星を匿す雲

主にTVゲーム、漫画、小説、史跡巡りの感想を書いているブログです。基本的に【ネタバレあり】ですのでご注意ください。

【予想】The Elder Scrolls VI:舞台と年代、登場種族・団体・人物についての考察

皆様こんにちは。赤城です。

Bethesda Softworksの"The Elder Scrolls VI" (TES6)の予想記事を書きました。

>>公式サイト




公式発表

まず、2020年3月8日時点で、公式からファンに向けて公開されている情報をおさらいします。不要な方は次の項目へどうぞ。


TES5の次回作となるThe Elder Scrolls VI (TES6)は、現在制作の準備段階にあるとされています。

2020年3月8日時点で明らかなのはティザー広告(2018年6月公開)と、

Skyrim Grandmaとして有名なShirley Curryさんをモデルにしたキャラクターが出演するという情報(2019年3月公開)のみです。

見逃しがあったらすみません、ぜひ指摘してください。


非常に不謹慎な発言になるのは承知の上で言いますけど、どうかShirleyさん(2020年3月8日現在83歳)がご健康な間に発売してほしいと切に思います。あともちろん私が生きてる間にね。

だってベセスダさん、TESシリーズ作るのにすごい時間かけそうなんだもん。いや、無論時間かけないでボロッボロのクオリティで出されるのは勘弁願いたいですが、せめて2020年代には出してほしいです……そして6で終わりとかいう噂を打破してぜひ7、8と続けてほしい……。




ベセスダ(ゼニマックス)の新規商標RedfallはTES6のタイトルか?→違います!!

※2021年6月にRedfallはベセスダの開発している別ゲームのタイトルであることが判明しました。
上記の記事とそのリンク先によると、既に2019年時点で元公式シナリオライターによってTES6のタイトルはRedfallではないと指摘されていたようですが、私は全く気付いていませんでした、申し訳ありません。したがってこれ以降、TES6がRedfallであると仮定して書いていることは全て見当外れです。特にこの項で推測していることは全くの無意味になっていますが、書いた当時のまま残してあります。ご承知のうえでご覧ください。
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一般に(?)、ゲームの新作を予想するときは、ゲーム制作会社が各国に出願している商標を確認するのが通例となっています。私も過去、ポケモンの商標は随分と熱心に調べたものです。

2018年9月、ゼニマックスRedfallという商標を国際出願しました。これはTESシリーズファン界隈で直ちに、シリーズ新作のタイトルではないかと話題になりました。

この件については、下記のブログが一番詳しく、熱心に書かれているかと存じます。過去のシリーズの商標の取得状況やESOの商標の取得状況とも比較して解説されていますので気になる方はぜひお読みください。
私は、RedfallがTES6のタイトルである可能性はありうると思います。またもしそうであれば、この筆者さんが記事内でおっしゃっているハンマーフェルが舞台で主役はレッドガードになるという予想は極めて尤もだと考えています。



Redfallは地名である?

ただ、もしRedfallがTES6のタイトルなら、それは恐らくゲームの舞台になる土地全体を表す地名ではないかと思うのです。これまでTES1以外のタイトルはずっと地名で統一されてきたので。

でも、私の知る限りRedfallなる地名はタムリエルには存在しません。とすると、タムリエルのどこかの地域が新しくそう名付けられるか、もしくはタムリエルではない他の大陸のRedfallという土地が舞台になるのかもしれません。



Redfallの正体が明かされる日はいつ?

ちょっと本題から逸れますが、遅くとも2023年5月9日までには、Redfallがなんらかのゲームのタイトルとしてベセスダもしくはゼニマックスから正式発表されるものと思われます。


以下理由を書いています。興味のない方は飛ばしてくださいクッソ長いので。

ゼニマックスの所在国であるアメリ特許庁のWebサイトで確認したところ、この商標(出願番号88110679)の最新状況は、2019年12月17日の特許庁による「使用宣誓書の提出時期延期申請の承認」となっています(2020年3月8日現在)。アメリカにおいて実際になんらかのタイトルとして正式に発表するのはもう少し先のことになるので、発表=使用する時期の宣誓を延期しているのでしょう。

使用宣誓書は登録査定から35か月以内に提出しなければならないため(参考:US TMEP 1109.10 Ownership)、使用宣誓書の提出時期の延期は、本件の場合最大で2023年5月9日までです。

さらに使用を開始する時期は使用宣誓書の提出より後にはならないため(参考:US TMEP 1109.09(a) Dates of Use)、遅くとも2023年5月9日までには、このタイトルが正式発表されなければなりません。

なお、私は法律も計算も苦手なため、間違っている可能性が多分にあります。間違っていたら何卒ご指摘ください。



私の妄想

以上の情報と、これまでのシリーズ展開、スカイリムの物語を踏まえて私の妄想をお伝えします。



年代:同時期/数百、数千年後/関係なし

スカイリムの内戦クエストでは、主人公は帝国軍側かストームクローク側かのどちらかに加わることになります(傍観するのもあり)。この内戦はそんなに長くは続かないでしょうが、どのような結果に終わったかは、もし10年後~200年後くらいのタムリエルが舞台であればどこかではっきり描かざるをえないでしょう。

しかし、TESシリーズが自由度の高さを標榜したRPGである以上、のちのシリーズ本編で複数の選択肢のあった重大な問題の結末をはっきりと描いてしまえば、その結末を選ばなかったプレイヤーをがっかりさせてしまいます。ベセスダはそのような危険は避けると思います。現に彼らは、マルチエンディングだったTES2についてはその問題を解決するため、のちの歴史では全てのエンディングが同一の世界線上で起こったことにするという力技をかましています。


したがって、TES6の年代は、

  • スカイリムの内戦の結末がまだ定まっていないほぼ同時期
  • スカイリムの内戦が遠い昔のこととなり、最早影響も関心もないため、人々に全く語られなくなった数百年、数千年後年代ジャンプ
  • タムリエルと没交渉他の大陸が舞台となるから関係なし

のいずれかになる可能性が高いと考えています。



舞台:ハンマーフェル/他の大陸/サマーセット

舞台は、ハンマーフェル、他の大陸、サマーセットのいずれかになると予想します。

理由は以下の通りです。


ハンマーフェル

前述の通り、RedfallがTES6のタイトルになるのであれば、ハンマーフェルが舞台になる可能性はあると思います。

その場合、ハンマーフェルがRedfallと改名していたり、ハンマーフェルとダガーフォールが合体してRedfallになったりするかもしれません。


他の大陸

タムリエルではない他の大陸にRedfallという国があり、そこが舞台になるのかもしれません。RedfallがTESシリーズに全然関係ないとしても、やはり他の大陸が舞台になる可能性は否めません。

他の大陸を舞台にすると、これまでの人気種族がごっそりいなくなってしまうのが大きな問題です。でも、TES6をスカイリムよりかなり後の話にするのなら、タムリエルのお馴染みの種族たちが侵攻・移住していると考えてもおかしくはありません。お馴染みの種族+ツァエシやカ・ポツーンをプレイヤーキャラに、などの胸熱展開も期待できますwktk。


サマーセット

タムリエル内でハンマーフェル以外の候補を挙げるならば、有力なのはまだシリーズ本編で舞台になっていないサマーセット、ヴァレンウッド、エルスウェーア、ブラックマーシュです。

この中では、私はサマーセットが一番可能性が高いと考えています。スカイリムにおける真の敵サルモールの本拠地ですから、スカイリムの物語を継承しているだろうとファンに期待させ惹きつけるのであれば、ここを舞台にするのが最適かと存じます。

その場合、Redfallがゲームタイトルになることは考えにくいです。勝手な思い込みなんですけど、ハイエルフも他の人種もサマーセットをRedfall(赤い滝? 血の滝?)とは名付けなそうだと感じます。なんか野暮ったいというか血気盛んというか、あまり高慢なハイエルフらしくない気がするんですよね。



年代と舞台の組み合わせ

以上を考え合わせると、年代と舞台の組み合わせは下記のいずれかになる公算が強いと勝手に宣言しておきます。外れても恨みっこなしだぜ。

  1. 同時期のハンマーフェル

  2. 年代ジャンプして他の大陸

  3. 年代関係なし、既存種族が全く登場しない他の大陸

  4. 同時期のサマーセット



登場する種族、団体、人物

「登場する」より「登場してほしい」と表現した方が適切かもしれませんが、片っ端から挙げてみます。


スノーエルフ

生き残りがギレボルだけじゃあまりにも可哀想で……スノーエルフが出てくるとしたら舞台はハイロック、ハンマーフェルあたりになりそう。


ドウェマー(ドゥーマー)

他の大陸が舞台の場合のみ。TES3で登場したドウェマー唯一の生き残りであるヤグルムはタムリエル全域で同胞を探し回ったと言っているけど、他の大陸を探してはいませんでした(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その9:さよなら半裸のおっさん - 星を匿す雲。もしかしたら種族ごと他の大陸に移動しているのかもしれません。


アカヴィリ

アカヴィル大陸が舞台の場合のみ。私はツァエシの真実を知りたいんだ(参考記事:オブリビオン プレイ日記 その5:ブルーマはぼくをアカヴィリのもとへ導く - 星を匿す雲


ジートのシュセイ・ラート以外の種族

スカイリムにはシュセイ・ラートしかいなかったのでここいらで他の猫ちゃんたちとも触れ合いたい、いやむしろ私が猫ちゃんになりたい

ESOでは色んな種族が登場するらしいですね。その調子でTES6もぜひお願いしたいです。


サルモール

スカイリムと同年代なら必須。年代ジャンプしても残党みたいなのにちょろちょろ暗躍していただき、最後には華麗に壊滅していただきたい。


サイノッド、ウィスパー大学、サイジック会

ウィンターホールド大学関連クエストでこれ見よがしに登場した団体の皆様(ウィスパー大学は名前だけ)、出番ですよ!

サイジック会はゲーム内書籍で語られているのでなんとなく想像はできるけど、前の2つは未だに何やってるかよく分からないです。

主人公が関わるとしたらいずれかの団体に加入することになるのかなあ。う~ん、どれもあまり加入したくはない(笑)。第四勢力の出現を期待します。


戦士ギルド

スカイリムでは同胞団の勢力が強いからいなくなっただけで、他の国ではまだ存続している、んですよね? いずれにせよTESシリーズに脳筋エストは必須です。


嘘つきのムアイク

登場が確約されている唯一のキャラ。既存種族が全くいない他の大陸が舞台であっても登場する可能性大な気がする。


テルドリン・セロ

完全に私の願望ですサーセン。例え年代ジャンプしても、エルフや吸血鬼なら生きてる可能性あると思うんだ。



登場しない種族、団体、人物

逆に、もう登場しないであろう、もしくは登場するべきでないと思われる人物、団体もいくつかあります。


ドラゴン、竜教団

彼らに真に対抗しうる者はドラゴンボーンしかいないので、もう出ないでしょう。出たら詰みます。


ブレイズ

モロウウィンドからスカイリムまでで、帝国のスパイ組織たるブレイズの物語は綺麗に(と言うと特にスカイリムについては異論をお持ちの方もいらっしゃるかとは思いますが)語り尽くされ、彼らの役割は完了したと私は思っています。なぜなら、彼らの役割はドラゴンボーンを守ることで、スカイリムの主人公が最後のドラゴンボーンだったから。

スカイリムの主人公の尽力により勢力が回復してくれていたらそりゃあ嬉しいですけど、TES6では風の噂にそういう話を耳にするだけか、出てくるとしても物語に影響がない程度の端役にしてほしいです。


過去作の主人公(NPCとして)

ほぼ全ての創作物における真理ですよね。

例えばスカイリムの主人公=TES6の主人公としてプレイヤー自らがRPするのは楽しいかもしれないが、他人(NPC)として出てきてほしくはない。

「そうとも取れる」くらいなら我慢できるけど、それも個人的にはすごく苦手です。テルドリン・セロ=ネレヴァリン(モロウウィンド主人公)とかシェオゴラス=クヴァッチの英雄(オブリビオン主人公)とか誰かに熱く語られたら血反吐吐くレベル。モロウウィンド、オブリビオンをプレイし始めたばかりの頃はそれもいいかなと思っていたのに最近なぜか地雷になってきました。たぶん自分で作った主人公に愛着が湧いたせいです。もちろん違う考えを持っている人を否定したいわけではないです、好みの問題なので。

なお、テルドリン・セロ=ネレヴァリン説はこちらの記事で検証しています。




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最後までお読みくださりありがとうございました! 2020年代には発売されることを期待して、首を長くして待ちましょう!!

え? 発売されるまで何をして待っていればいいかって? 他のゲームや趣味や仕事その他に没頭するのもいいし、スカイリムをやり込んだり、過去のTESシリーズをおさらいしたりしても楽しいんじゃないでしょうか?


もしお暇でしたら、幣ブログのTESシリーズのプレイ日記・感想でも読んでいってください!

TES3モロウウィンドのプレイ日記こちらの記事から。

TES4オブリビオンのプレイ日記こちらの記事から。

TES5スカイリムのプレイ日記はこちらの記事から、感想はこちらの記事から書いています。

TESシリーズの世界観の考察なんかもやっています

ベセスダ制作のアポカリプスRPG、Fallout 4のプレイ日記書き始めました








※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。