星を匿す雲

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【プレイ日記】臆病者カジート、スカイリムを駆ける その1:独りはイヤだ、仲間が欲しい

皆様こんにちは。赤城です。

Bethesda SoftworksのPC/XBOX ONE/PS3/PS4/Nintendo Switch用ソフト"The Elder Scrolls V: Skyrim" (スカイリム)のプレイ日記を書きました。スクショは撮るのを忘れていたため少なめです。

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はじめに

プレイを始めてからだいぶ時間が経っているので、あやふやな記憶をもとに書いているところが多いです。

また、Nintendo Switchユーザーであるため、DLCは予め導入済、MODは不使用です。


※ご留意ください:このプレイ日記は諸事情あって途中で断念しています普通の感想も書いていますのでよろしければお読みください。



プレイ日記

だいたいプレイした順に書いていきます。



処刑場でキャラメイク

目覚めた瞬間、私は荷馬車に乗せられていました。うわー映像綺麗だなーと1秒くらい感動しましたが、雰囲気的にどう考えても処刑場に向かうところですよね。えっ何これ。私死んじゃうの?

いきなりシビアな現実にぶち当たり、荷馬車から逃げ出そうとするも頭をぐるぐる回すことしかできない。クッソ! スカイリムは自由度高いんじゃなかったのかよ!!(泣)


処刑場に着いたら、同じ馬車に乗ってた人が逃げようとして殺されてしまった。そしてこのタイミングでキャラメイクかよ。ならさすがにここでは死なないんだろうけど、こんな状況からどう脱出できるというのか。

事前に知識を仕入れるということを全く行わない人間なので、キャラメイク時には人種の幅広さに驚きました。やだ、トカゲと猫がいる、かわいいー! でも他の人種はあまりかわいくない。どう頑張ってもおじさんかおばさんになってしまう。よっし、オラ猫ちゃん(カジート)になるぞ!!



ドラゴンの襲撃

ローマ帝国みたいな服装の人たちが罪人たちの罪状を話し始めました。どうやら私はストームクロークというこの地方の反乱軍(?)の一味だと思われて捕らえられてしまったらしい。いやいや、どう考えても違うでしょ。この人たち普通の人間、私はかわいい猫ちゃん。明らかに誤解だってば!!

1人処刑されて、2人目は私ですか。早くないですか。他の明らかに反乱軍な人にしてくださいよ。しかも猫呼ばわりとは無礼な。せめてカジートと呼べよ。

逃げようとしたのに体が自動で処刑台へ向かってしまいます。だからさー、スカイリムは自由度(略)。

体が自動で処刑台へ向かってしまいます
出典:The Elder Scrolls V: Skyrim


しかし、あわやというところでドラゴンがやってきて、みんな散り散りになりました。いやー、ここマジでびっくりしましたよ。全然情報を仕入れてないから、ドラゴンが出てくることも知らなかったんです。ドラゴンっていかにもファンタジーっぽくて胸熱ですね!



パンピーで臆病なカジー

混乱の中を必死に走っていたら、いつの間にか城塞のような場所にストームクロークのレイロフさんと一緒に佇んでいました。そこに帝国軍の人たちがやってきて、戦闘になります。殺らなければ、殺られる……!?

このあたりでTRPGでいうところのキャラの設定を生やす作業を容赦なく迫られていると思った私、ここはレイロフのあんちゃんに全て任せることにします。だってカジート、武器を持ったことないんだもん。怖いよ~、助けてレイロフさぁん!

こうして私の1周目のキャラはパンピーで臆病なカジーに決定したのでした。まんまリアルの私のキャラじゃん。

いやー、にしてもレイロフさん強いっすね。カジートが手を貸さなくてもバッタバッタと帝国軍を殺していきます。これ、助けて捕虜にするという選択肢はないのかなあ。かわいそうになってきた。でも拷問部屋はマジで許せないと思った。



リバーウッドへ

熊とかもやり過ごし、スカイリムの基本動作を学びながら砦を脱出しました。レイロフさんは、近くに姉の住んでる村があるからよかったら頼れば? と言って走り出します。ええっと、レイロフさんもその村に向かうのかな? ここから自由行動してもよいのでしょうが、カジートは普通の人だから戦えないし、お金を稼ぐ手段もありません。とりあえずリバーウッドとやらに行ってみましょう。


リバーウッドではレイロフさんのお姉さんとその夫に会いました。彼らの会話を聞いて、ストームクロークの事情が少しだけ分かりました。帝国の支配下に入ることに抵抗しているのがストームクロークなんですね。あと、処刑場にいた貫禄のある人はストームクロークのリーダーだったんですね。カジート、何気に歴史的な瞬間に立ち会ってしまったのかも。このあたりから既に神ゲーの予感。設定の作り込みすごくないですか。

レイロフさんはとりあえずお姉さんの家に身を潜めて、そのうち本部のあるウィンドヘルムへ向かうそうです。ええっ、ジートについてきてくれるわけじゃないんだね。がっかり。そしてこの後もいつまで経ってもウィンドヘルムに行かずお姉さんの家でニートしてるよね。内戦クエストが始まれば何か動きを見せるんだろうけど。とりあえずウィンドヘルムには戻っておいてもよかったのではと思いました(笑)。

お姉さんからは、ホワイトランという山向こうの大きな街へ行って救援要請を出してほしいと言われました。他の村人たちからも金の爪奪還やら好きな人への手紙やら立て続けに用事を頼まれました。どんどん増えていくクエスト一覧。なんだこれ、今までプレイしてきた一本道RPGと全然勝手が違う。カジートは混乱してきたよ。どれからやればいいんだろう。う~ん……。

そうだ、旅に出よう。



ロリクステッドとマルカルス

ホワイトランとは反対方向にテキトーに走り出したカジート。洞窟に入ろうとして魔女みたいなやつに殺されたり、野良死霊術師に襲われて道端の吟遊詩人のおっさん(タルスガル)に倒させたりしながら、行く当てもなく旅を続けます。吟遊詩人のおっさん強すぎワロタ。なぜ仲間になってくれないのか


ロリクステッドでは、初めてクエストをクリアしました。宿屋の息子のエリクが冒険者になりたいから父親を説得してくれと言ってきたので、お父さんに対して説得の選択肢を選んだら一瞬で終わりました。はええな。テンポが良いのは素晴らしいことだ。ではカジートが一応冒険者だから今すぐついてきてくれるのかと思ったら、そんなことはなかったぜ。後で訪ねると従者にできるみたいですね。


その後、画面上のゲージに現れるダンジョンや建物に近づいてはフォースウォーンや山賊に追われ、だいぶ色々と遠回りをしながらマルカルスに辿り着きました。もう何度「いい絨毯になりそうだな、猫!」とか「従兄弟の飼ってた猫に似てるな。まあそいつも殺してやったがな!」などと罵られたことか。とりあえず衛兵のいるまともな街に逃げ込めて一安心です。

……と思ったら、到着早々殺人事件に遭遇。えぇ~何この街怖すぎ。

現場にいたお兄さんにタロスの神殿へ来いというメモを渡されたけど、カジートにはタロスの神殿がどこにあるか分からなかったからこのクエストは2か月くらい放置していたよ、ごめんね。

他にも労働者をこき使っている悪徳オークがいたり、廃屋を探検するおじさんを助けようとしたら殺し合うことになったりして、ろくなことがなかったから、この街とはいったんおさらばすることにしました。もちろん殺人を犯さない善良なカジートなので、廃屋での一件はなかったことにしました



ようやくホワイトランへ

ファストトラベルでリバーウッドに戻ったカジートは、その足でホワイトランへ向かいます。期限がないとはいえ、メインクエストらしきものを序盤からいつまでも放っておくわけにはいきませんから。JRPG愛好者の悲しき習性よね、これ。

ホワイトランへ行く途中で、牛を連れている農夫に会いました。なんでも、巨人に畑を襲われないようにするために牛を供物として捧げるんだとか。効果があるかは分からないがね、と諦め気味です。へぇ~この世界には巨人までいるんだ。絶対近づかないようにしよう


ホワイトランに到着。マルカルスよりも街並みがさっぱりしていて見やすいです。

ホワイトランに到着
出典:The Elder Scrolls V: Skyrim

まずは周囲のNPCに話しかけまくります。この街に住む首長が帝国とストームクロークどちらにつくか明確に宣言していないということは既にレイロフさんのお姉さんから聞いていました。そのせいなのか、水面下で帝国派とストームクローク派が火花を散らしている様子が見て取れました。帝国派もストームクローク派も本当に悪い人ではなさそうだから、どちらの味方にもつきたくないなあ。とりあえず内戦クエストは徹底的に放置することにします。


続いて、ドラゴンズリーチに行ってバルグルーフ首長にリバーウッドへ衛兵を送るよう頼みます。首長はいかにも人徳のある有能な人物で、「私の民を見殺しにするわけにはいかない。早速派遣するんだ」みたいなことを言ってくれました。よかったよかった。

で、バルグルーフさんから宮廷付き魔術師のファレンガーに紹介されることに。

宮廷付き魔術師のファレンガー
出典:The Elder Scrolls V: Skyrim

おっ、ついに安全なお仕事をゲットできるのか? と思いきや。ドラゴンストーンなるものを取りにブリーク・フォール墓地へ行けとおっしゃる。

ブリーク・フォール墓地へ行け
出典:The Elder Scrolls V: Skyrim

ジート一人で? え~……明らかに幽霊出そうじゃん。怖いんだけど。

まあ、これで箔がつくなら仕方がないか、やばかったら逃げればいいだけだしな、と思い、カジートはブリーク・フォール墓地へ向かいました。



孤独

ブリーク・フォール墓地に来ました。うん、墓地周囲にも入り口にも山賊がいるね。隠密行動してても気づかれるよ。もうやだ、帰りたい

山賊からひたすら逃げて、ブリーク・フォール墓地内部へ。蜘蛛に捕まってる男性に出会えたと思ったら、助けてあげた瞬間にどこかへ逃げ出して消えてしまいました。何度ロードしてやり直しても、結果は同じでした。てっきりこの冒険の間だけでもついてきてくれると思ったのに。

とりあえず男性を追いかける形で奥へ向かうと、予想通り、ガイコツやゾンビみたいなの(ドラウグル)が襲ってきます。しかも狭いから逃げられない。ホラー苦手なのにー! もうやだおうちかえる、でもよく考えたらおうちなんてなかったあああ!! 必死で両手剣を振り回すカジート。このとき両手武器使いになることが決定しました。

そして最奥で金の爪が必要になり、どこを探してもないので攻略情報を見たら、さっき行方不明になった人が持っていると知ったときの孤独感。再びガイコツたちが起き上がらないかと怯えながら、1時間くらい探し回ってやっと見つけましたよ。ドラウグルの死体の傍でひっそりと死んでいました。ああ、確かこの金の爪って、リバーウッドの雑貨屋のおっさんが盗まれたって言ってたやつだ。盗んだのこの人かあ。でも、山賊でもなんでもいいからついてきてほしかったわ。


最奥ではドラゴンの力のようなものを手に入れて、棺から出てきたドラウグルもなんとか倒すことができました。こ、怖かった~! もう二度とこんな思いはしたくない。たとえ死ぬとしても、一人じゃ死にたくない。

このブリーク・フォール墓地での孤独感をカジートは一生忘れないでしょう。これ以降、従者を交代するとき以外、カジートが単独行動することはなくなったのでした。



初めてのドラゴン殺し、初めての従者、初めての家

疲れ切った心と体を引きずって、バルグルーフ首長とファレンガーの待つドラゴンズリーチへ帰りました。すると、ドラゴンが西の監視塔を襲っているとの報告が入りました。なんだかカジートも行かなきゃいけなそうな雰囲気ですね。うわぁ、行きたくない。でも行かないと話が進まないんだろうな。


西の監視塔では、ヘルゲンで見たのと同じような恐ろしいドラゴンが暴れ回っていました。でも、衛兵たちも一緒に戦ってくれるんですよね。やったぁ、一人で戦わなくていいんだ!(感動)

ジートは弓矢を数本と、両手剣による斬撃を数回入れただけでしたが、ドラゴンは倒れました。墓地のときと似たような感じで、ドラゴンの中から何かがカジートの中に流れ込みます。衛兵たちが駆け寄ってきて言いました。「あんたはドラゴンボーンだ!」「すごい、こんなの初めて見た」と。えらく賞賛されています。なんかよく分かりませんが、ドラゴンボーンというやつは非常に伝説的な役割みたいです。パンピーで臆病なカジートですが、ちょっといい気分になってきました。


鳴り物入りでドラゴンズリーチへ帰ると、バルグルーフ首長から、晴れてホワイトランの従士に任命され、ホワイトランの斧をもらいました。この斧は、この先長いこと愛用する武器となりました。

また、従者のリディアさんもつけてもらいました。よかった、カジートにもやっと仲間ができたよ。しかもリディアさん、「わたしの全てを懸けてあなたをお守りします」みたいなこと言ってくれるから非常に心強い。まあ、実際には何回か誤爆するとこちらを敵と認識して死ぬまで攻撃してくるけどね。

さらに、これまでずっと貯めてきたお金で、ホワイトランの街中に念願のを買うこともできました。やったあ、いざというときに逃げ帰れるおうちができたぞ。それに、ちょうど持ち物がいっぱいになってどうしようかと思っていたところだったんだ。これからは重量オーバーにも怯えることなく、安心して冒険ができるぞ!


こうして、カジートはどうにかスカイリムの中で自分の居場所を見つけることができました。グレイビアードとかいう人たちに呼び出されてるけど、とりあえずしばらくは自分の好きなことをしたっていいよね? こんなに頑張ったんだからさ。

ということで、自宅に荷物を置いたカジートは、リディアさんとともに物見遊山に出ることにしました。




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最後までお読みくださりありがとうございました!

次の話はこちらの記事で書きました。

プレイ日記ではない普通の感想こちらからお読みいただけます。

前々作にあたるモロウウィンドのプレイ日記こちらの記事から書いています。

前作オブリビオンのプレイ日記書いています








※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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