星を匿す雲

主にTVゲーム、漫画、小説、史跡巡りの感想を書いているブログです。基本的に【ネタバレあり】ですのでご注意ください。

【プレイ日記】方向音痴ブレトン、モロウウィンドを彷徨う その19:反則級のチート能力でデスゲームから生還したブレトン女だけどなんか質問ある?

皆様こんにちは。赤城です。

Bethesda SoftworksのPC/XBOX ONE/PS4用ソフト"The Elder Scrolls III: Morrowind" (モロウウィンド(モロウィンド))のプレイ日記その19をお送りします。前回のプレイ日記からかれこれ2年以上経過しており、実際にプレイした時期もかなり前であるため、テンションが今までと違っているかもしれません。

モロウウィンド、オブリビオン、スカイリムのストーリー全体の微妙なネタバレが含まれます。ご注意ください。

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前回までのあらすじ

私は、方向音痴で人の話を聞かないことに定評のあるブレトンだ。帝国軍のカリウス隊長の行方を捜してスカール村へやってきた。スカール村の人々の信頼を得るために、スカールの力を取り戻す儀式とやらを代行した。さらに、スカールの厳しい掟が生んだ昼ドラや中二病騒動に巻き込まれたり、間違えて良いドラウグルを倒してしまったりもした。そんな折、村は謎の人狼軍団に襲撃され、スカールの長であるサーステン・ハートファングが行方不明になった。村のシャーマンであるコルスト・ウィンドアイは、この異常事態に収拾をつけるため、スカールに恵みと浄化をもたらす「リスターグの儀式」を実行しなければならないと言う。




リスターグの儀式

コルストから、リスターグの儀式を行うために必要な専用の道具があると言われたので探し出してきたら、お礼に狼を呼び出す呪文を教えてもらいました。

狼を呼び出す呪文を教えてもらいました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

フロストモス砦で聞いた、スカールは動物を自由に操れるという噂は本当だったのですね。

表示内容がおかしい
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

えーと、何か表示されてる内容がおかしいけど、召喚できるんだよね、狼?


コルストからいよいよリスターグの儀式に参加してほしいと言われ、フィヤルディング湖へ。湖畔には儀式に参加するスカール村の3人の戦士が集まっていました。ちなみに彼らはフィヤルディング湖の西側にいると教えてもらったのですが非常に分かりづらく、大勢のリークリングに追いかけられながら小一時間迷いました

儀式に参加するスカール村の3人の戦士
儀式に参加するスカール村の3人の戦士2
儀式を主導するおっさん
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

儀式を主導するおっさん曰く、儀式の内容は、夜に、専用の道具で呼び出したクマの精霊を狩り、その心臓をコルストに渡す、というもの。私は彼らの儀式を助けるためにリーダーのおっさんのそばにいて、彼の命令を聞かないといけないのだそうです。

さて、粉雪の舞う深い暗闇の中、松明を掲げた戦士たちは別々の方角へ歩き始めました。すると――

突然、獣の唸り声のような音とともに「ギャーー!!!」という男性の悲鳴が聞こえました。えぇ、何が起きたの!? めっちゃ怖いんだけど! するとリーダーのおっさん、「仲間の一人がいたはずの方角から聞こえた、あんたちょっと見てこい」とのたまいます。チクショーやっぱりそういう役回りかよ!

死んでる
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

し、死んでる……。

リーダーのおっさんによると、邪悪な精霊が儀式を邪魔しようとしているのだそうです。彼を失ったのは痛手だったが、儀式は続けなければならないとのこと。う~ん、これはなんだか嫌な予感がプンプンしますねぇ。

しばらく歩くと、もう一人の仲間の方から、再びおどろおどろしい獣の声が! またもや私に見てこいと命令するおっさん、すごすごと向かう私。

死んでる2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

し、死んでるぅ!! この先何が起きるか、もうなんとなく分かってきたよ。

あんたと私の二人でリスターグを続けにゃならん
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「あんたと私の二人でリスターグを続けにゃならん」と言うおっさん。私たちは歩き続けます。果たして2人はスカール村へ生還することができるのでしょうか!? 乞うご期待!! …………ん? なんか今、不気味な獣の唸り声みたいなのがすぐ近くで聞k

ギャーーーーー!!!!
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ギャーーーーー!!!! 人狼が襲撃してきたぁ! いやだぁぁぁこっちこないでえぇぇぇ!!!

……ハァハァ……何回か死んだけど、なんとか倒せた。よし、リーダーのおっさんよ、儀式の続きを……

うんやっぱりね!
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

うんやっぱりね!


しかしどうやらこれで儀式は成功した判定になったらしく、私はクマの精霊の心臓を入手でき、コルストのもとへ帰還しました。コルストからはお礼として、今度はクマを呼び出す魔法を教えてもらいました。




カースターグ城の冒険

さて、コルストによると、「血の月の予言」の兆候がまた一つ現われたそうです。それは、北の浜のホーカーの大量死

ホーカーの大量死
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

彼は、これが本当に予言の兆候であるか否かを見極めるために、カースターグ城(Castle Karstaag)を調査してきてほしい、と言います。

え、カースターグ城って、200年後のTES5でめちゃくちゃ強い亡霊みたいなのが出てくるあそこのこと? 200年後の私、あそこは未だにクリアしてないんだよな。我がパーティーのメイン戦力であるテルドリン・セロでも倒せないくらい手強かった(亡霊の体力の回復速度がエグい)ので。……なんか、今度はアクションゲームが苦手なプレイヤー的にものすごく嫌な予感がするんですけど。



カースターグとリークリング

カースターグ城の説明
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

カースターグ城は氷でできていて、氷の巨人カースターグが住んでいます。スカールたちはカースターグとは長い間平和に共存してきたのだとか。ほほう、TES5の普通の巨人と人間の関係性と似たような感じなのでしょうかね。

カースターグ城の説明で意外だったのは、カースターグはその城に一人で住んでいるわけではなく、リークリングたちが側仕えをしているのだということ。なるほど、だから200年後にはリークリングの住処にカースターグの頭蓋骨が祀られていたりするわけですね。島全体のリークリングがカースターグの支配下にあるのか、それとも一部のリークリングだけなのか。RP次第でなかなかいい塩梅に妄想を広げられそうな気がします。

このところ、カースターグはスカールに何も知らせをよこさないのだそうで(定期的にリークリングの使者とかが訪ねてくるんでしょうかね?)、コルストは、北の浜のホーカーの大量死はリークリングの仕業ではないかと考えている、とのこと。



立派な橋

カースターグ城に向かうべく、スカール村から北上します。

カースターグ城の説明
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

おお、本当にホーカーがいっぱい死んでいますね。不気味ですね。


スカール村の存在する地域とカースターグ城の存在する地域の間の川に、随分と立派な橋が架かっていました。

橋が架かっていました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

こういうところからも、TES3時代には、カースターグとスカールの間に何某かの交流があることが見て取れますね。TES5で確かめたところ、この位置には橋が存在しておらず、もう少し上流の滝の前に木製の橋があるだけでした。

もう少し上流の滝の前に木製の橋がある
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ちなみに、TES3の立派な橋の向こう側には人間のならず者が大勢たむろしていたので全力疾走して逃げました



喋るリークリング

コルストに言われた通り、海の中の秘密の入り口からカースターグ城に侵入します。

海の中の秘密の入り口を探す
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

すると、そこには。

クリシュ(Krish)
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

リークリングのクリシュ(Krish)がいました。え、見えづらい? すみません、最近モロウウィンドのゲーム画面をスクショするとなぜかものすごく明度が落ちてしまい、加工しまくってもこれが限界なのです。クリシュに直接会いたい方はぜひ、モロウウィンドをプレイしてみてくださいね!!(唐突なダイレクトマーケティング

めちゃくちゃ喋ります)
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

さてこのリークリング、なんと喋ります。「ウワ! ぶれとんカ。不細工ダナ。背ガ高スギル。かーすたーぐ城ニ何ノ用ダ? 早クシロ。話ヲシテイル暇ハナイ」だそうです。しょっぱなからディスられましたがこの手のTES仕草にはもう慣れております、ハイ。

それにしても、人間かエルフか程度ではなく、人種まで見分けることができるのですね。ソルスセイムは絶海の孤島で滅多に人が来ないイメージがありましたが、意外と人の行き来が盛んなのでしょうか。システムの都合で、リークリングのみのために人間/エルフ/獣人の区別まで付けられないだけかもしれませんけど。

さて、どうやらクリシュは私に手伝ってほしいことがあるようです。その内容はというと。

めちゃくちゃ喋ります)
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

彼の主人であるカースターグが、なぜだか分からないけれどどこかへ行ってしまい、最早戻ってこないようである。そこで、彼と彼の仲間たちはこの城の乗っ取りを計画していたのだそうです。彼らはグラールの一団とまで手を組んだが、裏切られ、彼以外の仲間たちは全てグラールに食べられてしまいました。そのグラールたちが城の中を徘徊している今、彼だけでは到底城の上階までは辿り着けません。そしてまた、カースターグの祝福を受けていない私も、城に入ることができません。そこで、彼は、自分が持っているカースターグの祝福で私を城に入れてやる代わりに、グラールたちを倒してほしい、と言ってきました。

カースターグがどこかへ行ってしまったのなら、スカールになんの知らせもよこさなかったことに説明がつきます。しかし、主のいなくなった城を乗っ取ろうとするやら、私に取引を持ち掛けてくるやら、このクリシュというリークリング、逞しくて賢くてちょっと可愛いですね。TES5でサースクを占領していたリークリングのリーダーを上回るかもしれません。


クリシュに先導されながら、グラールを倒し、城の中を進んでいきます。

人間の頭蓋骨っぽいのがいっぱい入ってる器
骸骨が無造作に積み重なっていた
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

なんか、食堂(Banquet Hall)に人間の頭蓋骨っぽいのがいっぱい入ってる器が置いてあったり、骸骨が無造作に積み重なっていたりするんですが、リークリングかカースターグが食べているのでしょうか? だとしても、きっとそこらの狂戦士やならず者をとっ捕まえてきてるだけですよね? まさか、スカールとカースターグの平和的な共存が、スカールから定期的に人間の生贄を差し出すことで保たれてきたとかではないですよね?? そういえば、TES5でも農民が牛を供物として巨人に捧げに行くランダムイベントがありましたが……(関連記事:スカイリム プレイ日記 その1:独りはイヤだ、仲間が欲しい - 星を匿す雲。私、信じてます。


城の上階に到着すると、2人目の喋るリークリング、ダルク(Dulk)が出迎えてくれました。

ダルク(Dulk)が出迎えてくれました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

出迎えてくれた、と表現するほど好意的な態度ではありませんが。彼はクリシュとは逆に、カースターグに忠誠を誓っているリークリングで、クリシュ曰くカースターグのペット。ですから、クリシュを手伝ってここまで来てしまった私に対してひどくお冠です。ただ、私に危害を加えるつもりもないようです。

ダルクからは、城のリークリングはホーカーの大量死には関わっていないことと、クリシュの知らなかった、カースターグが失踪した時のことを教えてもらうことができました。

カースターグが失踪した時のこと
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「ますたーハ行ッテシマッタ、狼ドモト行ッテシマッタ! 大キナ狼、邪悪ナ狼――人間ノヨウニ歩ク狼と! だるくヲヒトリ残シテ! デモ、ますたーハ、キットスグニ帰ッテクル。絶対ニ帰ッテクル!」

け、健気でかわいい……! 大丈夫だよ、マスターが帰ってこなくても私が面倒を見てあげるから!!

な~んて実現不可能な妄言は置いといて。なんと、カースターグもまた、人狼に連れ去られていたのでした。帝国軍のカリウス隊長、スカールの長サーステン・ハートファングに続いて、3人目です。これはいったい何を意味するのでしょうか。


これからクリシュとダルクがどうなるのかが気になるところですが、私は彼らに見咎められないのをいいことに、カースターグが城の中に溜め込んでいたお宝を持てるだけ持って、カースターグ城を後にしました。




血の月の予言の成就

スカール村に帰り、コルストに事の次第を報告しました。

この武器をきみにあげよう
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「良くない兆候だな。しかも、それでもまだ、最悪の事態と言うには程遠いかもしれないと、私は危惧している。この武器を君にあげよう。この先君が遭遇する困難の中で、この武器が君を守ってくれるかもしれない。――さあ、とうとう血の月の予言について詳しく話をするときが来たようだ」

彼は私にスタルリム製の片手剣を手渡してから、語り始めました。

血の月の予言
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「伝説によれば、その“時”は、一つの時代に一度訪れる。邪悪な神、狩人たる神が、凶悪な爪牙を持つ猟犬どもを引き連れて地上を徘徊する“時”だ。3つの兆しがそれに先んじて顕れる。私は祈っていた、兆しを読み間違えていますように、予言の意味するところを取り違えていますようにと。だが、最早、読み間違えても取り違えてもいなかったことがはっきりしている。

予言は語る――第一の兆しは、“ガラスの目から燃え立つ炎”であると。フィヤルディング湖の炎がそれだ。私は単にドラウグル・ロードの魔法によるものであればと願っていたがね。

第二の兆しは“悲哀で満たされた潮”。私たちの浜辺には、死したホーカーたちが、私たちには到底計り知ることのできない理由によって生命を失った彼らの骸が、横たわっている。

第三の兆しは“血の月”。若き月が、狩人の神の狩った獲物の血で赤く染まる。空を見なさい、ブロッドスカールよ。3つ目の兆しは、まさに今、私たちの頭上で輝いている。

私たちは最早、“狩りの時(Hunter's Game)”の訪れを待つより他ない」

血の月の予言
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「“狩りの時”とはどのようなものか? それは時代によってさまざまだ。ある時は、部族の全ての者が“猟場(Hunting Grounds)”に連れ去られ、猟犬どもに追い立てられた。猟犬どもによって死をもたらされた者は幸運だった――そうでない者は狩人の神と相対しなければならなかったのだから。またある時は、ただ一人の者が獲物として選ばれた。

もしも、血の月が地表を照らしている間ずっと獲物が命を保つことができれば、狩人の神は彼の領域に戻り、次の時代を待つという」


ははぁ~、随分と趣味の悪い神様ですこと。でも、まさか私がそれに巻き込まれるなんてことはないですよね? なんかソルスセイム内の主だった人が行方不明になってるみたいですけど、私はただの部外者のネレヴァリンですし。

ていうか、空を見なさいって言われたけど、

ちょうど今空が曇ってて、月なんて全然見えないんだよね
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ちょうど今空が曇ってて、月なんて全然見えないんだよね。そんな状態で予言がどうのとか言われても説得力ないですよアッハッハ。

ってことで、海に潜ったりカースターグ城に潜入してグラールと戦ったりお宝を漁ったりして今日はすんごい疲れた(特にマジカが底をついてる)ので、私は前にいただいたブラッドスカールの家で休ませていただきますね。この家、倉庫兼寝床としてめっちゃ役立ってまして、元の持ち主で未だにグレートホールに突っ立ってるリグモアさんには本当に感謝しております。じゃ、早速ベッドにダイブしまーっす。おやすみなさ~い、また明日!




人狼現る
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

・・・!?

ハーシーン現る
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

・・・!?!?

ハーシーン、喋る
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

・・・!?!?!?

「来たか。そなたが最後の参加者だ。今こそ、私の“狩りの時”。今回は、最も相応しき者たちのみを選んだ――帝国軍のカリウス、スカールのハートファング、氷の巨人カースターグ……そして、そなただ。そなたは優れた狩人。ゆえに、この栄誉を与えられることとなったのだ。

そなたらは、私の“猟場”を探して回ることとなる。よく用心することだ、そなたらのうちただ一人しか、“狩人の神”と相対し、戦う栄光には与れぬのだから」

携えた槍をやたらとぶんぶん振り回しながらそんな感じのことをのたまって、“狩人の神”すなわちハーシーン(Hircine)の幻は私の目の前から消えました。


……ふぅ、やれやれ。どうやらまた面倒事に巻き込まれちまったようだZE☆(震え声)




狩りの時

一人しかハーシーンと戦うところまで行けないなんて、なんだかデスゲームの様相を呈してきたな~、などと考えながら、私はまず、デスゲームの参加者が主催者から説明を受ける用に存在するのであろうこの部屋でひと眠りしました。緊張感がなくて台無しですって? いえいえ、マジカも回復してない不完全な状態で参加させられるなんて完全に主催者側のミスですから。このくらい許していただきたい。



カリウス隊長との共闘

マジカが満タンになったので、部屋の外へ出てみました。すると、

ファルクス・カリウス隊長との再会
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

そこには帝国軍のファルクス・カリウス隊長がいました。

実は、彼が行方不明になった後、スカール村の昼ドラの他にも東帝都社(次回以降お伝えします)やサースク(本記事の後半でお伝えします)でのあれこれに追われていてだいぶ放置していたのですが、良かった~、無事に生きていたんですね! 何やら意味深な独り言を言っていますが、これは多分汎用のランダム台詞なので気にしないでおきましょう。

カリウス隊長は、私とここで再会できたことをとても喜んでくれて、一緒に行動しないか、と提案してきました。で、出たー! デスゲームで必ずひとグループは存在する、生き残れるのは一人しかいないと主催者には言われたけど諦めずに仲間と共闘する正義感強めなタイプ! もちろん私はその提案に賛成しました。


私たちはいざ、ハーシーンの領域へ繰り出しました。ハーシーンの領域には、“猟犬”、つまり人狼がうじゃうじゃいます。

人狼がうじゃうじゃいます
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

こいつらをカリウス隊長と一緒に倒していきましたが、かなり苦労しました。なぜなら、狭い空間の中に人狼がみっちり控えていて常に敵の気配を感じるために私の大好きな休憩が取れないのと、カリウス隊長がわりとすぐに死んでしまうからです。隊長をかばいつつ、回復魔法をかけつつ、自分もダメージを受けたら下がって回復薬を飲み、それでも何度も死にました。ちなみに最初の部屋には戻れませんでした。まあそうだよね、戻れたら休憩し放題でデスゲームの意味ないもんね。


長い時間をかけて、どうにか次の空間への入り口まで辿り着くと、カリウス隊長が「私はこの先には行けない」と言い出します。

その一人になるべきは、君だ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「この試練の勝者は一人だけ。そして、その一人になるべきは、君だ。君が脱出できるようになったら、私もきっと脱出口を見つけられるだろうから……私はここに残って、人狼どもが君を追っていかないよう食い止める」

カ、カリウスぅ~!(泣) そんな優しい嘘で私の背中を押して、なんてイケメンな馬鹿野郎なんだあんたは!!

強くあれ、我が友よ。君ならきっとこの試練を乗り越えられる。
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「強くあれ、我が友よ。君ならきっとこの試練を乗り越えられる」私はカリウス隊長の激励を背に、目頭を押さえ、次の空間へ続く転送ゲートに足を踏み入れ……る前に、人狼を全部倒して敵の気配がなくなっていたのでこれ幸いと休憩しました。



サーステン・ハートファングとの共闘(?)

次の空間で私を待っていたのは、スカールの長、サーステン・ハートファングでした。彼もカリウス隊長と同じように、ここから脱出するために共闘しないか、と持ち掛けてきます。

サーステン・ハートファングとの再会
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「君と私が二人で挑めば、きっと最後まで戦い抜ける。君が隣にいれば、ハーシーンとも互角に渡り合えるだろう」とかなんとか、やたらと聞こえのいいことを言ってきますが。なんとなく笑顔がうさん臭い気がします。

実は私、さっきカリウス隊長から、他の参加者には注意しろって言われたのです。カースターグは凶暴だから、まず間違いなく私を殺しにかかるだろうし、ハートファングは何やら信用ならない目つきをしている、と。(どうでもいいですけど、多分私以外の参加者は最初の部屋で顔を合わせて、同じタイミングでハーシーンの話を聞いたんでしょうね。う~ん、やっぱりまさにデスゲーム。)


カリウス隊長の忠告を念頭に置きつつ、一応一緒に行動してみました、が、しばらくすると……。

君とはここまでだ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「君とはここまでだ。この試練の次のステージへ至るための鍵は私が持っている。私だけがこの試練を続けることができるのだ。この”狩りの時”は、ハートファングのみのために催されているもの。ハーシーンの指輪をつけ、何世代もの時を生きてきた私こそが、生まれながらに勝者となる権利を持っている! ハートファングのみが狩人と相対する。ハートファングのみが“狩りの時”の勝利の栄光に浴する!!」

ものすごく興奮してそんなようなことを叫びながら、サーステンは人狼に変身しました。う~ん、この中盤くらいで怪しそうな奴が予想通り裏切ってくるあたり、ものすごくデスゲームって感じ!

サーステンは人狼に変身しました
あっさり倒してしまいました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

なんかわりとあっさり倒してしまいました。人間のままでいた方が防具のおかげで堅かったと思うので、人間のままで戦った方がよかったんじゃないかな(真顔)。いや、分かりますよ、人狼に変身するってロマンありますもんね、ここぞという時に変身したくなりますよね。しょうがないね、うん。

サーステンを倒したら、ハーシーンの指輪が私を新しい持ち主と認めて持ち物の中に移動してきて、ぎょっとしました。もっとも、TES5みたいに勝手に装備されて外れなくなり、変なタイミングで人狼に変身してしまうことはないようです。とりあえず一安心。


ところで、もし私の誤読だったら申し訳ないですが、ハーシーンの指輪をつけていると長生きできるというのは驚愕の事実ですね。あんな狭い村の中でそんなに長生きしていたら目立ってしまうと思いますけど、どうやって誤魔化していたのでしょうか? それとも気が狂って妄言を吐いただけでしょうか?



カースターグとの死闘

息も切れ切れの状態で人狼を蹴散らし、私はどうにかこうにか3番目の空間に辿り着きました。

3番目の空間
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ここは前の2つの空間と違い、入ってすぐのスペースでは敵の気配がなく、たっぷり休憩時間が取れて助かりました。

しかし、ずっと順調に進むはずもなく。空間の中ほどまで進んだ私の前に現れたのは、氷の巨人カースターグです。

氷の巨人カースターグ
氷の巨人カースターグ2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ひえっ、TES5の巨人と同じで人間をちょっと大きくした感じかな~とか想像してたのに何このビジュアルこっっっわ。もうこれ絶対話せば分かる相手じゃないでしょ。スカールから生贄を捧げられててもこれなら全く不思議じゃない。案の定私に気づくなりいきなり攻撃してきたし、デスゲームで言えば快楽殺人者枠だわ。


そして、コルストからカースターグ城について初めて聞いた時に私が感じた嫌な予感は、見事に的中することとなりました。一言で言うと、カースターグ、堅すぎ

ダメージを与えたそばから体力ゲージが回復していくって、200年後と全く同じことが起きてるんだけどどういうこと? しかもビジュアルが亡霊の姿よりも100倍くらい怖いのに、頼りになる従者もペットもいなくて私一人だけで戦ってるって本当にどういうこと!? 以前愛用してたウォーハンマーなら威力が高いから効くかもしれないけど、片手剣のスキル上げをしたい&重いからって理由で最近持ち歩いてなかったし、浮遊の魔法はなぜか「ここでは使えない」って表示されて使えないから高所に登って一方的に攻撃する戦法も使えない! キエ~~~~ッ!!!(発狂)

……ハァハァ……。いったい何十回死んだだろうか。本当はこの手だけは使いたくなかったんだけど、仕方ない……。

必殺!! 難易度をEasyに変更!!!

カースターグ死す
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

えー、これまでありとあらゆる卑怯な手を使ってモロウウィンドやその他のゲーム内における危機を切り抜けてきたアクションゲーム弱者の私ですが、意外なことにゲームの難易度は下げすぎないで頑張るタイプなのです。TES5は常にレジェンダリーでプレイしてきましたし、モロウウィンドも難易度はEasyとDifficultの中間くらいで頑張ってきました。でも、ここだけは本当に無理でしたすみません。

主人公しか持ちえない難易度変更というチート能力を駆使したと言えなくもないですけど、隠れチート能力で無双する系のラノベでもこの能力で無双したら読者から大ブーイングが沸き起こると思います。無論、私も批判は甘んじて受けます、が、批判しようという方はぜひその前にレベル30台後半のろくな魔法を覚えてない脳筋状態かつ難易度はEasyとDifficultの中間でハーシーンのクエストに挑んでみてくださいネ☆(悔し涙を流しながら)


こうして、ゲーム的には勝利したけど精神的には大敗北を喫して、私は最後の試練に対峙することになりました。



ハーシーンの化身との戦い

カースターグの亡骸と一緒に呆然としていた私の目の前に現れたのは、このふざけたデスゲームの主催者であるハーシーンです。

ハーシーン出現
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「そうか……そなたが生き残ったか。私はそなたよりもあの巨人が残ると思っていたが、まあ、問題なかろう。そなたは己が優れた狩人であることを証明した。そして、定命の者にもたらされうる中でも最高の栄誉を授かった――そなたは今から、私の獲物となる」

いや、本来であればカースターグさんが生き残ったんですけどね。私が秘技・これぞ本当の主人公補正を行使したおかげで敗退されてしまって、もったいない限りでした、ええ。

狩人にとって最も重要な能力は?
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ハーシーンは、狩人にとって最も重要な能力は、力、速さ、狡猾さのどれか? みたいなことを聞いてきます。質問に答えると、主人公が選んだ能力を象徴するハーシーンの化身と戦うことになります。

力を象徴するハーシーンの化身
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

力を象徴するハーシーンの化身はクマみたいな化け物です。一撃でめちゃくちゃダメージを食らいます。

速さを象徴するハーシーンの化身
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

速さを象徴するハーシーンの化身は狼みたいな化け物です。攻撃のスパンが短いです。

狡猾さを象徴するハーシーンの化身
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

狡猾さを象徴するハーシーンの化身は人間みたいな化け物です。麻痺(?)の魔法をかけてきて、こちらが動けない隙に攻撃してきます。

どの化身も戦い方に多少の違いはあれど、性能はどれもさほど変わらない凶悪さです。

放ってくる一撃一撃が致命傷級のダメージを持っている、それだけで既に脅威なのに、なんだかこいつらの攻撃ではスタンする確率が異様に高く、スタンして無防備な状態になったところに致命傷級のダメージが入ります。体力の回復速度はカースターグほどではありませんが、削りきる前にこちらの回復の手段(回復薬がぶ飲み)が尽きて死んでしまいます。

さらに、距離を取って回復魔法を使ったり、破壊魔法を使ったりしようとしても、足が速いのですぐに追いつかれてしまいます。というか、私の足が遅いんです、こんな時に限って速く走れる靴を履いてきていないから。速く走れる靴では防御値が低くて人狼の攻撃に耐えきれなかったため、ノルディック・ブーツを履いて行動していたのですが、見事に裏目に出ましたね。


……いやもうこれ、カースターグに引き続き詰んでない? 完全に私のレベルでクリアできるクエストじゃないよね? もっと計画的に能力を伸ばしてる賢いネレヴァリンなら同じくらいのレベルでもクリアできるのかもしれないけど、私は明らかにそっち側のネレヴァリンじゃないじゃん。無計画な人生を地で行ってる方じゃん。


仕方ないので、ここでも引き続き難易度変更のチート能力を行使した……気がします。なぜ言い切らないのかというと、先日浮遊の魔法で空中遊泳をしていたらクリフ・レーサーの群れと衝突して墜落して頭を強めに打ってしまい、一部の記憶が曖昧になっているためです。ご了承ください。



デスゲームの終わりと後日談

規格外のチート能力によってハーシーンの化身を倒し、転送ゲートの鍵を手に入れたので、この若干の気まずさを感じる空間からさっさと脱出することにしました。

転送ゲートに入った瞬間、鮮明な幻が私の五感を奪いました。

巨大な氷山が崩れ去る
赤い月とハーシーンの不気味な仮面
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

巨大な氷山が崩れ去り、続いて赤い月とハーシーンの不気味な仮面が立ち現われ、最後に鋭い獣の眼が私を睨み据えます。ハーシーンの声が頭の中に響き渡ります。字幕が付いていないのでなんかよく聞き取れませんでしたが、負けてしまったのが悔しい、赤い月はまた昇る、私と私の猟犬たちは必ずまた戻ってくるぞ、などと捨て台詞を吐いているようでした。

幻が完全に消えると、私は崩落した氷山の前に立っていました。

崩落した氷山
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind


これで、第三紀の“狩りの時”は終わったようです。カリウス隊長もサーステンもカースターグも死んでしまい、私一人だけがデスゲームの勝者として生還しました。果たして、彼らを救う方法はなかったのか……。

いえ、ちょっと待ってください。カリウス隊長は言っていたじゃないですか、君が脱出できるようになったら、私もまた脱出口を見つけられるだろうって。あれは私を先へ進ませるための嘘だと思っていましたが、もし本気で言っていたのだとしたら?


私はフロストモス砦へ急行しました。

生きていたカリウス隊長
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

カ、カリウス隊長~~!!(号泣)

生きていたカリウス隊長
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

確かに死んだと思ったが、氷山が崩れ落ちる中、外へ転送されたのだそうです。自分で脱出口を見つけるんじゃなかったんか~い! そして、意外と緩いデスゲームだった模様。

でもとにかく良かった。他の参加者はどうだかよく知りませんが、カリウス隊長は本当にいい人ですから、無事に砦に戻ってくれて本当に嬉しいです。まあでもこの後レッドマウンテンの噴火でおっと誰か来たようだ


一方、カースターグ城には進入できなくなっていました。クリシュとダルクがその後どうしているかは不明です。


最後に、スカール村は。

次のリーダーを選ばなければならない
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

コルストは、サーステンが闇堕ちして死んでしまったことは既に知っているらしく、次の長を選ばなければならないと言います。私はスカールの出身ではないので、残念ながら長には選ばれないそうです。そうですかー、次の長選び頑張ってくださいね。じゃあグレートホールもしばらく無人になるのかぁ……って。

リグモアが未だにグレートホールに居座ってる
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

リグモアが未だにグレートホールに居座ってるんだが。もうこの人が次のリーダーでいいんじゃない?(錯乱)




サースクの再興および魔術師ギルドの前に立ってるおじいさんの欲望の代償

さて、後半では、少し時を遡り、サースクで起きた一大事と、アルドルーンの魔術師ギルドの前に立っているおじいさんが迎えた顛末についてお伝えしたいと思います。


皆様ご存じの通り、第三紀のサースクは、約1名を除いて陽気な酔っ払いばかりの楽しい場所でした(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その15:ソルスセイム観光ガイド - 星を匿す雲。その約1名も私がぬっ殺したので、ますます陽気で楽しく、いつ訪れても幸せな気分になれる場所となっていたのですが。



壊滅状態のサースク

スカール村を人狼が襲撃した直後くらいに訪れたら、このありさまでした。

このありさまでした
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

い、いったい何があったの!?

ウディルフリクト(Udyrfrykte)の仕業
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

サースクの地下に広がる洞窟に棲んでいる、人肉を好んで食べる怪物ウディルフリクト(Udyrfrykte)が突然現れ、サースクの人たちを手当たり次第に殺して去っていったそうです。ウディルフリクトの洞窟の入り口は氷で覆われて何世紀もの間封じられていたはずですが、フィヤルディング湖に炎の柱が立ったことで氷が溶けてしまったらしいです。こんなところにまで“狩りの時”の影響が及んでしまっているのですね。

ウディルフリクトは必ず戻ってくる、その前にあの獣を止めてほしい、と言うスヴェニャ・スノーソング(Svenja Snow-Song)に向かって、私は力強く頷きました。私の癒しの空間を奪った罪は重いぞ、ウディルフリクト!

ウディルフリクト(Udyrfrykte)の仕業
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

サースクを害する強敵もしくは前のサースクの首長を屠り、その遺骸のどこかしらを奥の柱に置いた者は、サースクの首長になることができるらしいです。私もウディルフリクトの死体のどこかを取ってくれば首長にしてもらえるとのこと。



生き残った人々

なお、1階はひどい状況ですが、ウディルフリクトは2階には上がらなかったようで、以前この日記でもちょっとだけ言及したインペリアルの歴史学者(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その15:ソルスセイム観光ガイド - 星を匿す雲を含めて、2階の人たちは全員無事でした。

インペリアルの歴史学者
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

歴史学者さん、「すごい声と音がして、よっぽど見に行こうかと思ったけど、私は行動するタイプというより観察するタイプの人間だからね、あえて下には降りなかったのさ!」だそうです。いや別に言い訳しなくていいのよ(笑)。

あと、サースクの外の小屋にスノーベアーの鎧を売ってるおっさんがいることに今更気づいたのですが、そのおっさんも無事で、名前がブリニョルファ(Brynjolfr)でした。

ブリニョルファ(Brynjolfr)
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

TES5のブリニョルフの兄貴は特に子孫とかそういう感じではないと思いますけど、テルドリン(Teldryn)とテドリン(Tedryn)みたいな名前のそっくりさ加減ですね(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その1:町を出たら全裸のおっさんが道端に立ってた - 星を匿す雲



ウディルフリクト

ウディルフリクトはこんな感じの生き物です。

ウディルフリクト
ウディルフリクト2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

住処には人間の骨が散らかっており、私と戦うのに使っていた武器は切り裂かれたノルドの脚でした。ひえぇ。

ウディルフリクトを倒してその心臓をスヴェニャに届けました。これにてサースクの住人は安心してくれたことでしょう。

てっきりそれだけで首長になれるものと思っていたのですが、スヴェニャによると、サースクの首長になるためにはもう一つやらなければいけないことがあるらしいです。それは、サースクの初代首長であるフロスムンドの墓(Hrothmund's Barrow)に行き、フロスムンドの斧に触れて首長になりたいと宣言し、フロスムンドの祝福を受ける、というもの。あっこれTES5で見たやつだ。

いや、ちょっと待って。フロスムンドって、それ以外にもなんか聞いたことがあるような……?



女性を虜にするアミュレット

そうだ、遥か昔に話したきり放置していた、アルドルーンの魔術師ギルドのおじいさん、ルイス・ビューチャンプ(Louis Beauchamp)からの依頼です(参考記事:モロウウィンド プレイ日記 その3:ヴィヴェクで諸々のおつかいを完遂するのに5日くらいかかった件 - 星を匿す雲

ルイス・ビューチャンプ(Louis Beauchamp)からの依頼
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

あの時はちゃんと話を聞いていなかったけど、改めて思い出してみると、「フロスムンドの墓に女性を虜にするアミュレットが置いてある。フロスムンドはものすごく不細工だったけどそれを使って多くの女性を周りに侍らせていたらしい。ぜひともそのアミュレットを手に入れたいので飛行船を造って取りに行かせた。けど飛行船が戻ってこないので、どうなっているのか確認してきてほしい」という依頼でしたね。あと、某非公式Wikiによると、この人は正確には魔術師ギルド所属ではなく、ただギルドのすぐ外に立ってるだけの無関係な魔術師らしい。

色々突っ込みたいところはあるけど、飛行船造れるってすごいな!? その技術、なんでTES5ではロストテクノロジーになってしまったの?



飛行船の悲劇とサースク再興

結論から言うと、ルイスの飛行船作戦は大失敗していました。

飛行船作戦は大失敗
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

飛行船の船長が手記を残して死んでいました。船の部品が外れて落下していって見つからなくなったり、高所恐怖症のアルゴニアンの船員がおかしくなって暴れ出したのでやむをえず殺して、航行状態に余裕がなかったので埋葬もできずに死体を空の上から落としたり(そういえばソルスセイムのどこかで以前アルゴニアンの死体を見かけました)、フロスムンドの墓を見つけたはいいもののブリザードに見舞われて船長以外の乗組員が死んでしまったり、最後には船長も凍死してしまったりと、暗澹たる結果に終わったようです。


しかし、船長の手記のおかげもあり、私の方はフロスムンドの墓に辿り着くことができ、フロスムンドの祝福を受けて、無事サースクの首長になることができました。

サースクの首長になることができました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

サースクの首長になると、スカイリムからミードを輸入したり、サースクがミード販売などで得ている利益の一部を上納してもらったりできます。また、ウディルフリクト打倒を称える歌が作られたり、私の活躍ぶりが記されたサースクの歴史書を書いてもらえたりもします。至れり尽くせりですね。サースクが再び在りし日の愉快な姿を取り戻して本当によかったです! まあでも実はこの後主人公の補佐役になったスヴェニャはシロディールでおっと誰か来たようだ



うまい話には裏がある

一方、フロスムンドの墓の中では、ルイスが欲しがっていた、女性を虜にするアミュレットも見つけました。

女性を虜にするアミュレットも見つけた
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

なんか、病気への対抗力と持久力が弱くなるみたいな付呪がされてるけど大丈夫かな?

報告に行くと、船員たちの命よりもまず時間と金を無駄にしたことを嘆くルイス。なかなかのクズです。アミュレットを渡したらそれはもう喜んでいました。

船員たちの命よりもまず時間と金を無駄にしたことを嘆くルイス
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

でも、後日訪ねてみたら、何か様子がおかしい。

何か様子がおかしい
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「女性にモテてモテて仕方ないよ! 今日も熱い夜を過ごす予定なんだ!」とか言いながら咳を盛んにしています。熱もあるようです。あっこれは……(察し)。

不純な願望のために大勢の人を犠牲にした報いというか、うまい話には裏があるというか。度を越した欲望は身の破滅を招くんですねぇ。私も気を付けようっと。




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これにてプレイ日記その19は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。次回もソルスセイムの話です。

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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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