星を匿す雲

主にTVゲーム、アニメ、歴史漫画、史跡巡りの感想を書いているブログです。基本的にネタバレあり。

【プレイ日記】方向音痴ブレトン、モロウウィンドを彷徨う その11:風の谷のネレヴァリン

皆様こんにちは。赤城です。

Bethesda SoftworksのPC/XBOX ONE/PS4用ソフト"The Elder Scrolls III: Morrowind" (モロウウィンド)のプレイ日記その11をお送りします。

モロウウィンドおよびスカイリムのストーリー全体の微妙なネタバレが含まれます。ご注意ください。

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前回までのあらすじ

私は、方向音痴で人の話を聞かないことに定評のあるブレトンだ。反体制派の司祭たちの隠れ家ホラマヤンでネレヴァリンの失われた予言を教えられ、さらにダゴス・ウルとトリビューナルの真実を知った。これにより、アーシラク・キャンプのワイズ・ウーマン、ニバーニから、ネレヴァリンとしての七つの試練への挑戦を認められた。アーシラク・キャンプのアッシュカーンであるスル=マトゥールは、第三の試練の前に私にネレヴァリンにふさわしい戦闘能力があるかを見極めたいと言う。魔術師ギルドや戦士ギルドの依頼に寄り道しつつ、彼の指定したダンジョン、コゴルーンの敵をなぎ倒し、証拠となる品々をアーシラク・キャンプに持ち帰った。




風の谷を探して

私がコゴルーンを踏破した証拠となる品のひとつコープラスの肉片(corprus weepings)は錬金術の材料にもなるので、実は知らず知らずのうちに錬金術に使ってしまったんですよね~。そのため、商人からこっそり買うというチート技を使用してから、スル=マトゥールのもとへ向かいました。



謎かけは突然に

ほう、やるじゃないか。見直したよ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「ほう、やるじゃないか。見直したよ。では、約束通り第三の試練の内容を教えよう。

生まれ変わりの洞窟(Cavern of the Incarnate)というアズーラの聖域に行き、ネレヴァルの着用していた月と星の指輪(the moon and star)を手に入れろ」

生まれ変わりの洞窟の場所は謎かけ(riddle)の中で語られていると言い、彼は謎かけの内容を教えてくれました。

謎かけの内容
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「針の眼は風の歯の中にそびえる
洞窟の口は真珠の肌の上にひらく
扉は夢、星がその鍵」

うん、全く意味が分からない。私は昔から抽象的な文章ってやつがめちゃくちゃ苦手でしてね。部族の者たちの知恵を借りるがよいと言われたので遠慮なくそこらにいた人に聞きました。彼によると、「針の眼は風の歯の中にそびえる 洞窟の口は真珠の肌の上にひらく」は、

「ここから東にあるデイドラ遺跡ザーゴニパル(Zergonipal)の東のドゥーマー遺跡ブサンド(Bthuand)の東にあるアイランmの歯(Airan's Teeth)という歯みたいな2つの尖った岩の間から伸びている風の谷(Valley of the Wind)というすごく風が吹いているレッド・マウンテンの山裾の谷の中の針岩(Needle)と呼ばれている高い岩の柱のてっぺんにあるちょっと白っぽい岩のところに、その洞窟はある」

という意味っぽいことが判明しました。

お、覚えられない……。とりあえずここから東にあるめちゃくちゃ風が吹いてるとこに行けばいいんでしょ、分かった分かった(適当)。


あと、ワイズ・ウーマンのニバーニからは、「扉は夢、星がその鍵」の意味を教えてもらいました。

「扉は夢、星がその鍵」の意味
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「星とはアズーラの星のことだろう。アズーラの星は昼と夜のはざまの特別な時間、宵と暁にだけ空に現れるんだ。すると、『扉は夢』とは、洞窟の扉は宵と暁にしか見えないということだ。そして、扉を開く鍵はアズーラの星だろう」

アズーラの星ってスカイリムだと超特大の魂石でしたけど、まさか空にあったのが落ちてあれになったってことはないですよねえ?(震え声)



全裸のノルドと探すディサプラ卵鉱

でまあ、アーシラク・キャンプを出て東に歩いて行ってみたわけですが。

迷った1
迷った2
迷った3
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

迷った。

仕方ないじゃん、辿り着くまでの工程が多すぎるんだよ。なんなの、デイドラ遺跡の東のドゥーマー遺跡の東の2つの岩の間から始まる風の谷の中の岩のてっぺんで夜明けか夕暮れのしかも星の見えるとき限定でしか開けられない扉って。ドゥーマーの遺跡まではなんとか到達できたけどそこからいくら歩いても歯みたいな岩なんてなかったわ(半ギレ)。彷徨ってる途中でめちゃくちゃ風が吹いてる谷っぽいところに入り込んだけど目的の針岩とかいうのがやっぱりどこにあるか分からなくてほっつき歩いているうちに谷を抜けてしまった


途方に暮れてしばらくうろついていたら3つ目のアッシュランダーの部族であるザイナブ(Zainab)の居住地を発見したりもしたけど今は特に用事がないので通り過ぎ、私は――

全裸のノルドに出くわしました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

満天の夜空の下で、久々に全裸のノルドに出くわしました。ロマンもへったくれもない旅だ。

全裸のノルドに出くわしました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

旅の最初に出会ったおっさんと同じように悪い女に家宝の斧を騙し取られたらしいです。第一声が「あのクソ女め、心臓を引きずり出してニックス・ハウンド(nix hound)(ヒキガエルみたいなモンスター)に食わせてやる!」だった。ごろつきかよ。これだからノルドは。もう完全にそういう人種として描いてるでしょ。


ちょうどいいから、旅の道連れができたついでに近くにあるっぽい戦士ギルドのディサプラ卵鉱の依頼でもこなしとくかと思いつきました。しかし、案の定ディサプラ卵鉱が見つかりません。うん、オブリビオンからエストマーカーが導入されて本当に良かったね……私もう何回クエストマーカーの話してんだろ……。


この調子だと件の悪い女とやらも見つからず私は延々この全裸のおっさんにストーカーされ続けるのかもしれないと思いげっそりしていましたが、ディサプラ卵鉱の分も含めて5日ほどの探索の末、無事その悪い女とやらを発見して速攻で亡き者にすることができました。

無事その女を発見して速攻で亡き者にすることができました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

おっさん、「俺の伝説はここから始まる! まずはこれから出会う全てのクソ女を殺して回るぜ!(意訳)」だそうです。うん、ただのシリアルキラーにならないように気を付けてね。



ジーラの依頼その6:マグナスの杖を探せ

生まれ変わりの洞窟もディサプラ卵鉱も見つからなくて若干飽きたので、魔術師ギルドのクエストに寄り道します。以前敵が強すぎて諦めたマグナスの杖をいただきに参りました。

あんたが息絶えていくのを眺めるのが楽しみだよ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

敵魔術師「あんたが息絶えていくのを眺めるのが楽しみだよ」

それはこっちの台詞だぜ!


奥の方の水に囲まれた岩の上にマグナスの杖を持ってるボスとそいつの召喚したデイドラたちがいました。

マグナスの杖を持ってるボスとそいつの召喚したデイドラたちがいました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

岩に近づかずに遠くからスーパー・ファイアボール(Greater Fireball)などの魔法を岩の隙間に向かって撃ち続けると運が良ければデイドラは倒せます。え? そんなの卑怯じゃないかって? いいんだよ、この世(TESシリーズ)は生き残った者勝ちなんだから!


マグナスの杖を入手しました。

マグナスの杖を入手しました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

おおー。スカイリムでは魔力を吸収する効果を持っていましたが、やっぱりこちらもそれ系の呪文吸収(Spell Absorption)の効果があるんですね。あと意外と打撃武器としてもそれなりに強い


バルモラのアジーラのところにマグナスの杖を持っていったところ、次はウォーロックの指輪(Warlock's Ring)を手に入れてはどうかと言われました。オッケー、また次の機会にね。




風の谷のネレヴァリン

ちょっと気が晴れたため、生まれ変わりの洞窟に再挑戦することにしました。バルモラから魔術師ギルドのワープでサドリス・モラへ、そこから船でテル・モラ→テル・ヴォスと渡っていきます。

警備兵たちの雑談
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

サドリス・モラでは偶然こんな光景に出会いました。帝国の衛兵2人とテルヴァンニの衛兵1人が見張りの任務が暇なので雑談しているように見えます。ほのぼのしました。まあ私はテルヴァンニの衛兵には嫌われてるので通り過ぎたら口汚く罵られましたが。



ネレヴァリン・ミーツ・仏

風の谷への入り口っぽいのを見つけました。

風の谷への入り口
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ひたすら道なりに歩いて行った先には、果たして怪しげな扉がありました。

怪しげな扉
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

天気がすぐれなかったため2日くらい待ちぼうけを食らいましたが、ついにそのときはやってきました。夜明けのアズーラの星の光に照らされて、扉が開きます。

アズーラの星のマーク
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

お分かりいただけるだろうか、この扉の模様、アズーラの星のマークなのである。


扉の先には――

アズーラの星のマーク
アズーラの星のマーク
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

エルフ耳の仏様がいた

いや、マジで第一印象が仏様すぎてびっくりしました。アズーラの像自体も仏様っぽいんですけど、この岩窟の奥にひっそりと佇んでいる感じもまた仏様っぽくて、少しの間見惚れてしまいましたネレヴァリン・ミーツ・仏

ほーっと息をついて仏様を見上げた後、ふと横へ視線を移すと、

ミイラがいっぱい
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ギャッ! ミ、ミイラがいっぱい!?!? なんで!!?? 即身仏とか!?!

よくよく見ればこの仏像、ミイラに取り囲まれているではありませんか。墓でもないのになぜこんなに。うわ~ん、シナム、助けてぇ~。……神聖な気分から一転、即座に帰りたくなりました。仏像の手の中にある月と星の指輪をいただいてさっさと退散しましょう。

月と星の指輪
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

指輪を手に取ると、私はモロウウィンドに来るときに見た夢の中以来久々に、アズーラの声を聴きました(ムービーなのでスクショは撮れませんでした)。

「ネレヴァルの生まれ変わりよ。最初の三つの試練は達成されました。次なる試練2つは、3つの名家からホーテイター(Hortator)に指名されることと、アッシュランダーの4つの部族からネレヴァリンの認定を受けること。ニバーニがあなたの導き手となるでしょう。それらの試練も達成されたら、あなたは偽りの神々に対峙し、囚われた心臓を解き放ち、モロウウィンドを取り戻し、傷ついたわたくしの民たちを癒すのです」



生まれ変わりに失敗した者たち

アズーラの声が消え、ぼんやりした目であたりを見回せば、

ピークスター 1
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

そこにはいつの間にか、体の透けているダンマーの女性が一人佇んでいました。

彼女の名はピークスター(Peakstar)。私が以前、ヴィヴェクでネレヴァリンについての聞き込みを行った際、過去に何人も現れたネレヴァルの「偽物の生まれ変わり(false incarnate)」または「生まれ変わりに失敗した者(failed incarnate)」の一人として名が挙げられていた人でした。

ピークスターは静かに話し始めます。


ピークスター

ピークスター 2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「わたしはピークスター。わたしはネレヴァリンではなかった。でも、わたしは待ち望んだ、あなたがやってくるのを。あなたの問いに答えよう、智慧がわたしを導く限り」

ピークスター 3
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「わたしは生まれ変わりに失敗した者。この洞窟に残っている者たちも皆同じ。わたしは枯死病を生き延びたけれど、アッシュ・ヴァンパイア(Ash Vampire)の前に斃れた。わたしは戦いの術を身につけることができなかった。名家の人々の生き方に馴染むこともできなかった。彼らがわたしをホーテイターに指名することはなかった」

なるほど、アズーラの像を取り囲んでいるミイラは生まれ変わりに失敗した皆さん、つまり、ネレヴァリンの生まれ変わりである私の先駆者たちなのですね。どのような経緯でこの洞窟に大集合しているのかはよく分かりませんけど、そうと知ったら全然怖くない、むしろ心強いです。私と同じようにネレヴァリンになろうと孤独に頑張っていた先輩たちなのですから。私はやっと自分の同胞と言える人たちに巡り合えたのです。既に全員死んで幽霊になってしまっているのが物悲しいですが。

ちなみに、ホーテイターというのはダンマーの名家それぞれの一族の守護者のようなものだそうです。名家の評議員の全会一致で決めるんだとか。

ピークスターに色々と質問するうちに、この前、反体制派の司祭から聞かされたダゴス・ウルとトリビューナルの話も本当のことらしいと分かりました。ドゥーマーの指導者カグレナクが造った「カグレナクの工具」をダゴス・ウルとトリビューナルが神になるために利用したというアレです。

ピークスター 4
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ただ、彼女によると、ダゴス・ウルは初めからカグレナクの工具で神になる気満々というわけではなかったみたいです。彼は、ネレヴァルに頼まれて、ネレヴァルのためだけに、カグレナクの工具を守っていました。ところが、ネレヴァルの帰りを待つうちに工具の魔力に惑わされ、さらに、お邪魔虫な3人の相談役を連れ帰ってきたネレヴァルを憎んだのです。濃密なBLの匂いを感じますな、グヘヘヘヘ。


他の先輩方

生まれ変わりの洞窟にいる先輩方
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

他の先輩方はそれぞれ、自分がどのような人生を送ったか、なぜ自分がネレヴァリンになれなかったかを語ってくれました。

アネ・テリア
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

黄金時代のテンプルの聖騎士で、あのアポグラファ(テンプルの上層部によって隠匿されている秘密文書)を書いたアネ・テリア(Ane Teria)。トリビューナルになんら疑問を抱くことなく従い続け、ネレヴァリンの予言の正しさに気づいたときは既に遅かったそうです(おそらく亡くなる直前とかだったのでしょう)。

コノン・コダーラ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

アッシュカーンだったコノン・コダーラ(Connon Chodala)。東の大陸のアカヴィリ(Akaviri)人たちの侵略に立ち向かい、また不浄の者ども(おそらくコープラスの怪物)の拠点やレッド・マウンテンを"浄化"して回ったそうです。しかし、彼の欠点はワイズ・ウーマンたちの言葉に耳を貸さず、栄光を追い求めすぎて真の敵に気づかなかったことでした。彼の言っているアカヴィリ人の侵略は第1紀に起こったものと思われます。気が遠くなるくらい昔の話です。

イドレニエ・ネロサン
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

イドレニエ・ネロサン(Idrenie Nerothan)はTribunateの時代(英語としては「ローマの護民官の職」の意味なので、第二帝国の時代ということか?)後期を生きた人。(たぶん盗賊。)人々を混乱に陥れたが(どうやってかは不明)、同時にアカヴィリからの侵略者を撃退する手助けもしたそうです(どうやって(ry)。しかし、アッシュランダーたちと一緒に避難するまで(何から避難していたのかは不明)、ネレヴァリンとダゴス・ウルのことは何一つ知らず、愚かしいことに、コゴルーンでお宝を漁っているうちに命を落としたとのこと。

( )の多さからもお解りいただけるように、全体的に何を指しているか判然としませんでした。TES世界の歴史をよく知っていれば理解できるのかもしれません。にわかですみません。TESシリーズを知ってからまだ1年経ってないんです。スクショの撮影日を確認したところ、スカイリムをプレイし始めたのは2018年10月26日、モロウウィンドをプレイし始めたのは2019年4月1日でした、どうでもいいですけど。

ホート・レッド
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

400年前に亡くなったホート・レッド(Hort Ledd)。タイバー・セプティム率いる帝国がモロウウィンドを支配するようになった後の混乱の時代の人だそうです。思索家ではあったが行動家ではなかっため、定められた星のもとに生まれたもののヒーローにはなれなかったと。

帝国の支配が始まった後に混乱したとはどういうことかというと、モロウウィンドの五大家が帝国の支配に従う方針の家とそうでない家に分かれてしまったらしいです。フラール家、レドラン家、テルヴァンニ家は帝国の支配に従うと表明した一方、インドリル家とドレス家は拒否した。その結果、フラール家がインドリル家のリーダーと評議員たちを暗殺し、残されたインドリル家の多くの貴族たちは帝国への服従よりも死を選んだとのこと(byネットの某ファンサイト)。いやあ、すごい時代だ。だから現在ではインドリルやドレスの名前をほとんど見かけないんですね。

エルア=ダン
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

エルア=ダン(Erur-Dan)はモロウウィンドが帝国支配に下ったのを目撃した人です。彼は帝国に降伏するという恥辱を経験し、自分を裏切ったインペリアルの人々とトリビューナルの神々を憎悪し、復讐を誓ったそうです。しかし後年、(おそらく復讐に失敗して)絶望した彼はレッド・マウンテンに赴き、そこで年老いて死ぬまでレッド・マウンテンの怪物どもと戦いました。確証はありませんが、ホート・レッドと同時代のインドリル家の人かもしれません。


田舎の祖父母ばりに色々くれる

で、この先輩方、「もう自分には必要ないから」と言って、彼らが生前使っていた武器や防具などをぽんぽん私にくれるんですね。おかげで月と星の指輪だけ持ち帰る予定だったはずが、だいぶ大荷物になってしまいました。

一部を除いてそんなに使える品じゃないから迷惑なんだけど、でもその心遣いが温かくて、とても嬉しい。まるで久しぶりに帰った田舎でお節介な祖父母に囲まれているような気分になって、私は思わず涙にむせびました。

私は彼らの犠牲の上に立っている。彼らのためにも必ずモロウウィンドを救わなければならない。改めてそのように決意して、生まれ変わりの洞窟を去りました。



"Incarnate"の訳について

ところで、Cavern of Incarnate(生まれ変わりの洞窟)やfailed incarnate(生まれ変わりに失敗した者)の"incarnate"(形容詞、動詞)は正確には「生まれ変わり」「転生」の意味は持っていません

正確な意味は

  • 肉体の具現化
  • 化身

といったところです(参考:incarnateの意味・使い方|英辞郎 on the WEB:アルク)。

"Jesus is the God Incarnate."(イエスは神の化身である。)みたいな感じで使います。

Incarnation(名詞)になると、輪廻転生思想における「一生」(前世、今世、来世など)を指すこともあります(参考:incarnationの意味・使い方|英辞郎 on the WEB:アルク)。

そこから転じて「転生」を意味することもあるようですが、基本的に「転生」の意味は"reincarnate"が担っているようです。


それなのになぜこのプレイ日記でincarnateに「生まれ変わり」の訳をつけてきたかと問われれば、ぶっちゃけ最初は意味が違うことに気づいていなかったからです。

気づいたときに修正しようと思ったんですが、「化身」を説明するのが面倒臭いのと、ネレヴァリンがファンの間でも公式(街の人々の噂やアズーラの言葉など)でも「ネレヴァルの生まれ変わり(Nerevar Reborn)」であると散々言われていてそのような認識が根付いているので、もういっかと思ってそのままにしてしまいましたサーセン



目指せホーテイターとネレヴァリン(前編)

アーシラク・キャンプに帰り、ワイズ・ウーマンのニバーニに第三の試練を突破したことを伝えました。

次は第四、第五の試練を乗り越えなければならない
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「七つの試練はかつてただの夢のように見えた。でも今は違う、現実のものになりつつある。あんたは第三の試練を突破した。次は第四、第五の試練を乗り越えなければならない……ダゴス・ウルの脅威に立ち向かうため、アッシュランダーの4つの部族全てがあんたをネレヴァリンに認定することと、ヴァーデンフェルの3つの名家全てがあんたをホーテイターに任命すること、それが第四、第五の試練だ」

ニバーニさん、ネレヴァリン教団のリーダーとしてはかなり嬉しいんじゃないでしょうか。実現不可能と思われた七つの試練を次々と突破する者が現れたわけですからね。

さて、アズーラの言っていた通り、これから私は古のネレヴァルと同じように、名家とアッシュランダー双方の信頼を一挙に集め、ダゴス・ウル打倒に備えねばならないようです。ニバーニは、私の実力を既に認めているこのアーシラクのアッシュカーンのスル=マトゥールは、問題なくその名誉ある称号を授けてくれるだろうと言います。



アーシラクのネレヴァリンの称号を手に入れた!

スル=マトゥールを訪ねてネレヴァリン認定してほしいと伝えると、彼はまず、私にアーシラクのネレヴァリンとしての義務を説きました。

アーシラクのネレヴァリンとしての義務
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「お前は全ての部族のネレヴァリン、全ての名家のホーテイターになる。弔われることのない第六の名家の罪を洗い流し、偽りの神々を解放する。六番目の名家とダゴス・ウルを打倒し、トリビューナルを呪いから解放しなければならないのだ。それが、予言がお前に課す重責であり、アーシラクのネレヴァリンとしての義務だ」

そして、満を持して私はアーシラクのネレヴァリンになりました

アーシラクのネレヴァリンになりました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「わが土地、わが一族、それに荒野に住む全ての人々の前で、お前にアーシラクのネレヴァリンの称号を授けよう。お前はアーシラクの戦士たちの長であり、アーシラクの人々の守護者。私たちは、敵を打ち砕くまで、あるいはお前が亡くなるまで、あるいはお前がこのアーシラクの歯(Teeth of Urshilaku)を私に返すまで、お前の導きに従うぞ、ネレヴァリンよ。それが例え、死への導きであったとしても」

アヘミューザのネレヴァリンになったときと同じようなことを言われました。ともあれ、先祖の墓化け物でいっぱいの遺跡やどこにあるかよく分からないアズーラの聖域に散々おつかいに出された苦労が今、報われたのです。私は安堵の息をつきました。しかし、同時にこれは始まりにしか過ぎないことも理解していました。

それでも、

民草からチヤホヤされる
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「○○だ! われらがネレヴァリンだ!!」などと民草からチヤホヤされるとちょっといい気分になります。


ちなみにスル=マトゥールからは、ネレヴァリンになるとテンプルとは対立することになるぞ!(=テンプルのクエストを進めている場合はネレヴァリンに任命される前にクリアしとけよ!)とも言われたんですが、私既にアヘミューザのネレヴァリンになっちゃってるんですよね……。それにテンプルの一番最初のクエストである各地の石碑巡礼もまだクリアできてないし。大人しくテンプルのクエストクリアは並行世界の私に委ねることにします。



情報収集

3つの名家のホーテイターと、残り2つのアッシュランダーの部族のネレヴァリンになるために、まずは情報収集に勤しみましょう。


ワイズ・ウーマンのニバーニに、3つの名家の特徴について聞いてみました。

レドラン家について
フラール家、テルヴァンニ家について
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

レドラン家の評議員はアルドルーンの巨大な皇帝ガニ(Emperor crab)の殻の下に集うという。彼らは誇り高く傲慢だ。トリビューナルの信奉者であり、強力な戦士でもある。テンプルとヴィヴェクを深く愛しているがゆえに、あんたを好きになることはないだろう。テンプルの兵士たちはネレヴァリンの予言を嫌っているから、あんたを見つけ次第殺そうとするだろう。気をつけな。

フラール家は物腰柔らかな卑怯者、抜け目がなくて欲深い。あの家の商人はみんな嘘つきで狡い手を使う。聞こえの良い言葉の裏で何を考えているか、よく見極めるんだよ。

テルヴァンニ家の評議員は不老の術を会得した魔術師たちだ。ヴァーデンフェル中に散らばった塔に住んでいる。あたしは彼らについてよく知らない――彼らが年寄りで、意地悪く、邪悪な性格であることを除けばね」

ううむ、どの家も聞いている限りではろくでもない連中ばかりですね。一筋縄ではいかなそうです。


アッシュランダーの部族(残り2つ)についてはスル=マトゥールに聞いてみました。

ザイナブについて
エラベニムサンについて
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「グレイズランド(Grazelands)に住むザイナブはずる賢く、高慢ちきで、強欲だ。彼らのアッシュカーンであるカウシャド(Kaushad)がその最たる例と言えるだろう。だが彼らは同時に俊敏な戦士で、強靭な肉体に裏付けられた自信を持っている。お前の強さと誇りを彼らに示せ。彼らは賢く狡い。だがお前は彼ら以上に賢く狡いに違いないのだから。

エラベニムサン(Erabenimsun)はモラグ・マーに住む、戦い好きの一族だ。欲に塗れて残酷で、アッシュランダーの伝統になんら敬意を示さない。アッシュカーンのウラス=パル(Ulath-Pal)は残忍な自信家で、身の回りを彼と同じろくでもない性格のグラカーン(護衛)で固めている。きっと流血沙汰になるだろう――流れるのがお前の血にならないようにしてくれ。部族の中で1人だけ、ハン=アム(Han-Ammu)という葦のように弱いグラカーンの男が新しいアッシュカーンになりうる可能性を秘めている。彼のワイズ・ウーマンであるマニライ(Manirai)は賢く有能だから、彼女に助言を請うとよい」

こちらもまたろくでもない連中ばかりのようで何よりです。まあ基本的にTES世界のキャラってのはどいつもこいつもろくでもない(誉め言葉)んですよね。私が今までプレイしてきた中で人格に非の打ち所がないと思ったキャラなんて数えるほどしかいませんもの。


シナムがすごく偉い人だった件

なお、アッシュランダーのアヘミューザからは既にネレヴァリン認定を受けていますが、一応ニバーニに聞いてみたところ、

シナムがすごく偉い人だった件
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「アヘミューザは穏やかで平和を愛する部族。シナム・マーパルがワイズ・ウーマンとアッシュカーンを兼任している」と教えてくれました。

へ~、だから木陰の蜥蜴もAhemmusaの人と会合を開きたいって言ったんですね~、一番穏やかで話を聞いてくれそうだから。あと、私が50日くらい従者として連れ回してたシナムって、ワイズ・ウーマンだけじゃなくてアッシュカーンもやってたんですね!? そんな偉い人に従者をやってもらえたなんて光栄だったというか、シナム本人も部族の人たちもよく怒らないで待っててくれましたよね、シナムのクエストと1ミリも関係ないところを散々ほっつき歩いてたのに。



レドラン家攻略(保留)

まずはスカイリムで馴染み深いレドラン家を篭絡しに行こうと思い、評議員が集まって住んでいるらしいアルドルーンの巨大な皇帝ガニの殻でできた建物に行ってみました。

巨大な皇帝ガニの殻でできた建物内部
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

が……

巨大な皇帝ガニの殻でできた建物内部2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

どこに評議員がいるのか見当もつきません。モロウウィンドの建築技術がマジですごいのは改めてよく分かったけど広すぎ(ブチギレ)

しかもみんな私に対して塩対応だし。

塩対応1
塩対応2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

好感度的にはテルヴァンニよりはマシですが、取りつく島もありません。

……うん、潔く後回しにしよう☆




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これにてプレイ日記その11は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。

次の話はこちらの記事に書きました。








※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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