【感想】進撃の巨人27巻:エレン、細マッチョ化する
皆様こんにちは。赤城です。
『進撃の巨人』27巻を読んだので感想と考察を書きました。
※他の巻の感想はページ下部の「関連記事一覧」からご覧いただけます。28巻の感想はこちら。
感想
まずは、全体と各話の感想をお伝えします。全体について
再び人間同士の戦いが始まってしまいましたね。しかも今度は兵団内での内部分裂です。いやー、きついっすわー。調査兵団と104期は今までずっと一枚岩だったのに、その結束さえ崩れてしまうとは、私は今後何を心のよりどころにして進撃の巨人を読めばよいのか。サシャという最強のギャグ要員がいなくなってしまったことが悔やまれる……。
でも、エレンのことは変わらず信じてます。今は真意が読み取れないけど、きっとみんなのためを思って行動していると。ジークに操られてなんかいないと。なんといっても主人公ですから。
一方、ミカサの出自の謎が解け、ヒィズル国の存在感もにわかに大きくなりました。
ヒィズル国には絶対無敵なエルディアの味方であることを願ってやみませんでしたが、どうやらキヨミさんの様子からも察せるように、そう一筋縄ではいかない相手のようで。これからどうなるか、ちょっと不安ですね。
そして、この巻で最も印象的だったのは、かつてサシャに命を救われたカヤのエピソードでした。サシャは亡くなってしまいましたが、後を継いでくれる人がいると救われた気持ちになりますね。カヤがこれからどんな活躍をするかが楽しみです。
最後に一言いいですか?
効果音で遊ぶなwwww(いいぞもっとやれ)
さて、以下より個別の感想を述べていきます。
単行本の表紙
単行本の表表紙と裏表紙についてです。表表紙はifか現実か?
これは現実でしょう。エレンが第110話で脱出する直前でしょうか。
髭を剃ると顔は少年だった頃とほとんど変わりありませんが、体はごつくなりましたねえ(どうでもいい)。
裏表紙
サシャが消えて(泣)、ジークがパラディ島側、エレンの隣に出現しました。言うて絶対裏切るやろ、お前。第107話 来客
- 独り言をまたもやハンジに聞かれていたエレン
いや~これは恥ずかしい! 大人になってもまだ抜け出せてなかったかエレン君。ハンジさんの無理なフォローが余計に痛々しいよ。しかし、4年前(第89話)の再来かと思ってちょっとクスッとしちゃうんですけれども、実際には似て非なるものですよね。あの頃はこんなシリアスな状況じゃなくて、エレンは呑気にオルオ化していました。もう、色々なことが変わってしまったんだな……。
- パラディ島にとっての友好国、ヒィズル国
キヨミさんは2年前にパラディ島勢力の味方になっていたのか。第99話でヴィリー・タイバーの演説の前に会場を去ったのは、エレンが会場を攻めることをパラディ島勢力から聞いていたからなのでしょう。
- ミカサは将軍家の末裔
えぇ~まんま日本じゃん。ファンタジーの世界にあからさまに日本的な要素が出てくるとちょっとテンション下がるなあ。現実に引き戻される。まあ慣れですね、慣れ。
- ジークは真の「エルディア復権派」
いや絶対信じないよ? 26巻であんたのことは信用しないって決めたからな。
- マーレの機密案件をご存知のキヨミ様
この人、もしかしてマーレ側とも通じているのでは、と思ってしまいました。両方の勢力をけしかけてうまい汁を吸おうとしてるのではと。単にタイバー家と仲良しなだけならいいんですけど。
- キヨミ様の口の端からヨダレが……
うわぁ(ドン引き)。キヨミ様は純粋培養の人権派だと信じていたのに、氷爆石でがっぽり儲けたいという魂胆があったのか。でも、なんの利益もなくてもウド君をかばってくれたこともあったので(第98話)、がめついけどそれなりの人格者でもあるんでしょうね。そうだと信じたい。
- 「獣の巨人」の継承を受け入れようとするヒストリアと、食い止めるエレン
継承なんてしたいわけないだろうに、女王の役割に忠実に従おうとしている姿が痛々しくて見ていられませんでした。自分の父親や姉が巨人継承のゴタゴタに巻き込まれてるのを散々見てきたから、二の舞になりたくはないだろうと思うのですよ。よく言ったぞ、エレン!
- エレン
他のやり方があったら 教えてくださいよ!!
エレンが単独行動してマーレで大暴れした主な理由は別にあるのでしょうが、自分が他の人間には手出しできないくらい強大な存在になることで、大切な仲間であるヒストリアを守りたいという思いもあったのですね。
- サシャの墓参りに来たニコロ
ニコロとサシャの関係性が手に取るように想像できてしまって、つらい場面です。ニコロの料理をうまいうまいと言って食べて無邪気に懐いてくれるサシャに、ニコロはかすかな好意を抱いていたかもしれない。それが友情にせよ恋にせよ、十分に発展する前に、サシャは死んでしまったんだよな……。
- サシャ父
もちろん無料なんやろ?
確認すんなww ちょっとクスッとしました。やはりこの父にしてこの子ありというか。サシャの両親と一緒に墓参りに来ているのは、後で出てくるカヤでしょうか。ちょっと髪型が違いますけど。
- 巨大樹の森は世界中でここだけにしかない
ジークがさらっと発言しました。氷爆石もここでしか産出しないんですよね。パラディ島にだけしかない、というものが多い気がします。パラディ島は王家が逃げ込んだ・化石燃料(氷爆石?)が埋蔵されてるってだけじゃなく、なんらかの秘密が隠されているのかもしれませんね。兵団のブレードの材料になっている黒金竹も、もしかしたら世界中でここにしかないものかも……?
- ガビとファルコの脱獄
ガビちゃん完全にご乱心である。無理もないですね、「悪魔」の領地で二人きり、ずっと同志だと信じていたジークは裏切り者だったわけですから。ファルコはライナーとエレンから薫陶を受けている分、まだ落ち着いていられるようですが。
- ヒストリアが妊娠している
( д) ゚ ゚ちょっと待って、われらがアイドルヒストリアちゃんが? 妊娠?? は??? 何かの間違いでは????(発狂)
もっと体をいたわらないと
じゃねーよ誰だお前は。
気になること
- マーレの機密案件をご存知のキヨミ様=マーレ側とも通じている?
- 巨大樹の森は世界中でここだけにしかない=パラディ島には何か秘密が?
第108話 正論
- ローグのおっさん
ねえこの人のビール腹蹴り飛ばしていい? と思ったけど、脳みそ握られてるって考えたらヤケクソになって愚痴るのも無理はないかぁ。でもマーレ人の前でマーレ人の悪口言うなよ、明らかになんらかのフラグが立ってんぞ。
- ヒストリアの馴れ初めと妊娠
ヒストリアが戸口に立っているときの表情は憐れみから来たものか、それとも「本当はこんなやつと子作りなんてしたくない」という嫌悪感から来たものか。はじめは前者だと思ったのだけど、誰かに告げ口されたと考えると微妙だな。107話でもなんか暗い顔してたし。結局、ヒストリアはどう頑張っても自分の思い通りに生きられないということなのかなあ。かわいそうです。
- 鉄道の敷設を手伝うエレンたち
エレン君は26巻(3年前)では非協力的な感じだったけど、ヒィズル国が来てからは手伝う気になったんでしょうか。まあ他国人との交流というより、自国を発展させるための作業だからでしょうか。
- ハンジ
世界はパラディ島が災いの種であり続けることを望んでいる
宇宙人が攻めてきたら世界中が一致団結するみたいなやつだ。どの時代でも、どの規模の集団でも変わらないですよねこの法則。虚しいですね。
- ハンジ
会いに行こう(中略)それが調査兵団だろ?
すごく感動しました。そうでした、調査兵団は戦闘狂集団みたいなイメージになっていましたが、もともとは壁外を調査するための集団なのでした。お母さんを殺される前のエレンが憧れていたのも、「調査する」イメージの方でした。しかし、結局エレンの単独行動によって、調査兵団は戦闘狂集団どころかテロリスト集団になってしまいましたね。なんという皮肉でしょうか。
- 貨車の上で継承者について話し合い、照れる104期の面々
もうね、この仲間感、最高です。それをサシャが死んでエレンとみんなとの間に溝ができた後で回想で見せてくるってところがまた憎い演出ですよ。
- コニー
サシャが死んだ時エレンはどうしたと思う?(中略) 笑いやがった
ご、誤解だ、コニー! エレンは突然の出来事に混乱していて、昔のことを思い出して笑うしかなかったんだ。遠い昔のトロスト区襲撃事件直前のサシャのことを。そしてその後で密かに泣いてたんだよ(第105話)。
- ガビ
…何であんたまで付いてきたの? あんたまで死ぬことないのに…
飛行船に乗ったら一矢報いて死ぬ覚悟だったんですね……。門番のおじさんもウドもゾフィアも、何も悪いことなんてしてなかったのにエレンやサシャたちに殺されてしまったわけですから、ガビみたいなタイプはそりゃあ許せないでしょう。
- ライナー、すぐにパラディ島を奇襲しようと提案
もうメンタルがボロボロどころじゃないくらいやばい状態だと思うけど、頑張ってるな~ライナーの兄貴。
第109話 導く者
- サシャ父に南方マーレの訛りがある
100年前にマーレから移ってきた(?)のだから、訛りが残っているのも当たり前かもしれませんが、わざわざここでガビに明言させているのは気になりますね。もしかして、サシャの一族には何か秘密があるのかも? 実はエルディア人ではなくマーレ人だったりとか。
- キヨミ・アズマビトを出迎えるザックレー総統
表向きは「計画通りマーレを奇襲しましたぜ」みたいなこと言ってるけど、内心「エレンめ、余計なことを。別の奴に継承させてから『地鳴らし』の実験をしよう」とか考えてるんだろうな。
- フレーゲル・リーブスや馴染みの記者に責められるハンジ
これまたつらい場面です。前はあんなに一心同体だったのになあ……。
- 過激派になったフロック
26巻ですでにアレな様子だったフロックさん、やっぱりアレになっていた。「新生エルディア帝国」もあんたらが勝手に言ってるだけだったんだな。どうでもいいけどその髪の毛目に入らないんだろうか。
- ミカサ信者のルイーゼ
おっ、にわかに百合百合しい展開になってきたぞ(大興奮)。後述するカヤとは対照的に闇属性って感じがすごいです。明らかに対比させていますね。
- ミカサの回想
なんかエレンが怖い。ミカサは、理不尽な事柄に立ち向かうのと、それをオーバーキルするのは違うと考えて、エレンは今まで前者だと思ってたけど、実は最初から後者だったのではないかと恐れを抱いているのかもしれません。
- 孤児を養いながら厩舎を営んでいるサシャ父母
4年前のウォール・ローゼ襲撃事件の孤児を集めているようですね。サシャを失ってから孤児を預かり始めた、とは考えづらいので(ついこないだのことですし)、4年前からずっとこの孤児たちと一緒に生活しているのでしょう。サシャも里帰りしたときはこの子たちと遊んだり食べ物を取り合ったりしただろうから、この子たちはきっと彼女のことが大好きなんじゃないかな。そこにサシャを殺した張本人であるガビがやってきてしまい、さらに彼らの手引きでガビがニコロに会うことになるって何この地獄。
- 廃屋でのカヤとガビの問答
今現在を生きるエルディア人にはなんの罪もないのに、過去の罪で世界中からずっと裁かれ続けなければいけない。そこにはなんの正当性もありませんが、ガビを含め多くのマーレ国内のエルディア人は気づいていません(あるいは、気づいていても諦めています)。それが辛くもカヤとの問答の中で浮き彫りになりました。非常に印象的な場面ですね。個人的には、27巻の中で二番目に心に響きました。
- サシャのようになりたいと言うカヤ
この巻で一番感動した場面です。この子、最初はすんごい暗い顔をしていたので、何かやらかす系の子かもと心配していたのですが、最終的にこのお先真っ暗感の強い27巻でも数少ない希望の光を灯す存在になりましたね。
実際、暗い顔をしていたのは、サシャの死を引きずっていたからかもしれません。しかし、この廃屋に来て、奇しくもサシャ殺害の張本人であるガビと問答をしたことで、絶望的な状況から自分を救い出してくれたサシャのようになるという希望が芽生えた、とも解釈できるように思います。
カヤと、そして彼女の先達であるサシャが、副題の「導く者」であり、ガビとファルコが導かれる者になるのでしょうか。ぜひそうなってほしいです。せめて若い世代に芽生えた希望は潰えないでほしい。
気になること
- サシャ父に南方マーレの訛りがある=サシャの一族はマーレ人?
第110話 偽り者
- リヴァイ
わかるさ… …モテたことくらい……ある
微妙にムキになってるww 畏怖や憧れという意味では大変モテたかもしれないけど、恋愛的な意味ではペトラくらいですかね。ジークはモテそうですよね。相手を魅了するために徹底的に愛想よくなれそう。そういうところもいけ好かないんだよ、この男(非モテの嫉妬)。
- イェレナの供述
エレンに自分を知ってほしかったと叫んだところで初めて目に光が宿ったぞ。何この人怖い。メンヘラか、メンヘラなのか。とりあえずエルディアのために行動してるってのは絶対嘘だと思います。そのあとピクシスに遠回しに「お前嘘ついてるよな?」って言われた瞬間に目の光消えてるし。
- ズズズと急接近するハンジ
ちょ、近い近い! 前にもこんな場面なかったっけ? ハンジさん、立場は変わっても行動は相変わらずだなあ。
- イェレナのマーレ人に対する態度の変わり方
いや、イェレナに贖罪の意識があるとかありえないから(断言)。もう私の中ではイェレナはジークとともに信用できない人ランキング同率1位だから。何か魂胆があるんだよ、それが何かは全然分からないが間違いない。
- アニに触ろうとするアルミン、阻止するヒッチ
おお、ヒッチがすっかりアニのマブダチ(?)ポジションになっている。最初はグレまくってたけど、人って変わるもんですねえ。アルミンは、悩みがあるときにアニを訪れるのが習慣になっているんでしょうか。敵であったはずの彼女が今やアルミンの大きな心のよりどころになっているって、なんだか切ないですね。
- ザックレー総統の部屋の椅子
ご……拷問器具? 両手両足を縛る装置みたいなのがついている気がしますけど。
- ザックレー、爆死
うわあああぁぁぁぁザックレー総統ぉぉぉぉ!!!!さすがにサシャほどのショックはありませんが、そんなに悪い人じゃないし(始祖交代は彼なりの信念に基づいて企てたことと思われる)、読者として付き合いも長いのでつらいっす。
- 民衆
心臓を捧げよ!!
かつては兵団の専売特許であり、全ての兵士と読者を鼓舞してくれていた合言葉が、いつの間にか民衆に濫用されるようになっています。これ以上にコレジャナイ感を感じる瞬間もありませんねえ。
- 調査兵団の脱走兵たちとエレン
フロックたちはエレンが「エルディア帝国」のヒーローとして帝国のために動いていると信じて疑っていないみたいです。しかし、実際にはエレンの真意は未だ不明ですし、彼はフロックたちのことをあまり意に介していないように見えます。エレンとしては、自分の目的に役に立つから手を組んでいるくらいの気持ちなのではないでしょうか。もしエレンが彼らの意に添わぬ行動を始めたらどうなるのかなあ。かなり怖いですね。
- さらっと忍び込んでいるピーク
えっ、あなたどうやって入ってきたの? パラディ島も全方向くまなく監視しているわけではないだろうから、見つからないように上陸したとも考えられるけど。もしかして、第109話のアズマビト家の船に乗ってきたのでは……? 他のメンツも来てたりして。
気になること
- イェレナのマーレ人に対する態度の変わり方
- さらっと忍び込んでいるピーク=アズマビト家の船に乗ってきた?
嘘予告
クイーン・ビーさん、動画を撮影されて晒されているww これは再生数伸びるわ、間違いない。2コマ目はアルミンが作ったコラ画像だろうか。ゲスミンめ……。ミカサのネガキャンはバレバレである。
てかこれ、いつまで続くんだ!?(笑)
本当の予告
うわぁ。ニコロとガビが出会ってしまうのか。修羅場確定じゃん。さすがに殺し合いにはならなそうだけど、ニコロが精神崩壊しそう。そしてファルコと読者の胃が溶けそう。考察
読んでいる中で出てきた疑問について、自分なりに考察しています。解決しなかったことは次巻以降に引き継がれます。26巻以前の引き継ぎ
26巻以前の考察から、今回なんらかの進展があったものだけを抜き出してきました。- パラディ島勢力はジークを迎えにいく必要があったのか(26巻、106話)
ジークが来るのを待っていればいい、少なくともあんな大規模な虐殺を行う必要はない。イェレナに唆されたのだろうか、という話でした。これについては、イェレナに唆された線が濃厚ですね。なんと言われたかは分かりませんが……。大切な仲間であるヒストリアを守るために戦槌の巨人を食べておきたかった、というのがひとつの目的ではあるように見えます。
- 「東洋人」の記憶と秘密(22巻、24巻)
「東洋人」が何者か、長いこと分からなかったわけですが。「東洋人」とは「ヒィズル国」の人々のこと。彼らは100年前まではエルディア国の同盟国で、将軍家の子息がパラディ島に滞在していました。それゆえ、エルディア人に対して好意的な感情を示すのでしょう。
新しい疑問、伏線
具体的に何が気になったのかは各話感想で詳しく書いたので、ここでは列挙するだけにしておきます。- マーレの機密案件をご存知のキヨミ様(107話)
マーレ側とも通じているんじゃないか疑惑。
- 巨大樹の森は世界中でここだけにしかない(107話)
パラディ島には、氷爆石、巨大樹の森など、特殊なものがありすぎる。何かいわくのある島なのでは?
- サシャ父に南方マーレの訛りがある(109話)
サシャの一族はマーレ人かもしれない。
- イェレナのマーレ人に対する態度の変わり方(110話)
これについてはどうしてなのかさっぱりだけど、単純な贖罪意識からでないことだけは私の本能が告げている。
- さらっと忍び込んでいるピーク(110話)
アズマビト家の船に乗ってきた? もしかして、ライナーたちも同行しているのでは?
感想は以上です! 最後までお読みくださりありがとうございました。
28巻の感想は以下の記事に書きました。
他の巻の感想も以下の「関連記事一覧」よりご覧いただけます。
ヤンジャンで連載中の『ゴールデンカムイ』の感想も書いています。進撃に負けず劣らず熱いです。
※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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