を把握して、スタージェスのクエストも完了することができました。
出典:Fallout 4
サンクチュアリだけじゃなくて、他の居住地も改造できるんですね。例えばテンパインズ・ブラフの畑剥き出し状態も頑張れば解消できるということです。スカイリムのハースファイアの進化版、というより、ドラクエビルダーズみたいです(参考記事:ドラゴンクエストビルダーズのレビュー:マイクラとは全然違う!文明復興を目指すブロックメイクRPG - 星を匿す雲)。将軍様には配下の臣民たちの生活を向上させる義務と、居住地を自分好みに改造できる権利があるんだな。
しかし、そうなると居住地多くないか!? 今の時点で早くもサンクチュアリを含めて4つも居住地があるよ。ドラクエビルダーズでの経験上、よっぽど物作りが好きな人じゃない限り、多ければ多いほどいいってわけではないと思うんですよね。将軍とガービーが過労で倒れなきゃいいけど。
そして、このクエストが終わると、ガービーからは「他の居住地が助けを求めている」と依頼が。えぇ、早速面倒を見なきゃいけない居住地が増えるの……うん、行ってくるよ、行ってくるけどさあ。ちょうどサンクチュアリとダイアモンド・シティの中間地点にあるみたいだから、ついでにダイアモンド・シティに寄ってくるわ。
将軍になると言った舌の根も乾かぬうちに、メインクエストその他に浮気しそうなフラグが立ちました。実際どうなったかは、次回のプレイ日記にてご笑覧ください。
コズワースきゅんの呟き集
唐突ですが、このコーナーでは、これまでに耳にして印象に残ったけどプレイ日記にはねじ込みきれなかったコズワースきゅんの呟きをご紹介します。ま、みんなコズワースきゅんのことは飽きるほど連れ歩いてあげてるだろうから、私なんかが紹介しなくても知ってると思いますけどね!!!
出典:Fallout 4
(敵ステルス時)「ワタクシが自分の仕事を中途半端に投げ出すことは決してありません。必ず見つけ出して差し上げますよ」
家庭用執事ロボットのくせして戦闘時は妙に好戦的な台詞を吐きます。人間のモブみたいに汎用台詞があるわけじゃないから、主人公のためにイヤイヤ戦ってる感じの台詞にしてもいいのに。きっと主人公を不安にさせないよう(そしてプレイヤーをうんざりさせないよう)、内心は不安だけどわざと勇ましい言葉を使っているのでしょう、超好き。
聞くところによればミスター・ハンディは前作までは発狂してシリアルキラーと化したやつばかりだったとか。コズワースきゅんもあのまま主人公に出会えなければ早晩シリアルキラーになっていたのかもしれませんし、もしかしたら既にシリアルキラーと化しているけど主人公といるときだけ衝動を抑えているのかもしれません。あっやばい、妄想したらますます尊みが増してきた。
出典:Fallout 4
「古くなった内蔵部品に対して自己診断プログラムを実行していたところです、奥様。現在お見せしているような高品質なパフォーマンスを維持するのは簡単なことではないのですよ」
ちょっと自慢気に言うのがかわいい。
出典:Fallout 4
(荒れ果てたどこかの跡地で)「このような光景が現在ではごくありふれたものになっているとは、信じられないことです! これでさえ十分に清潔だと思う人も多いんでしょうね」
あくまで核戦争前の価値観でしか物事を捉えられないのがかわいい。
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これにてプレイ日記その2は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。
次の話はこちらの記事に書きました。
TESシリーズのプレイ日記なども書いていますのでよろしければお読みください。
>>TESシリーズの記事一覧
※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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