【プレイ日記】方向音痴ブレトン、モロウウィンドを彷徨う その6:モロウウィンドがただの恋愛ゲームだった件
皆様こんにちは。赤城です。
Bethesda SoftworksのPC/XBOX ONE/PS4用ソフト"The Elder Scrolls III: Morrowind" (モロウウィンド)のプレイ日記その6をお送りします。
モロウウィンドおよびスカイリムのストーリー全体の微妙なネタバレが含まれます。ご注意ください。
前回までのあらすじ
私は、方向音痴で人の話を聞かないことに定評のあるブレトンだ。魔術師ギルドの木陰の蜥蜴にアッシュランダーとの会合をセッティングしてほしいと依頼され、アヘミューザ・キャンプを訪れた。アヘミューザ・キャンプでは折しも重篤な病が蔓延していた。私を「救い主」と呼ぶワイズ・ウーマン、アーシャミューザに請われて旅に出て、さんざん道に迷いながらも病を取り除くすべを見つけることができた。もうひとりのワイズ・ウーマン、シナムは、会合には自分の弟子を行かせたいと言う。私は、別件で旅の仲間になったシナムとともに、彼女の弟子ミナビビを迎えに行くことにした。木陰の蜥蜴の依頼
新しい旅の仲間シナムと一緒に、木陰の蜥蜴との会合に出てくれる弟子のミナビビのところへ向かいます。途中でよく分からん人たちに襲われたけどシナムが魔法攻撃で援護してくれたおかげで難なく倒すことができました。ありがとう! さすがワイズ・ウーマンだね!
その2:アッシュランダーとの会合を実現せよ
ミナビビは、アッシュランダーの伝統を敬わず、外国人に憧れているおてんば少女です。「シナムから罰としてこの墓地の怒れる祖霊カニット・アシュルニサミス(Kanit Ashurnisammis)を鎮めるように言われてるんだけど、わたしの呪文では鎮めることができないの。でも、わたしには彼と戦う力はないし……お願い、代わりに戦ってくれない?」最初charmsを「魅力」と勘違いしてすごい自信家だなとか思ってたんですが、たぶん「呪文」の方の意味ですね。
これがカニットです。シナムと一緒に倒しました。
ミナビビから「それじゃ、わたしはカニットが復活しないようにいくつかやらなきゃいけないことがあるから、あなたはシナムに報告しといてね」と言われました。いや、シナムさん、私のすぐ後ろにいますが。めちゃくちゃ一緒に戦ってましたが。
シナムに報告するとクエストクリアです。「カニットの魂を鎮めたのはあなたですか、それともミナビビですか?」的なことを聞かれて私ですと答えておいたけど、思いきり現場にいたし一緒に戦いましたよね、シナムさん。
その3:死霊術師を殺害せよ
木陰の蜥蜴の次のクエストは、魔術師ギルドの元メンバーである死霊術師テルーラ・ウルヴァー(Telura Ulver)を殺害してほしいというものでした。死霊術師の住処は、漁村フラ・オード(Hla Oad)の近くにあるそうです。早速船で向かいます。
フラ・オードから死霊術師の住処に行く途中で、怪しげなおっさんに金をせびられて拒否したところ襲われましたが、
2人の頼りになる旅の仲間、シナムと私の祖霊のおかげで事なきを得ました。モロウウィンドはソロプレイが基本って言ってもさ、やっぱり持つべきものは従者だよね~(スカイリム的思考)。
木陰の蜥蜴から分かりづらいところにあるから気をつけろよ! と予め忠告してもらっていたおかげで、死霊術師の住処には難なく辿り着くことができました。方向音痴でも、やればできる!
あまりいいスクショが撮れなかったのでこんなのしかないんですが、この死霊術師、召喚するボーンウォーカー(Bonewalker)とかいうモンスターがめちゃくちゃうざかったです。
というのも、このモンスターに呪い攻撃をされると基本ステータスの筋力(Strength)を吸い取られてしまう(倒しても治らない)ため、荷物を持ち運べる量が減るのです。モロウウィンドはスカイリムとは違い、荷物の重さが自分の持ち運べる重さを超えた時点で全く動けなくなります。しかも呪い攻撃はシナムにも効くので、彼女が永遠にその場から動けなくなってしまうという事態にも何度か陥りました。
仕方なく、魔術師ギルドの各支部を巡り、筋力を回復させる薬を買い込みました。ちきしょう、私の貴重な金が。おのれボーンウォーカー。まあ、死霊術師が隠し持っていた錬金術の道具をごっそり売り払って元は取りましたが。
再びカルデラ鉱山会社を救う旅へ、しかし……
木陰の蜥蜴からは階級が上がるまで新たな依頼はないと言われてしまいました。そこで、前回バルモラの戦士ギルドの炎眼のアイディスから頼まれた、カルデラ鉱山会社の鉱石盗難・紛失事件の実行犯たちを探す旅を再開させました。というか、まず黒檀鉱山がどこにあるかを探しました。ありました。苦労させやがって。
ええっと、確かテルヴァンニの手の者たちが潜んでいるという洞窟はここから北に行ったところにあるはず……
うん、見つからないね。1枚目は全く別の、バックモス砦(Buckmoth Region Fort)という帝国系の建物です。ハハハッ、またしばらく放置しよう。
やることがなくなってしまったため、道端にいた商人をフラ・オードまで連れて行ってあげてお礼にすごく速く走れる靴をもらったり、やっぱり道端にいたインペリアルをゴーストゲート内のゴーストゲートの祠(Ghostgate Shrine)に連れて行ってあげたりしました。
ちなみにこのインペリアル、めちゃくちゃ態度が悪くて、ゴーストゲートの祠に着くなり「もうあんたに用はない。勝手にどこへでも行くがいい」とか言われました。
別に報酬はもらえたからいいんですけど……前にクムーの地まで連れていったネヴラサは150ゴールドくれたのに、この人は100ゴールド……金額の多寡に人間性の違いを感じます。
てか、ゴーストゲートの祠ってダンマー側派閥に属する宗教団体テンプルのものじゃないですか。帝国側の人間であろうインペリアルのあなたがいったいなんの用ですか?(帝国側の複数のギルドに所属しているのにテンプルにも加入している自分のことは棚に上げて)
ついでにテンプルで昇級するには各地に点在する祠を巡礼しないといけないことを思い出し、祈っておきました。
なんかありがたいオーラみたいなのが付きましたが効能がよく分かりませんでした(小学生並みの感想)。
再挑戦! アークングサンド
一旦バルモラに戻って戦利品を売り払ったり魔術師ギルドのベッドで眠ったりした後、かつて崖から落ちて探索し損ねたドゥーマーの遺跡、アークングサンドに再挑戦することにしました。そのついでにプナビへ向かい、マンウィと賄賂で仲良くなって魔術師ギルドの会費を払わせる心づもりでいます。アークングサンドへ行く途中の橋には腕丸出しの召喚魔法を使ってくるおっさんがおり、前回挑戦時はとても歯が立たず影の星座の透明化能力で切り抜けたわけですが。
だーはっはっはっは!! いや~、やっぱり旅の仲間がいると違うな~! しかも今回の旅の仲間、ワイズ・ウーマンだもん。魔法とか使えるもん。最近はなぜかひたすら敵にパンチ食らわしてることが多いけど。
入り口の開け方が分からなくて30分くらいウロウロした末、攻略サイトを見ました。ここにあるこれを作動させればいいそうです。
分っっっかりにくいんだよ!! せめてヒントくらいどこかに書いておいて!!
スカイリムも扉を開けるレバーがどこにあるか分からなくてウロウロすることが多かったです。ダンジョン探索が多いゲームのわりに脳筋謎解き要素が申し訳程度にしか存在しないなあとか思ってたけど、この扉を開けるためのレバー的なものを探す作業やテルヴァンニ家の手の者が潜んでいる洞窟を曖昧なヒントから見つけ出す作業が、ベセスダ的には謎解き要素だったりするんでしょうか。やめてほしい、マジで。
アークングサンド内部に進入しました。
この遺跡も地下に埋もれているらしく、まずは螺旋状の足場をぐるぐると降りていく必要がありました。一番下に着き、目の前にあった扉から遺跡の奥へ進みます。
てっきりスカイリムみたいにドゥーマーの機械が主な敵かと思ったら、ならず者が住み着いていました。
さあて、ハスファットの欲しがっていたドゥーマーのパズル・ボックス(Dwemer puzzle box)とやらはどこにあるのかな~。
……どこ?(涙)
厳重に鍵のかかってる扉を見つけたけど、ここかな?
鍵開け技能は全くないので、魔術師ギルドで支給された鍵開けの巻物を使います。
お邪魔しま~す……
おお、いよいよドゥーマーの機械たちが出てきました。
モロウウィンド特有のドゥーマーの幽霊的な何かも出てきました。ドゥーマー=ドワーフなので身長小さいかなとか思ってたけどそんなことはなかったぜ。
このLand’s Blood Galleryというところからさらに奥へ通じる扉が2つあります。
いずれの扉の先にもお馴染みの機械たちやドゥーマー・センチュリオンがいて、いかにもドゥーマーのパズル・ボックスがありそうな雰囲気が漂っています。しかしてんで見つかりませんでした。ちなみにドゥーマー・センチュリオンには瞬殺されました。
どこにあるんだ、ドゥーマーのパズル・ボックス。あの戦士ギルドのオヤジ、なんでもっと具体的なありかを教えてくれないんだ。せめて誰が持っているかくらいは言ってくれたっていいものを。いや、分かるよ、リアルな冒険はそういうものだってことは。でもこれゲームだからね? そしてプレイヤーは普通の薄給リーマンだからね? リアルを追求しすぎるのもどうかと思う。もうマヂ無理攻略サイト見よ。
このわずかな時間に今まで滅多に使っていなかった攻略サイトを2回も開かせるとは、アークングサンド、恐ろしい子。そんなことをぶつぶつ呟きながらサイトを開いたプレイヤーの私の目に飛び込んできた衝撃の事実、それは――。
アークングサンドに入ってすぐのところにスロープ状の岩があって上に登れる。その奥の部屋にならず者のボスがいるので、そいつを倒して部屋の中にあるドゥーマーのパズル・ボックスを取ってくればよい、らしい。
え!? 私の今までの冒険はなんだったの? 私、その一段下の扉から遺跡の最深部まで入り込んで、ならず者やドゥーマーの遺物たちとものすごい死闘を繰り広げてきたんですけど? カイウスが「この土地で有名になってから指令を実行に移せ」とか言うからめちゃくちゃ難しい依頼だと思ってたのに、そんなちょろっと入ってちょろっと戦うだけでよかったのかよ。
ならず者のボスは、最深部にいた蜘蛛や機械をさんざんスクラップにした私とシナムにしてみればチョロいものでした。
ドゥーマーのパズル・ボックスもどこにあるかよく分からなかったからもう一度攻略サイトを開く羽目になりました。分かるわけないだろこんな小さいのがこんな暗いところに置いてあったら(半ギレ)。
こうしてベセスダにブチギレながらもブレイズの指令第一弾を果たすことができた私は、続いてアークングサンドのはるか東に存在するであろうプナビを目指して旅を続けました。
プナビとスリプンドへの再訪問
前回プナビを訪れたのは、アークングサンドの東側の崖から間違えて落ちてほうぼうをあてどなく彷徨い歩いた末のことでした。そのため道順などは全く覚えておらず、地図を見てもさっぱり理解できず、また迷いました。クリフ・レーサーがうざい
迷ってる間に辟易したのが、いつでもどこでもすぐプテラノドンみたいなやつ(クリフ・レーサー)が上空に溜まる謎仕様です。この画像だと3匹ですが最高で5匹くらい溜まってることがありました。強くはないけどうざいんです。顔も気持ち悪いし。せめて一矢報いてやろうと思って魂縛(Soul Trap)の魔法をかけまくって魂石に魂を封じまくりました。
最初に船で一緒になったイケメンダンマーのジウブは、ヴィヴェクで船を降りてからこのプテラノドンどもを1匹残らず駆除したと聞いています。
いや~、ホントにな~、この先ジウブとどこかで再会してプテラノドンの親玉みたいなのをやっつけてそれ以降はプテラノドンが出てこなくなりついでにジウブを従者として連れ歩けるみたいな熱いサブクエストがあったらよかったんだけどな~! スカイリムでテルドリン・セロと結婚できないことといい(参考記事:スカイリム感想①: 結婚してくれ、テルドリン・セロ - 星を匿す雲)、なんでこう、痒いところに手が届かないんだろうなベセスダさんは!
それを補うのがファン制作のMODということなのでしょうが、私はガッチガチのコンシューマゲープレイヤーなのでゲームの見た目や内容を改造するのは基本的にあまり好きじゃないのです。
……というのは建前で、PCのGPUのスペックが低くてMODを入れるとPCが死ぬ可能性があるから怖くて入れられないだけです。スカイリムなんか、グラフィックを全て最低限度に調整してもGPUの使用率98%です。テルドリン・セロの結婚MODはどうしても我慢できなくて入れましたが。クリフ・レーサーが攻撃してこなくなるMODなんてのがあるらしく、もうめちゃくちゃ入れたいけど、もう少しプレイしてから考えます。
私のPCのスペック
どうせなのでここらで私のPCのスペックを晒しておきます。OS: Windows 10 (64-bit Version)
CPU: Intel i7-8550U
メモリ: 8 GB RAM
GPU: Intel UHD Graphics 620
低スペックPCだからモロウウィンドやスカイリムがプレイしたくてもできないとお嘆きの皆様、公式の発表してる最低システム要件より低くても、モノによっては工夫すれば動きますよ! 諦めないで!
ラニスの依頼その2(会費徴収)達成
3日くらい歩き回ってようやくプナビを発見しました。長かった……前みたいな危機感はないけど、ただただ長かった。主に無限湧きするプテラノドンのせいで。賄賂によりマンウィの好感度を爆上げ。難なく魔術師ギルドの会費を回収しました。
「研究を邪魔するとあたしの仲間が怒るわよ」的なことを遠回しに言われたし、特に興味もないのでさっさとおいとますることにします。こないだ来たときにゴブリンみたいなの(スキャンプ)がいたのは、彼女がここでオブリビオンについての研究をしているためっぽいですね。オブリビオンはデイドラの領域で、スキャンプはデイドラの一種でメエルーンズ・デイゴンの召使いなんだそうです。テル・ヴォスにスキャンプがいたのも同じ理由かもしれません。
モロウウィンドがただの恋愛ゲームだった件
さて、ここからはまたモラグ・マーまで地道に歩きましょうか。と、その前に、以前来たときに賄賂で友達になったルララー・ベレロスのところに顔を出しておきましょう。たまにはちゃんと屋根のあるところで眠りたいですから。「アウトランダーよ、きみとは言葉を交わしたことがなかったと思ったな」。なんとルララー氏、私のことをすっかり忘れてしまっているようです。いや、こないだ思いっきり話しましたがな。あれかな、外国人の顔は区別つかない的な? てか、こないだは好感度72まで上げたのに微妙に下がってるな……。
むむむ、なんだこれ、気に入らない。よし決めたぞ、やったところでなんの得にもならないけど、ルララーの好感度を限界まで上げてから出発することにします。
これ以上お金を使うのも嫌なので、今度はお世辞を言う(Admire)のコマンドを使うことにします。
うーん、主人公はどんなお世辞を言ってるんだ?(笑) 私の理解力でこの返答を眺めると、主人公が「あなたは恋愛対象として魅力的です」「よかったら今度デートしませんか?」的なことを伝えてるようにしか思えない。実際ルララーはモロウウィンド基準では結構なイケメンだと思いますけどね。テルドリン・セロと同じモヒカンだし。
好感度が上がった後でルララーに話しかけるとこんなことを言います。
「この世できみほど一緒にいたい人はいないよ、○○。どんなことでも、もし私に何かできることがあればなんでも言ってくれ……」(超訳)
「気に入っているヤツと話すのは楽しい。そして私はきみを気に入っている」
し、知らなかった。モロウウィンドは恋愛ゲームだったのか……!(違います)
というわけで、上のスクショをご覧いただければ分かるように、好感度は最終的に99/100に。
近くを通りかかったときの挨拶(独り言?)も「きみとこの土地は相性がいいようだ。私たちはきみを快く歓迎するよ、アウトランダー」になりました。何気にダンマー系派閥所属のダンマーの好感度をここまで上げたのって初めてなんですよね。だからこの台詞も初めて聞きました。
ただし、好感度が上がったのはルララーだけで、この建物の他の住人の好感度はテルヴァンニ系スタンダードで低いまま。相変わらず「衛兵を呼ぶ必要があるかな?」などと罵倒されます。
イケメンダンマーの、しかも魔術師に言い寄られるなんて願ったり叶ったりなのでぜひともRPで結婚したことにしたいんですが、この針の筵みたいな場所で結婚生活を送りたくはないですね。
ルララーよ、すまん。もう戻ってくることもないと思うが、まあ達者でな!
なお、スリプンドを出たとたんに訳の分からん化け物に襲われて殺されてしまいました。さてはデイドラだな? 上にクリフ・レーサーと書いてありますが、前に倒したやつをその場に放置しておいたために被ってるだけです。
闇の一党コスプレ大作戦進行中
地図を見ていたらモラグ・マーよりもスランの方が近いことに気づいたため、途中で突き当たった川を水上歩行の魔法で南下してスランへ向かいました。見にくい地図もたまには役立つもんですね。
スランといえば、以前闇の一党の暗殺者から剥ぎ取った装備一式を売り払った服屋があります。闇の一党コスプレになっているか、確かめに行きましょう。
顔と手だけコスプレしてる。なぜだ。闇の一党の装備よりも防御力の高いキチンの装備を一緒に売ってしまったから? う~ん……まあでも、これはこれで珍妙な格好で面白いからアリかも。
ラニスの新たな依頼
スランからシルト・ストライダーに乗ってバルモラへ帰還しました。魔術師ギルドのリーダーのラニスと戦士ギルドのハスファット(もといブレイズのリーダーカイウス)に、それぞれの依頼を無事完了させたことを報告し、新たな依頼を受けねばなりません。まず、マンウィの会費2000ゴールドをバルモラの魔術師ギルドに持ち帰ると、ラニスはそれはもう喜んでくれました。
「よくやりました。あなたはマンウィに会費を払わせることのできた最初のマジシャン(Magician)です(木陰の蜥蜴の依頼をこなしたおかげで階級がひとつ上がってマジシャンになっています)。あなたならやってくれると思っていました」
おい守銭奴、あんた今までギルドの誰もできなかったようなことを新人の私にやらせようとしていたのかよ。
その3:無許可の訓練をやめさせろ
続いてのラニスの依頼は、バルモラのサウスウォール・コーナークラブでギルドの許可なく回復魔法の訓練をして金を取っているアルゴニアンの魔術師に訓練をやめさせるというものでした。
アルゴニアンの魔術師は、賄賂を渡して好感度を上げて訓練やめろと言うだけで簡単にやめてくれました。これの方が明らかにプナビやスリプンドくんだりまで行かなきゃいけなかった1つ目、2つ目のクエストよりも簡単じゃないですか。なぜこっちを先にやらせてくれなかったのでしょうか。
その4:イターメレルをペラギアドまで送り届けろ
今まで会費取り立てに行くのが面倒臭い問題で詰まっていた分、ラニスの依頼はまだまだ続きます。次は、学者のイターメレル(Itermerel)をペラギアド(Pelagiad)まで送り届けてほしいとのこと。おっ、また旅の仲間=戦力が増える予感。
イターメレルはアルトマーの男性でした(表示名ズレてるけど右側の人です)。
スクショでは、ちょうど私の一人目の連れであるワイズ・ウーマンのシナムと、いつかの全裸のおっさんと巡礼のダンマー女性みたいないい感じの雰囲気になっていますね。どうもNPCには近くにある人や物を眺める性質があるらしく、そこに身長差が加わると必然的にこの構図になるっぽいです。
私はこの先いったい何回旅の仲間をカップリングさせれば気が済むのでしょうか。乞うご期待。
ブレイズの使命達成と広がる暗雲
一方、当初の目的であったブレイズとしての使命もひとつ完遂することができました。ハスファットにドゥーマーのパズル・ボックスを届けると、彼は六番目の名家とネレヴァリンについて知っていることを教えてくれました。
六番目の名家、その名はダゴス(Dagoth)。第一紀に他の名家を裏切った罪で解体されたはずの家だそうです。
また、ネレヴァリンについては魔術師ギルドのシャーン・グラ=ムズゴブ(Sharn gra-Muzgob)に聞いた方がいいとのことです。
ちなみに、アークングサンドのもっと奥の方へ入れる鍵も渡してあげるよ、とも言われましたが、もう要らないわ、それ。さっき巻物使って開けたもん。
「眠れる者」からの伝言
私はハスファットからカイウスに渡せと言われたメモを持って戦士ギルドを出ました。そこで、唐突に私に声をかけてきたダンマーの男がいました。「私は『眠れる者(Sleeper)』、数多の名もなき者の一人。お前に伝えることがある。ダゴス・ウルがお呼びだ、○○。お前の主人を拒むことはできない。六番目の名家は蘇る。ダゴスは再び栄光に浴する」
「六番目の名家こそ真の名家。まことのダンマーを愛し、憎き侵略者どもをわれらの土地から駆逐する。用心することだ、アウトランダー。定めの時は近い。持てるだけのものを持ってこの土地から去るがよい。ダゴス卿がお姿を現されれば、お前たち侵略者の居場所はなくなるぞ」
何このダンマー原理主義者。よく見たら普通にバルモラの家持ち住人だし。怖い。
そういえば、私がヴィヴェクの地下水道で倒した連続殺人犯(と目される)女の表示名は夢想の予言者(Dreamer Prophet)で、持っていた武器の名前はダゴス・ダガーでした。確かカイウスから、六番目の名家は最近ヴァーデンフェルで起きているいくつかの事件に関わっている可能性があると聞きました。とすると、あの連続殺人事件もこのダゴス家が引き起こしている事件のひとつなのでしょうか。
ううむ、きな臭さが増してますます面白くなってまいりました。
おつかいの道は果てしなく
「眠れる者」と名乗った男に別れを告げ、久しぶりに半裸男カイウスの家を訪ねました。確か魔術師ギルドのアジーラのクエストを始めたあたりから戻っていないような気がするので、本当に久しぶりです。相変わらず変態寒そうですね。
「このメモのためにきみがあいつにあまりこき使われなかったならいいんだが」とか言っています。ええそうですね、ハスファットにはこき使ってる意識はなかったかもしれないけど、結果的にアークングサンド内のならず者を一掃させられましたね。報奨金も何もなく、このメモ数枚のために。
カイウスに頼まれて、ネレヴァリンについて質問するために魔術師ギルドのシャーン・グラ=ムズゴブに話しかけます。
ペラギアドの近くのアンドラーノ墓地(Andrano Ancestral Tomb)へ行き、私の希望通りに作業してきてくれたら教えてあげると言われました。出ました、教えてやるから代わりに私の頼みを聞けよムーブ。オッケー、いいよいいよ(ヤケクソ)。ちょうどラニスからの依頼でイターメレルをペラギアドまで連れていくことになっているし、一緒にこなしてしまいましょう。ペラギアドは最初の村セイダ・ニーンの近くですから、バルモラからシルト・ストライダーに乗っていくのが近道です。
悪夢
出発前に一休みしようと魔術師ギルドのベッドに潜り込んだ私は、悪夢(disturbing dream)を見ました。黄金のマスクをつけた背の高い人物が、まるで結婚式でもやっているかのように私の手を引いて、居並ぶ死者たちの前を進んでいきます。大勢の人々が喋っているようなざわめきが聞こえます。しかし、周りにいるのは死者です、誰も唇を動かしてなどいません。黄金のマスクの人物も彼らがまるで生きているかのようにひとりひとりに笑いかけたり冗談を言ったりしますが、死者は当然答えません。私は叫ぼうとしました。けれども、胸が詰まって呼吸をすることができず、私の叫び声は虚空に消えました。
全く、嫌な夢でした。独りで道端で寝ているときに見なくて本当に良かったです。「眠れる者」が言っていたダゴス・ウルと何か関係があるのでしょうか? 不穏な予感(プレイヤー的にはワクワク感)を覚えながら、私は2人の旅の仲間とともにセイダ・ニーンへ発ちました。
これにてプレイ日記その6は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。
次の話はこちらの記事に書きました。
※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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