星を匿す雲

主にTVゲーム、漫画、小説、史跡巡りの感想を書いているブログです。基本的に【ネタバレあり】ですのでご注意ください。

【プレイ日記】3DS版ドラゴンクエストXI 第1話:そこに壷があるから

皆様こんにちは。赤城です。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて3DS版をプレイし始めたので、プレイ日記を書いてみました。

初めにお伝えしておきますとスクショは一切ありません。文字だけです。なぜなら3DSではスクショができないからだフハハハハ!
どうしてPS4にしなかったのだ愚か者め、と思われた方のために、第1回目のこの記事では僕のドラクエのプレイ歴や購入の動機などもお伝えしていこうと思います。よろしくお願いいたします。




購入に至るまで

購入に至るまでの経緯を軽く説明しています。さっさとプレイ日記を読みたい方はプレイ日記の項まで飛んでください。


シリーズプレイ歴

ドラクエドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵が初プレイで、以降下記の通りプレイ済です。
ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド(GB)
中盤で挫折。
正直内容をあまり覚えていない。
ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち(GB)
クリア済。
はいごうが楽しかった。
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(DS)
クリア済。
章ごとに主人公が違うのが斬新。女性主人公も選べるのが良かった。
ドラゴンクエストV 天空の花嫁(DS)
クリア済。
幼少期と大人になってからとで街の様子が変わるのが切ない。ちなみにゴリゴリのビアンカ
ドラゴンクエストVI 幻の大地(DS)
クリア済。
世界観が面白かった。転職システムもなかなか。
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち3DS
クリア済。
小説(小説 ドラゴンクエストVII)を小学生の時に読んでファンになったがPSを持っていなかったのでプレイできず、大学生になってから3DS版をプレイした。こちらも時間経過でそれぞれの島が様変わりしているのが切なくて好き。
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君PS2
序盤で挫折。PS2の3Dが苦手なため。
占い師?の女性を捜そうとしているところで止まっているので本当に相当な序盤。
ドラゴンクエストIX 星空の守り人(DS)
クリア済。
ギャルっぽい妖精に「なんでこいつが案内人的な感じなの?」とキレていたがキャラメイクは割と楽しかった。
はい、ご覧の通り原点である1~3は未プレイです申し訳ありません。あと8も全然やってなくてすいません。8は3DSでリメイク版が出ていますし、1、2、3もPSのアーカイブズ的な感じで3DSにダウンロードできるらしいので、時間ができたらプレイしたいです。
ちなみに一番好きなのは7です。



購入のきっかけ

初めて雑誌で情報を見た時は、プルーストのオマージュかよ(読んだことないけど)とか思いました。それと、PS43DSの画面が並んでいるのを見て、あまりのクオリティの差にうわぁ……なんてむごいことをするんだと。
そして3DSしか持っていないためあまりプレイする気が起きず、PS4の値段が下がったらPS4を買ってペルソナ5と一緒にプレイしようくらいに考えていました。
しかし、先日母親の買い物に付き合って電機屋に行ったときPOPが目に留まり、唐突にどうしようもなくプレイしたくなってニンテンドーeショップから3DS版をダウンロード購入しました。広告って偉大だね。あとごめんね電機屋の人。


PS4版を断念した理由

この機会にPS4を買ってしまったらよかったじゃないかと思われるでしょうが、今のところ他にプレイしたいソフトがペルソナ5以外ないのと、通勤時間にプレイしたいのと、公式webに掲載されているエマの「私ってばホントドジだよね」のスクリーンショットがミサワっぽくて無性に腹が立ったのでやめました。ヒロインに愛着が持てるかどうかってすごく重要ですよね!!




プレイ日記

初プレイの感想を終始ふざけた調子で綴っていきます。攻略には全く役立たないと思います。
また、前述の通り一切スクショがない点、ご注意ください。



オープニング~プロローグ

ムービーはPS4版のものを流用しているんでしょうか。くっそ綺麗だし、あのミサワ具合はなんだったのかと思うくらいエマも他の女の子も美しい。PS4版を買えという圧力を隅々から感じるなぁ(笑)。

プロローグで出てきた小さな妖怪みたいなやつ、すごくかわいい。敵だったらつらいです。
王妃様?と赤ん坊(主人公)と一緒に逃げていた小さい子はカミュですかね。生き別れの兄か従兄あたりの設定かもしれない。もしかして魔王の軍勢的なものに捕まって魔王の手下になったとかいう展開? 燃えるね! それで主人公を途中で裏切ってパーティーを離脱するのでしょう。うん、間違いない。



イシの村

3DSでも意外と綺麗

開始早々エマちゃんの「私ってばホントドジだよね」が炸裂しましたが、思った通りミサワ感はありませんでした。よかったよかった。
というかPS4と比較すると劣るけど、3DS単体で画面を見ればむしろよくここまで綺麗に作ったなって感じのクオリティです。エマちゃんも主人公もかわいく・かっこよく仕上がっていて表情も豊か。うん、悪くないよ3DSも!(自己暗示)

で、いきなり試練に行かされたんですが、エマちゃん、戦闘中めっちゃ応援してくれる。この時点で僕の中でのエマちゃんへの好感度はうなぎのぼりですよ。かわいいし、全然ミサワじゃないし(笑)。


器物損壊および窃盗

さて、試練で謎の力が発現してエマちゃんを助けて村に戻ってきた主人公。
帰宅する前に当然ながら村内の家々を巡り、壷や樽をバコバコ壊し、戸棚を開けまくります。咎められないのがすごく不思議ですよね。特にエマちゃん、後ろにくっついてきてるのに何もコメントないけど生きてますか?

ところで僕は初めてオフセでクトゥルフ神話TRPGをプレイした時、古物商兼前衛的なパフォーマーの青年を演じていて、パフォーマンスの一環として商品の壷を壊しまくるアレな人という設定になっていたんですよ。はい、どうでもいいですよね。何が言いたいかというと、

壷壊すのめっちゃ楽しいィィィ!!(☝ ՞ਊ ՞)☝


Bボタン≠はなす

一息ついたところでエマちゃんに話しかけようとBボタンを押すと、主人公がちょっと間抜けな格好でジャンプしました。
4~7のリメイク版だと話すコマンドがBボタンに割り振られていた気がしますが、今回はメニューを出さないと使えない仕様なんですね、ちょっと残念。
代わりに入ったこのジャンプ、小さい段差程度なら上がれる設定になってるのかな?
そう思って村の中程のこれ見よがしに宝箱が置いてある段差にチャレンジしましたが。

あ、上がれない……!

それどころかちょっとした段差も上がれないし降りられない。ポケモンだって段差を降りるくらいはできるのに。
話す機能を使えなくしてまで入れたのに、いったいなんのためにあるんですかね?(怒)
腹立ちまぎれにBボタンでひたすらジャンプしながら残りの家々を回りました。傍から見れば不審者以外の何者でもありません。それでも何も言わない村人たちとエマちゃん……うん、いい村だね


フラグ絶賛建設中

家に帰るとお母さんから、自分が勇者の生まれ変わりであること、北にあるデルカダール王国へ行かなければならないことを告げられました。
いや、いきなり勇者とか言われても信じられないし、僕はもうエマちゃんと結婚して幸せな家庭を築くことしか考えていなかったのですが。
そんな僕の思いとは裏腹に主人公は北の王国へ行くことを決意したようです。主人公、エマちゃん泣いてたよ。絶対帰ってきてエマちゃんと結婚しようね!!
……なんかフラグが建設されてる気がするけど気にしないでおこう。

翌朝、お母さんや村長さん、エマちゃんに見送られて村を出発する主人公。きわめて爽やかな微笑みを浮かべていました。ドラクエの主人公に今までいなかったタイプですよね、彼。他の主人公が少年もしくはムキムキタイプのイケメンな中、すらりとしていて勇者というより吟遊詩人っぽい。女性プレイヤーに訴求しているのかなあ。

それにしても、村人の一人がここは外部に存在を知られていない村だ的なことを言ってましたね。勇者を育てた村……うっ、なんだ、頭が痛い……てんくう……さんぶさく……? いやいや、気のせいだよね!! うん!!



村の外~デルカダール城

キャンプとかいう便利な機能

村を出てスライムとかと戦っていたらHPがなくなりかけ、高速で出戻りしたりもしたけれど、なんとか洞窟を抜けて城のあるマップまでやってきました。

キャンプなるものを使ってみたんですが、これめっちゃ便利じゃね? タダで休めてセーブができて魔物に襲われる心配もないって神か。
これでもう長旅になってもやくそうをあくせく買い込まなくていいし電池切れや全滅に怯えなくて済みますよ。いやあ、ドラクエは初心者にますます優しくなりましたね。


城下町徘徊

キャンプで思う存分惰眠を貪ったのち、どうせ何かに使うであろう素材的なものを採集しながらのんびりお城に向かいました。

城下町に到着したら、当然まずは家々を物色します。
うーん、やってる僕が言うのもなんだけどそろそろ誰かが言及すべきだと思うんだ、『勇者ヨシヒコの冒険』みたいに。とか考えていたら右下の家のおっさんに「人の家に勝手に入ってくるなんてあんた大物になるよ」みたいなことを言われました。惜しい! もう一声!


勇者は悪魔の子?

めぼしい場所はだいたい探したのでいざお城へ。門番に不自然なまでに歓迎されて嫌な予感しかしないけど、とりあえず城の中を物色してから王様に会いに行きます。

王様に案の定故郷の場所を聞かれ、あ~やっぱりな~感が半端なかったです。
そして王様は「勇者は災いをもたらす存在」とのたまい始めました。ここまでは宣伝で知ってたけどまあ一応叫んでおこう。

な、なんだってー!!

うんまあしかし王様の言葉にも一理ありますよ。城下町に入ってから勇者たる主人公がやったことといえば、大通りをジャンプしながら走り抜けたことと、民家のお金やら服やらをくすねたことと、家財道具を破壊したことくらいですから。災いというか、犯罪者認定されても仕方のないレベル。

メタ的な冗談はともかく、王様が「勇者は魔王と表裏一体」みたいなことも言ってたんですが、どういうことでしょうか? 勇者がいるからこそ魔王も現れるという哲学? それとも王様が魔物にすり替わって大嘘をついてるパターン?


カミュとの邂逅

牢屋に叩き込まれた主人公は例によって壷を壊しまくりました。後ろから聞こえてくる声の人、主人公は焦ってるんじゃない。そこに壷があるから壊してるだけだよ。歴代ドラクエ主人公と壷割りパフォーマーの記憶に従って。

話しかけてくれていたのはツンツン髪のイケメン・カミュで、一緒に脱獄するわけですが、いきなり預言がどうのと言ってきたよこの人。預言と言っても魔王側の預言だったりするのでは。いや~信用なりませんね。ちからのたねとかあげないようにしよう。



導きの教会~イシの大滝

カミュの魔王の手先オーラが半端ない件

城の地下をさまよい、滝から落ちて目覚めると、そこは導きの教会でした。

カミュが城下町に忘れ物があるから取りに行きたいと言ってきました。お前鬼か。イシの村へ危険を知らせに行く方がどう考えても先決だろうが。
しかし主人公は黙って付き合ってあげるんですね~。お人好しにもほどがある。まあそれが勇者たるゆえんなのかもしれません。
どうでもいいけど助けてくれたシスターが美人さんだったらいいなと思って見にいったらすごいバアさんだった。期待したァ!!(泣)

城下町までついていって、カミュがなんとかのオーブを城から盗もうとしたと聞いてやっぱり魔王の手先感が強まります。こいつは最終決戦まで油断できないな。ふしぎな鍛冶を教えてくれて、武器防具ほとんど買わない派の僕はすごく助かるけど、どうせそれも何かの戦略なんでしょう!?
しかし、地下街のある城下町なんてドラクエでは初めて見ましたよ。デルカダール王国、表面上は取り繕っているけど闇が深そうですなあ。


デジャヴ

密林で助けたおっさんに橋を造り直してもらい、イシの村に入りました。
ちなみにおっさんが「やっぱり勇者様は俺とは違う! 髪の毛サラサラだし!」とすごい勢いで髪の毛に言及してくるのが面白かった。まあ確かにサラサラですよね、主人公の髪。おかっぱだから余計目立つ。

さて、イシの村に入ると、いきなり過去にタイムスリップしている模様。どういうことやねん。5の主人公が妖精の城の絵からサンタローズに行った時みたいな感じなのか。
お母さんに「あんた誰だい!」って言われるのは結構ダメージ大きいと思いますよ。ドンマイ、主人公。でも過去に戻ったということは、もしかして……。

テ、テオおじいちゃーん!!(泣)

誰もが主人公のことを忘れている(知らない)中で、おじいさんだけは主人公をきちんと認識してくれる。まるでドラえもんの『おばあちゃんの思い出』じゃないですか。

過去から戻ると主人公は不思議な木の傍に立ち尽くしていました。
そして、やっぱり村は焦土と化していました。僕の頭痛は正しかったのだ。過去の世界で元気な姿を見た直後でのこれはちょっときついですよ。みんな殺されてしまったんですかね? それとも連れ去られただけ?

それにしても、なんでこの副題にしたのかとずっと思っていたのですが、今回はこの不思議な木の根っこを通じて過去の出来事を幻視したり、過去の世界にタイムスリップして微妙に歴史を変えたりして話を進めていくからなのですね。納得です。

すごくショックを受けているであろう主人公、一晩休んだ後でテオおじいちゃんの言っていた三角岩に向かいます。
お母さんの手紙の出だしがテンプレすぎて、不謹慎ながら若干笑ってしまいました。いったいいつ書いたんでしょうか。襲撃を受けたら手紙なんて書いてる暇ないような気がしますが。
とにかくおじいちゃんの言う通り旅立ちのほこらに行けばいいんですね。あっその前にカミュのなんとかオーブの用事を済ませなきゃいけないのか。面倒だな~。(鼻ホジ)



デルカダール神殿~ヨッチ村

レッドオーブ、ゲットだぜ

デルカダール神殿で魔王の手の者と思しき魔物を倒し、カミュの欲しがっていたレッドオーブを手に入れました。どうしてこんな魔物が欲しがるようなものを入手しようとするのか、カミュに対する疑惑はますます深まるばかりです。

神殿なんかでのんびりしていたせいでグレイグ将軍に見つかってしまいましたが、どうにか旅立ちのほこらに逃げ込むことができました。あっぶねー。これでしばらくは大丈夫ですね。


10冊の冒険の書

見知らぬ土地(ホムスビ山地)に来て寂しい思いをしているところに、あのオープニングで出てきたかわいい妖怪みたいなやつが出現しました。オープニングでは窓の外から主人公を見つめていて怖かったんですけど、勇者の冒険を見守る一族だからと考えれば納得……かな。

長老からの頼まれごとはテンション上がりました。過去のシリーズとクロスオーバーするみたいなの大好きです。
ただ問題となるのが、僕にはすれちがい通信ですれちがえる人がいないことです。
他のシリーズのすれちがい通信は興味がなかったので別にそれでも問題ありませんでした。でも今回のは楽しそうなだけにとても困る。自分の始めた時期と住んでいる地域を呪うしかありません。第一、すれちがい通信にする意味って何かあるんですかね?(半ギレ) 神様どうかすれちがい通信を使わなくても強いヨッチ族を集められますように。








最後までお読みくださりありがとうございました。
プレイ日記を書くのって大変ですね。初プレイのこの楽しさを文章で残したいという思いはあるけれども、一刻も早くストーリーを進めたい欲がそれを上回ってしまう。現にこの記事を書いてる時点でもうだいぶ先に進んでしまっています。こんな調子で最後まで頑張れる自信がない(笑)。
ということで、次はホムラの里~のプレイ日記です。よろしくお願いいたします。