星を匿す雲

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【プレイ日記】お調子者ダンマー、オブリビオンに死す その2:敗北と失恋のアンヴィル

皆様こんにちは。赤城です。

Bethesda SoftworksのPC/XBOX 360/PS3用ソフト"The Elder Scrolls IV: Oblivion" (オブリビオン)のプレイ日記その2をお送りします。

モロウウィンド、オブリビオンおよびスカイリムのストーリー全体の微妙なネタバレが含まます。ご注意ください。

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前回のあらすじ

ぼくは、モロウウィンドで変わり者のブレトンのアネゴと暮らすダンマーだ。シロディールにちょっとした旅行にやってきたつもりが、皇帝のおっさんから王者のアミュレットを託された挙句、ひょんなことからクヴァッチという街をデイドラの軍勢から救うことになった。その後、アルケイン大学のボシエルに頼まれた通り、ドゥーマーの遺物を奪還するためエールズ野営地に向かったが……。




お調子者ダンマー、敗北を知る

エールズ野営地のならず者強すぎワロタ
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

ちょww エールズ野営地のならず者強すぎワロタwww

いくら2対1とは言え、ぼくはあのクヴァッチを救った英雄だよ? それなのにどうして今、ぼくは瀕死の状態で、ならず者たちの怒号を背中に浴びながら逃げているのだろう? あいつら、クヴァッチに攻め込んだデイドラの軍勢よりも強いよ。ぼくじゃなくてあいつらがクヴァッチの英雄になればよかったんじゃないか? うわっ、また矢が飛んできた、あっぶね~。スケルトンを召喚してもすぐに倒されちゃうし、もう嫌だよ~!




始まりの街、アンヴィル

ゼェゼェ……なんとか振り切ったようだ。すっかり夜になってしまった。

ええっと、ここはアンヴィル(Anvil)という街の近くだ。街に入って一休みしよう。

ん? あそこに誰かいるぞ。

嘘つきのムアイク
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

嘘つきのムアイク(M'aiq the Liar)? どこかで聞いたことのある名前だなあ。他の人が知らないお役立ち情報を教えてくれるとか言ってる、けど目が怖い。真顔でこっち見んな。どうもカジートってやつは昔から苦手なんだよなあ。



九大神の聖騎士になるには

目つきが怖いムアイクと別れを告げ、アンヴィルの街に入った。衛兵のおっさんたちは「ここは平和な街だし、俺たちが巡回してるから心配ないぜ!」と自慢してたけど、

教会襲撃事件と予言者
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

思いきり平和が乱されてるじゃん。教会が襲撃されて、その後現れた「予言者」とやらの言うことを街の人たちが信じちゃってるらしい。

気になったので、早速教会を覗いてみた。

血だまり
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

うわぁ……近眼でよく見えない(スペックの問題で映像のクオリティが低い)けど血だよね、これ。ひどい臭いだ。

祭壇の周りに血で文字が書かれてる
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

これまたひどい。祭壇に犠牲者が放り込まれて、その周りに血で文字が書かれてる。なんて書いてあるかは分からないが、冒涜的な行為であることは確かだ。

さすがに気分が悪くなって教会から出た。その後、アンヴィルの戦士ギルドや魔術師ギルドを訪ねたけど、その話はまたのちほど。


ギルドのメンバーたちと話をしていたら朝になった。ぼくは「予言者」とやらを見に行くことにした。

予言者
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

予言者は、「羽根をもがれたユマリル(Umaril the Unfeathered)」というアイレイド(Ayleid)の邪悪な魔術師の王が、かつて九大神の加護を受けた聖騎士ペリナル・ホワイトストレイク(Pelinal Whitestrake)に倒されたものの、魂だけは生き延びており、九大神を神の座から引きずり降ろすべく暗躍を始めているのだと言う。ユマリルを止めるためにはペリナルの武具を着て戦う新たな聖騎士が必要らしい。

えっ、それってもしかしてぼくのこと? そうだよね、うん、間違いないよ、なんたってぼくはあのクヴァッチの英雄だからね。よし、その役目ぼくに任せてよ!

張り切って名乗りを上げたところ、予言者はぼくのことをじろじろと疑わしげに眺めてから、こう言った。

「おぬしが新たな聖騎士となるに値する者だと? ……ペリナルの武具を手に入れるには、九大神の祠に巡礼し、九大神のご加護を得ることだ」

そして、一枚の地図を手渡してきた。そこにはシロディール各地に点在する九大神の祠の位置が非常にラフな感じで記載されていた。

で、出たー、曖昧な指示を頼りに聖地巡礼する系の試練! アネゴがモロウウィンドのテンプルの見習いだったとき達成するのがめちゃくちゃ大変だったって言ってたやつ。なんか一気にやる気が失せた

うん、旅の途中で余裕があったら巡礼することにするよ、余裕があったらね。



アザーンの依頼その1:ネズミに関する問題

さっき言ったように、ぼくは夜のうちに戦士ギルドと魔術師ギルドに寄って、ギルドのリーダーやメンバーと話をした。で、実はそれぞれのギルドにメンバーとして加入して、依頼をひとつずつもらっておいたんだ。

今エールズ野営地に戻っても返り討ちにされることが分かっているし、それにこれはまたあとで書くことにするけど、アルケイン大学に入学するためにやらなきゃいけないのはボシエルの依頼ではないみたいなんだ。だからあの依頼は気が向くまで放置することにしたよ。


既視感、からの?

予言者との話を終えてから、まずは戦士ギルドのアザーン(Azzan)から依頼された、アーヴェナ・セラス(Arvena Thelas)のネズミに関する問題を解決しに行くことにした。なんかアネゴから似たような話を聞いたことがあるんだよね。モロウウィンドのバルモラでも、ネズミに枕を食われて困ってる人がいたらしいよ(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その5:新たな仲間、ゲットだぜ! - 星を匿す雲。今回もネズミに食糧を食われたとか、そんな感じかな?

大切に飼ってるネズミちゃんたちが何かに次々と殺されてて困ってるの!
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

全然違った。「大切に飼ってるかわいいネズミちゃんたちが何者かに次々と殺されてて困ってるの!」だって。飼ってるの!? ネズミを!? ……ま、まあ、何を飼うかは個人の趣味だもんね、ぼくは気にしないよ。

アーヴェナに促されるがまま、ぼくは彼女の家の地下倉庫に降りていった。そこでは1匹の山ライオン(mountain lion)がアーヴェナのネズミたちを襲っていた。

山ライオンがアーヴェナのネズミたちを襲っていた
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

山ライオンを殺してアーヴェナに報告した。てっきりそれで依頼達成かと思いきや、アーヴェナはまだ安心できないようで、「1匹見かけたのなら、もっとたくさん潜んでいるに決まっているわ!」と言い、街に住む猟師ピナルス・インヴェンティウス(Pinarus Inventius)とともに対処してこいとぼくに命じた。


メタネタ炸裂

まったく、人使い、じゃなくてエルフ使いの荒いおばさんだ。ぼくはぶつくさ愚痴りながらピナルスを探し出し、彼と一緒に街の近くにはびこっていた山ライオンたちを駆除した。そのときピナルスの言っていたことが印象的だった。

入会テストか何かなのか?
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「戦士ギルドに新しく入った奴はいつも『ネズミ』のあれこれに駆り出されてるな。入会テストか何かなのか?」

あのおばさん、ここらでは昔から有名らしい。なるほど、いかにもそんな感じがする。

(プレイヤー注:モロウウィンドの戦士ギルドについても仄めかしたメタネタであると思われます。スカイリムの同胞団でも継承すればよかったのに。)


ヒステリーおばさん

ふう。今度こそ依頼達成に違いない。そう思いながらアーヴェナの家を訪ね、山ライオンたちを駆除したことを伝えると。

駆除できてないわよ!
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「全部駆除したって言ったわね? 確かに、全部、駆除したってね?

ふざけないで、駆除できてないわよ! 1匹地下倉庫で暴れてるわよ、今! 早く殺してちょうだい!!」

ヒステリックにまくしたてられた。すごく気が滅入った。もう帰りたくなったけど、仕方ない、お金のためだ。

地下倉庫に潜ってみると、確かにもう1匹山ライオンがいた。ぼくたちと入れ替わりで侵入したのかなあ。とりあえずこいつも殺してあのおばさんに報告だ。

陥れようとしてるに違いないわ!
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「誰かがわたしとわたしのかわいいネズミちゃんたちを陥れようとしてるに違いないわ! きっと隣の家の翼を織る(Quill-Weave)よ! あの女を見張って、あいつが何をしてるか突き止めて!!」

まあ、この性格あのペットを飼っていたら誰かに恨まれても不思議じゃないな。


事件解決

翼を織るは夜中にアーヴェナの家の裏庭をぶらついていた。問い詰めると、彼女は事の次第を白状した。

翼を織るは事の次第を白状した
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

彼女は腐った肉でアーヴェナのネズミたちをおびき出し、衛兵に退治させようとしていた。しかしその肉の匂いにつられて山ライオンが入り込むことは想定外だったし、さっぱり知らなかったらしい。ネズミ以外を傷つけるつもりはなかったのだ、どうかアーヴェナには真相を伝えないでほしいと言う。

ぼくは強く同情し、真相を伝えないと誓った。きっと家具や食べ物をかじられるとか、家の周りが獣臭いとか、そういう被害をこうむっているに違いない。

アーヴェナには、翼を織るがこの件に何も関わりがなかったこととと、もう山ライオンが現れることはないであろうことを伝えた。これでさらにぼくの言葉を疑うようだったら本格的に帰りたくなるところだったが、幸いにもアーヴェナは納得し、謝礼を渡してくれて、依頼は完了した。

はぁ~無駄に疲れた。ま、どこに行っても隣人トラブルって深刻だよね(参考記事:音に敏感なのに都市部の幹線道路沿いの木造集合住宅に住んでいる地獄 - 星を匿す雲



カラヒルの依頼:旅行者を襲う悪徳魔術師

続いては、アンヴィルの魔術師ギルドのリーダー、カラヒル(Carahil)から受けた依頼を進めることにした。


推薦状を集めよう☆

と、その前に、ぼくが彼女から教えてもらったアルケイン大学に関する衝撃の真実を記しておかねばならない。結論から言うと、ぼくは今の状態ではボシエルの依頼を達成してもアルケイン大学には入学できないのだ。

アーチメイジがアルケイン大学への入学者を制限している
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

なんでも、アーチメイジ(Arch-Mage)のトレイヴン(Traven)が、アルケイン大学への入学者を、シロディールの全ての魔術師ギルドのリーダーから推薦状をもらったギルドメンバーに制限しているらしい。

な、なんて迷惑な話だ。それじゃ、ぼくの溢れんばかりの才能をもってしても、各地のギルドのリーダーに気に入られなければどうにもならないってことじゃないか。


とりあえず魔術師ギルドには加入して、カラヒルに推薦状をもらえないか頼んでみたところ、こんなことを言われた。

あなたが代わりにやってくれたら推薦状を書いてあげます
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「最近、旅の商人がゴールド・ロード(Gold Road)で相次いで殺害されています。行方不明者も多いです。私、帝国の評議会にこれ以上の被害を食い止めるよう頼まれたんですが、あなたが協力してくれたら推薦状を書いてあげますよ

は、はぁ~!? それってすごく重大な任務だろ? 自分で言うのもなんだけど、どうしてギルドに入ったばかりの素性の知れないエルフにやらせようとするんだ? まったく、モロウウィンドでもシロディールでも、魔術師ギルドはどうしようもない連中ばかりのようだ(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その2:それでいいのか、魔術師ギルド - 星を匿す雲

だが、悲しいかな、それでもぼくには推薦状が必要だ。そんなわけで、ぼくはカラヒルの依頼を受けることにしたのだった。


かわいすぎる協力者

今回、ぼくには協力者がいて、ゴールド・ロード沿いの宿屋で落ち合うことになるらしい。

ゴールド・ロード沿いの宿屋
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

しとしとと小雨の降る中、ぼくは指定された宿屋へ向かった。

アリエール・ジュラ―ド
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

宿屋で落ち合った協力者、アリエール・ジュラ―ド(Arielle Jurard)は小柄なブレトン(?)の女性だった。か、かわいい。ぼくが今までの人生(モロウウィンドとオブリビオン)で出会った女性の中で一番かわいいぞ。この依頼、気乗りしてなかったけど来てよかった。


分かりやすすぎるフラグ

アリエールに指示された通り、旅の商人のふりをして一晩部屋を取った。どうやらぼくは囮役らしい。

間もなくぼくに話しかけてくるハイエルフの女性がいた。

話しかけてくるハイエルフの女性
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「ちょっといい? あんた旅の商人だってね? 殺人事件が頻発してるのによくここらを通る気になったねぇ、あたしがあんただったら宿に引きこもって嵐が過ぎるのを待つけど。

ま、明日は気を付けなさいよ。もう誰かが無意味に死んだってニュースは聞きたくないからさ。じゃ!」

あっ。絶対こいつが犯人だ。


秘密の会話

アリエールがぼくの部屋にやってきて、明日の作戦を教えてくれた。

明日の作戦
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

ぼくは明日、独りで宿を出てゴールド・ロードをクヴァッチに向かって歩く。それを、彼女ともう一人の魔闘士(Battlemage)がこっそりと護衛してくれるそうだ。

「襲われたら返り討ちにしようなんて考えないで、逃げること。わたしたちは絶対あなたを守るから、心配しないで。

それじゃあ、明日のために今日はよく眠ってね」

アリエールは力強くそう言って、華やかな笑顔を見せた。ぼくはクラクラした。心配なんてしないに決まってる。こんなかわいい人がぼくを守ってくれるんだもの、むしろ死んでもいい

その後、当然と言えば当然だけど、残念ながら彼女とは何事もないままぼくは朝を迎えた。


フラグ回収

薄暗い雨模様の中、宿屋を出発してゴールド・ロードを歩いていくと。

あんたの旅はここで終わりだ
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「あんたの旅はここで終わりだ。残念だったね、旅人さん」

ほらぁ~やっぱり!!

アリエールに言われた通り、ひたすら逃げた。逃げて逃げて逃げまくった。立ち向かってアリエールにちょっといいとこ見せちゃおうなんて思ったけど、相手が繰り出してきた強力な破壊魔法が体をかすめた瞬間、そんな考えは吹き飛んでしまった。悔しいけど、ぼくはまだこいつに勝てるほど強くない。

ちょ、てかこいつ、なんでぼくばっかり攻撃してくるの!? 逃げ回ってるぼくよりも自分に攻撃を仕掛けてる2人を先に倒さなきゃとか思わないわけ!? いや、アリエールが攻撃されたら嫌だけど、でも、でもさぁ! 順序ってものがあるんじゃないか、普通!?


大玉砕

……ハァ、ハァ……。

終わった
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

どうやら、アリエールとその仲間がハイエルフを倒してくれたようだ。

アリエールとその仲間がハイエルフを倒してくれたようだ
出典:The Elder Scrolls IV: Oblivion

「よくやったね。これでゴールド・ロードは安全な道に戻ったよ!」

アリエールはぼくをベタ褒めしてくれた。デヘヘ、かわいいなあ

そうだね、逃げるのにも才能が必要なんだ。ぼくのこの素晴らしい才能は、きみが存分に引き出してくれたんだよ、アリエール。どうか、これからもきみにぼくの才能をたくさん見つけてほしい。だから付き合ってくれ!

……と思いきって言ってみたけれど、彼女はぼくの言葉をまるで聞いていなかった、あるいは聞いていなかったふりをした。ぼくはあっさりフラれてしまった。

ううっ、落ち込むな、ぼく。アネゴが言ってたじゃないか、男も女も星の数ほどいるからそんな気にすんなって。自分だって周りにろくな奴がいなかったし数えきれないほどアタックしてもだいたいダメだったって(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その7:マーラ様がみてる - 星を匿す雲。あれ? これ励ましになってなくない? ま、まあいいや。


ぼくはアンヴィルに戻り、カラヒルに商人襲撃の犯人が死んだことを報告した。カラヒルは約束通りぼくにアルケイン大学への推薦状を発行してくれた。

よし。この調子で他の街の魔術師ギルドでも推薦状を手に入れてアルケイン大学に入学するぞ! そうすればこの才気煥発なぼくのことだ、シロディール中の女の子からも男どもからもモッテモテになるに違いない。

そうと決まれば話は早い。次はどこの街に行こうかな!




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これにてプレイ日記その2は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。

次の話はこちらの記事に書きました。

前作モロウウィンドのプレイ日記こちらの記事から書いています。

次作スカイリムの感想こちらです。









※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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