星を匿す雲

主にTVゲーム、漫画、小説、史跡巡りの感想を書いているブログです。基本的に【ネタバレあり】ですのでご注意ください。

【プレイ日記】方向音痴ブレトン、モロウウィンドを彷徨う その14:モーンホールド滞留記

皆様こんにちは。赤城です。

Bethesda SoftworksのPC/XBOX ONE/PS4用ソフト"The Elder Scrolls III: Morrowind" (モロウウィンド)のプレイ日記その14をお送りします。

モロウウィンドおよびスカイリムのストーリー全体の微妙なネタバレが含まれます。ご注意ください。

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前回までのあらすじ

私は、方向音痴で人の話を聞かないことに定評のあるブレトンだ。ネレヴァリンになるための第四、第五の試練を達成し、テンプルの最高司祭の手引きで現人神ヴィヴェクに会った。トライビューナル・テンプルとの対立を解消し、ヴィヴェクからダゴス・ウル打倒の使命とレイスガードを託された私は……。




メインクエストは一時中断

前回までの雰囲気的に、このままレッド・マウンテンに直行してダゴス・ウルと運命の対決! としゃれこむべきタイミングなのでしょう。が、プレイヤーの私は躊躇しました。

だって、もしかしなくても、レッド・マウンテンに行ったらこの最高に楽しいメインクエストが終了しちゃうんですよ。救世の英雄の気分を味わえなくなるって寂しくないですか? メインクエストが終わった後も英雄扱いはされるでしょうけど、違うんだなあ、現在進行中なのがいいんだなあ。よし、メインクエストは一時中断だ!!

……思い返してみれば、スカイリムのメインクエストも現在進行中の雰囲気を楽しみたくて最後の方まで残しておき、スカイリムの民草を長らく苦しめましたね。いやあ懐かしい。


さて、プレイヤーの私としてはそんな理由でメインクエストを一時中断することにしましたが、プレイヤーキャラクターの私がレッド・マウンテン行きを延期した理由は、後顧の憂いを断つ、といったところでしょうか。

以前からたびたび闇の一党に襲撃されていたので、ここらできやつらの本拠地を叩かなければ、六番目の名家の連中と戦っているときに背中をぶすりとやられてしまいそうだと思ったのです。

闇の一党の拠点は、タムリエル大陸の内陸部の都市モーンホールド(Mournhold)にあるといいます。モーンホールドに行くには、エボンハートの大評議会の間(Grand Council Chambers)の中にいる魔術師にワープさせてもらう必要があります。




エボンハートからモーンホールドへ

エボンハートの大評議会の間の見た目はこんな感じです。

エボンハートの大評議会の間
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

この建物はエボンハートのかなり奥まったところにあり、大変分かりづらいです。ちなみに九大神教のエボンハート支部もこの建物に併設されています。

モーンホールドへワープさせてくれるのは、大評議会の間の1階のどこかをほっつき歩いているアシエネ・レーン(Asciene Rane)という女性です。

アシエネ・レーン
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

この人の位置がこれまた結構ダイナミックに変わるので、エボンハートとモーンホールドを行き来するたびに軽く捜索しなければならずストレスが溜まるんですけどまあそれはさておき。

アシエネ曰く、ヴァーデンフェルからモーンホールドへの移動は、枯死病を警戒して制限されているとのことです。しかし、私が闇の一党に命を狙われているのでどうにかしなければならないと伝えると、アシエネは私をモーンホールドへワープさせてくれました。




第四の全裸ノルド

ワープした先はモーンホールドの王宮の中でした。もう言うまでもないと思うんですけど、この建物がまた複雑怪奇な造りになっており、外に出るまでに小一時間迷いました。

ていうか実はワープ地点のすぐそばに出入口があったのに気づかずスルーしてしまったのです。FPSやTPSはプレイヤー本人の空間把握能力がモロに影響しますね。ドラクエとかポケモンみたいな俯瞰視点のありがたさが分かります。


外に出ました。モーンホールドの門前広場(?)であるブリンディシ・ドロム広場(Plaza Brindisi Dorom)はこんな感じです。

ブリンディシ・ドロム広場
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind


いやあ見事なもんだ、と感心しつつそこらに生えている植物を錬金素材にするために採取しつつ散歩していたら、何やら既視感のあるものが視界の端に映り込みました。

第四の全裸ノルド
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ファーッwww 全裸のノルドのおっさんがこんなところにまで出張していらっしゃるww 今度はいったい誰にどんなふうに騙されたんでしょうか、インタビューしてみましょう。

第四の全裸ノルド
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「おめえ、なーにじろじろ見てんだ? おらは麻痺してねえ。性悪女魔術師に会ったこともねえ、ましてやそいつをどこかに連れて行ってやろうとしたこともねえ。

素っ裸になってるのはなぜかって? ここがクソ暑いからに決まってるだべ! おめえらときたら、裸のノルドを見かけると全員性悪女魔術師に騙されたもんだと決めつけてきやがる。なんて偏狭なやつらだ。さ、行った行った!」

クソワロタモロウウィンド本編の全裸ノルドセルフオマージュかよ。しかし、いくら暑くても一足飛びに全裸になるのはどうかと思いますね。だから「これだからノルドは」って言われちゃうんですよ。

面白いのでもっとおちょくってやろうもう一度話しかけてみましょう。

第四の全裸ノルド
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「助けは必要ないってさっき言ったばっかだべがや。おらはちょっと涼もうとしてるだけだ。あん? だーかーら、性悪女魔術師に会ったことなんてねえってば! ったく、これだからおめえら都会人は……ステレオタイプばかり押しつけやがる……(ブツブツ)」

ハッハッハ、仕方ないよ、全裸のノルドのおっさんは性悪女魔術師に騙されているものだという経験則がモロウウィンドの冒険者の間にはできあがっているんだから。

なお、今回の全裸ノルドはおのぼりさんっぽい雰囲気を出すため、謎の片田舎風訛りでお送りしました。




グレート・バザールは問題がいっぱい

さて、そろそろ闇の一党の本拠地に殴り込みたいと思います。

そこらへんにいたハイ・オーディネーター(High Ordinator; トライビューナルの一柱アルマレクシアの配下の警備兵)に聞いたら、闇の一党は商業区域であるグレート・バザール(Great Bazaar)の下水道に潜んでいるという噂を教えてくれたので、一路グレート・バザールにやってきました。

グレート・バザール
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

おー、異国情緒が溢れててめっちゃいい感じじゃん! やっほ~い!!

私は早速当初の目的を忘れて散策を開始しました。



モーンホールド劇団を助けよう

上のグレート・バザールのスクショの中央あたりに円形の広場みたいなのが見えますね。そこは実は劇場になっておりまして、モーンホールド劇団というのが初公演を行おうとしていました。すごいですね、劇団まであるんですかモロウウィンドは。やっぱりスカイr……某片田舎と違って文化資本が豊富だよなあ。いや向こうにも吟遊詩人大学とかありますけど、「あのダンジョンに落としてきた笛取ってきて」みたいなクエストばかりだし、主人公は歌も楽器もできるようにならないので見かけ倒sおっと誰か来たようだ。


ところでこの劇団、初公演直前だというのに主力俳優のターヴス・ベレス(Tarvus Beleth)(たぶん男性)が急病で倒れてしまい、彼に似た代役を探しているんだそうです。

へー、大変ですねハハハなどと笑って劇団長の話を聞いていたところ、「おいキミ、ちょっとターヴスに似てるじゃないか。代役やってくれないか?」と持ちかけられました。

代役やってくれないか?
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

えーっと……私は今、完全に顔の隠れる装備(黒檀の兜)を被ってるので、似てるかどうかなんて分からないと思うのですが。しかも私、女性なのですが。テキトーすぎないかあんた。それに私、劇とかやったことないよ。そんな素人を舞台に立たせていいんですか??

とは思ったものの、面白そうなのでOKしました。演目は『ジール城の恐怖(The Horror of Castle Xyr)』(スカイリムのゲーム内書籍としても存在します)、私が演じるのは帝国軍衛兵隊長だそうです。

この話は当然知ってるだろう
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

え、ちょっと待って。「この話は当然知ってるだろうから長いリハーサルは必要ないよね」なんてさらっと言われたけどさっぱり知らない。「台本を2分間で覚えて私に話しかけてくれ、いいね、きっかり2分だよ? 私たちの劇はタイミングが重要なんだ」いや、ちょ、おい、待――

正しい台詞を選べ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

あばばばばばばば。冷や汗を垂らしながら台詞を棒読みする私。途中で台詞を間違えたりして、大変気まずい雰囲気で劇は進行していきます。

ある程度話が進むと、突如、観客席にいた観客の一人が舞台に躍り出て、私に襲いかかってきました。

観客の一人が舞台に躍り出て、私に襲いかかってきました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ギャーどういうことなの!? 相手役の俳優に斬りかかってるように見えますが、しっかり私を狙ってますのでご承知おきください。

男は返り討ちにできましたが、『ジール城の恐怖』は中途半端なところで終わってしまいました。しかしなぜか観客たちは「いやーすごい劇だったなあ!」などと無邪気に褒め称えています。どうやら男が襲ってきたのも演出の一部だったと信じている模様。どこかで聞いたことがあるような気がする、こういう話。

観客の一人が舞台に躍り出て、私に襲いかかってきました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

劇団長に詰め寄ったところ、事の真相が明らかになりました。なんでも、ターヴスはテルヴァンニ家の外交官の娘と猥褻な行為に及び、外交官に恨まれていたのだそうです。外交官は彼にモラグ・トングの殺し屋を差し向けるものと予想され、彼が住処を頻繁に変えているので、劇の最中を狙われるだろうと劇団員たちは考えたとのことです。

あ~、軽薄なアーティスト()がいいとこの娘に手を出して大変なことになりました的なアレかあ。何も殺すことはないだろと思ったけど、外交官の子供は政略結婚が当たり前みたいな価値観があるのだとしたら婚前交渉は以ての外だよなあ。それ以前に、TES世界の人は基本、自分に仇なす輩は殺るスタンスだよね。



元箱入り娘の縁結びを手伝おう

続いて私がグレート・バザールの道端で出会ったのは、マレナ・ギルニス(Marena Gilnith)という女性。

観客の一人が舞台に躍り出て、私に襲いかかってきました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

何不自由なく育てられたが、裕福な貴族のブ男と結婚させられそうになり、あんな男と関係を持つのは絶対に嫌だと思って逃げてきたらしいです。で、毎日を生きるのに精一杯で結婚相手を見つけてる余裕がないから、もし素敵な独身の男性を知ってたら紹介してほしいんですって。

いや、知らんがな。むしろ私に紹介してほしいくらいなんですけど。まあモロウウィンドは仲人プレイしてなんぼですし、手伝ってあげますかね。仕方ない。


彼女に紹介できそうな独身の男性を探してモーンホールドをうろついていたところ、私はかつてペラギアド付近で出会った軽薄男ネルス・ルレンドを思わせる一人のダンマーに出会います。その名も、フォンズ・ベレン(Fons Beren)。

フォンズ・ベレン
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「やあ、こんにちはお嬢さん。ああ、なんて美しいんだ。モーンホールドは初めてだろう。そうじゃなきゃ、俺がきみのその綺麗な顔を知らないはずがないからね」

うっわぁ魅力45の私に向かってよく言うよ。絶対何か下心があるでしょこいつ。

いわゆるヤリ○ン
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

案の定、「堅苦しいことは後回しにして、早く俺の家へ行こうぜ?」とか抜かしてきやがったろくでもねぇ。いわゆるヤリ○ンってやつですね。

この誘いに対する主人公の回答の選択肢は以下の2つです。

  1. 断る。
  2. ごめんなさい、あなたは私の好みじゃないの。

ネルスのときよりもかなり塩対応になっています。何かにつけてテルドリン・セロ似のイケメンダンマーと結婚したいと世迷言を吐いていた主人公=私も、度重なるダメ男との邂逅により嗅覚が磨かれてきた模様です。

こいつをマレナに紹介したら良質なメシウマ案件になりそうですが、さすがに可哀想なのでやめておきます。


マレナには、かつて妻を枯死病で亡くしたという商人スネル・フラス(Sunel Hlas)を紹介してあげることにしました。

スネル・フラス
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

スカイリムだと一度結婚すると何があっても別の人ともう一度結婚することはできませんが、モロウウィンドでは普通にできるみたいです。この後お見合いして結婚していました。ゲームシステムの制約モロウウィンドでは結婚もマーラ様ではなくトライビューナルかデイドラ神が仕切っているのでしょう、多分。



ペット購入&傭兵を雇用する

ちなみに、グレート・バザールにはラーラス・モン(Rerlas Mon)というクリーチャーのトレーナーがいて、ネズミ、荷運びネズミ、スクリブ(Scrib; 虫っぽいクリーチャー)の三種類の訓練されたクリーチャーを主人公に売ってくれます。

ラーラス・モン
荷運びネズミ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

まさかモロウウィンドでもペットを所有することができるとは思っていなかった私は大興奮。しかも複数匹同時に連れ歩くことが可能と分かるとますますテンションが上がり、三種類のクリーチャー全てを購入しました。


さらに、王宮の庭園にカルヴァス・ホラティウス(Calvus Horatius)というインペリアルの傭兵のおっさんがいるのも目ざとく発見しました。

カルヴァス・ホラティウス
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

彼は、スカイリムの傭兵たちと同じようにお金を払うことで仲間になってくれます。スカイリムと違うのは契約期間が決まっているところです。契約期間が終了すると仲間から外れ、再び雇用するにはまたお金が必要になります。こちらの方がスカイリムよりも若干リアリティのある設定だと思いますが、まあそんなのはどうでもいい


肝心なのは、私に再びソロプレイの孤独感から解放される機会がやってきたということです。それも、クエストのために一時的にパーティーに加入するキャラクターを無理矢理従者にしていた今までと違い、今回は正真正銘、私のパーティーメンバーになるべく用意されたキャラクターたちと一緒に旅ができるのです。なんて素晴らしい! やはりモロウウィンドは神ゲーだ!!



ペット・傭兵の欠点

と、喜んだのも束の間のことでした。彼らには欠点が2つあることが間もなく判明しました。

1つ目の欠点はとにかく弱いことです。

ネズミやスクリブは、敵としては、こちらがレベル1でも武器を持っていれば倒せる程度の雑魚です。ドラクエでいうスライムみたいなものです。実際私が最初に倒した敵もスクリブでした。そのステータスはペットになっても全く変わりなく、普通にネズミより強い相手と戦うと死にますし、ネズミでさえ頭数が多いと死にます

傭兵のおっさんはネズミやスクリブよりは強いですが、ちょっと強いガイコツ2体ほどに出くわしてしまえばもうてんでダメです。

そして、TESシリーズの従者・ペットは、敵を発見したら一直線に飛びかかる以外の選択肢を持っていませんなんという脳筋。したがって、ダンジョンに連れていくとただの足手まといに成り下がります。

結局モロウウィンドはソロプレイが基本で、従者やペットは正式に用意されたものでも賑やかし程度の役割しか持たされていないのでしょうね。スカイリムやフォールアウト4では、従者・ペットがユーザーに好評だったのを受けてかそれとも制作技術が向上したのか、まともに戦えるようになっていて嬉しいです。

ペットと傭兵、2つ目の欠点はモーンホールドの外に連れていけないことです。

ヴァーデンフェルとモーンホールドを結ぶ魔術師たちのワープは私本人にしか作用しません。私がヴァーデンフェルに帰ると、ペットたちと傭兵のおっさんはモーンホールドに置いてけぼりになります。ヴァーデンフェルでは魔術師ギルド間のワープは従者も一緒に飛ばしてくれたのになぜ……ま、これが当時のDLCの限界なのでしょう。

スカイリムでテルドリン・セロをはじめとするソルスセイムやドーンガードの従者をスカイリム本編に連れ出すことができたのはすごい進歩だったのだなあと実感しました。でもそこまでできるなら結婚もできるようにしろよとも思いました(参考記事:スカイリム感想①: 結婚してくれ、テルドリン・セロ - 星を匿す雲。せめて自宅の執事くらいは頑張って実装してほしかったものです。ハァ…………TES6には! 期待してますよ!! ベセスダさん!!!(血の涙を流しながら)


えー、ちょっと話がずれてしまいましたが、そんなわけで彼らと一緒にワイワイ冒険することは叶わず、私はこの後もだいたい孤独なソロプレイを強いられることになるのでした。




闇の一党殲滅計画(中断)

グレート・バザールでは他にも、商人の所持金の多さに感動したり、変な魔術師に襲われて返り討ちにしたりと色々なことがあって楽しかったです(雑なまとめ)。


さて、そろそろ本当に真面目に闇の一党の本拠地に殴り込みたいと思います。グレート・バザールの下水道に潜りましょう。

ペットと傭兵のおっさんと一緒に下水道内を開拓しました。ここで前述の通り彼らがすごく弱いことが分かったので、途中で安全なところに置いてけぼりにしました。ちなみにスクリブは弱すぎて守りきれず、早々に死んでしまいました(泣)。


出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

一人で住居区(Manor District)に入りました。画面中央あたりにいる闇の一党2人が私に襲いかかろうとしています。画面右奥の方からも続々と闇の一党の暗殺者たちがこちらに駆けつけつつあります。ハイ・オーディネーターの教えてくれた噂は本当だったようです。

ちなみにこの下水道は旧モーンホールド市街(Old Mournhold)と呼ばれているようです。人の話をあまり聞いてないのでよく分からないのですが、古い街の上に新しい街を建設したのでしょうか? 成立過程は違うかもしれませんけど、スコットランドエディンバラの地下都市っぽくてめちゃくちゃ胸熱です。ベセスダはバグの多さとか一部人気のある従者と結婚できない仕様とかはすごいアレだけど、ロマンというものをよく分かってるよね、うんうん。


……で、闇の一党の隠れ家を見つけたはいいものの、こちらが1人なのに対して向こうは常に3人くらいで追いかけてくるものだから当然勝ち目がありません。ロードを挟む扉の先までは追いかけてこないのを利用して扉を出入りすることで1人ずつ地道に殺っていきましたが、10人くらい殺したところで嫌気が差しました

そもそもこの隠れ家、一通り巡ってみたけど闇の一党のリーダーっぽい人物も見当たらず、何をすれば闇の一党を壊滅させた=私がモーンホールドに来た当初の目的を達成したことになるのかよく分からなくなってきたのです。

殺した暗殺者たちの装備(ちょうどよい値段で売れる)をごっそり剥いだ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

そこで、殺した暗殺者たちの装備(ちょうどよい値段で売れる)をごっそり剥いで、一旦地上に戻ることにしました。




ゴッズリーチも問題がいっぱい

闇の一党の装備をグレート・バザールで売り払い、手持ち無沙汰になった私が次に向かったのは、モーンホールドの住民たちの居住区であるゴッズリーチ(Godsreach)です。私がさっき引き合わせたマレナとスネルがここにある酒場の外でお見合いをすると言っていたので、やじう……仲人として見守りに行きました。

ゴッズリーチ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

異国の高級住宅街みたいな趣があって素敵です。オブリビオンの帝都とはまた違った優美さがありますね(参考記事:オブリビオン プレイ日記 その1:ぼくはクヴァッチの英雄 - 星を匿す雲


ここでも色々と問題が起きているようで、悪質な賭け事に手を染めてヤクザに目を付けられてしまった友達を助けたいノルド(服は着ています)や、酒場で酔っ払ったノルドにしこたまバカにされたので仕返ししたいウッドエルフと一緒に行動することになりました。

仲間たち
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

……なんか最近ノルドの登場頻度高くない?(笑) 近々書くことになるであろうソルスセイム冒険譚では、ますますノルド率が高くなります。ご期待ください。


なお、肝心のマレナとスネルからは「邪魔しないで! 私たちのお見合いを台無しにする気!?」と罵られました。

私たちのお見合いを台無しにする気!?
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

メンゴメンゴ。ほら、私って他人様の恋路に首突っ込むのが趣味みたいなところあるっつーか、天から運命づけられた仲人気質だからさ。このくらいは許してほしいなっ☆




アルマレクシア様のいうとおり

少しでも仲間と一緒の賑やかな冒険感を楽しみたくて、ネズミたちと傭兵のおっさんに加え、服を着ているノルドや復讐に燃えるウッドエルフを街の中だけでも連れ回すことにしました。

いっぱい連れ回す
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind


せっかくなのでモーンホールドの中でまだ訪れたことのない場所に行きます。トライビューナル・テンプルの聖域です。

トライビューナル・テンプルの聖域
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ザハ・ハディッドの新国立競技場みたいなデザインですね。かっこいいけど、左右の塔から伸びてる細い通路みたいなのがボキッと折れないか心配になります。



アルマレクシアにちらつく影

聖域の手前にいた司祭に話を聞いたら、この聖域にはトライビューナルの一柱、アルマレクシアが住んでいるそうです。

聖域の手前にいた司祭
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind


アルマレクシアは「慈愛の女神」と呼ばれています。かつては定命の者の中で暮らす現人神でしたが、10年前、レッド・マウンテンから枯死病を引き起こす瘴気が噴き出し始めてから、一般市民や位の低い司祭の前には姿を現さなくなりました。全く同じことがヴィヴェクにも言えます。彼らが姿を見せなくなったのはレッド・マウンテンの瘴気を封じ込めるゴーストフェンスの維持に力を割くためらしいです。

へ~、アルマレクシアもヴィヴェクもかつてはめちゃくちゃフランクに一般市民と関わってたんですね。知りませんでした。だからこそ、ソーサ・シルはアズーラに「あなたたちのような古い神々とは違う!」と言い切ったのかもしれませんね。


しかし、最近のアルマレクシアはどうもあまり「慈愛の女神」とは呼べないような言動を取っていると、司祭は遠回しに言います。

彼女の教義に疑問を表明した者が行方不明になっているそうです。

また、彼女の護衛を務める「アルマレクシアの手」と呼ばれる兵士たちは、かつては人々を守る役割も果たしていたのに、今は専ら彼女の身辺警護と、異端審問官のごとく彼女に疑問を呈する者たちへの威嚇(そして恐らくは彼らを「行方不明にしている」)しか行っていないそうです。

ダゴス・ウルと戦うため、アルマレクシアも厳しい神に変わらざるを得ないのだろう。厳しい時代は厳しい神を生むものだ、と司祭は締めくくりました。


う~ん、なんだか不穏な匂いがぷんぷん漂ってきますねえ。かつて反体制派の司祭から、トライビューナルがロルカーンの心臓の力を使っているのは破滅に繋がる行為だと聞かされたので、余計です。このまま放っておいたら大変なことになりそうな気がします。


"メエラ"は女性司祭に付けられる敬称?

ちなみに、私に色々話してくれたこの司祭の名前はメエラ・ヘラス(Mehra Helas)といいます。

えっ、ホラマヤンにいるメエラ・ミロ(Mehra Milo)の親戚か何か? と思ったら、どうやらメエラというのはダンマーの社会において(女性の?)司祭に付けられる敬称のようなもののようです。ブラザー・マーティンやシスター・ダニカみたいな。

彼女のことを"mehra"と先頭を大文字にせずに呼んでいる
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

アルマレクシアへの寄付を要求される場面で主人公が彼女のことを"mehra"と先頭を大文字にせずに呼んでいるので間違いないかと。

うわぁ、私今までのプレイ日記でメエラ・ミロのことずっとメエラって呼んでたよ、恥ずかしい。もしかしたらトライビューナル・テンプルのクエストを進めていたら防げた間違いだったかもしれませんね。各地の石碑を見つけるのが面倒臭くて完全に放置していたのが仇となりました。



ヘルセス王のゴブリン部隊を殲滅せよ

アルマレクシアをこのまま放っておくのもアレですし、前世の自分の妻を見てみたいと思うのが人の情というものです。私はどうにかしてアルマレクシアのところまで潜り込めないかと思い、聖域の中の人に片っ端から話しかけることにしました。


すると、アルマレクシアの筆頭執事が、私に「アルマレクシアのために働いてくれないか」と持ちかけてきました。

アルマレクシアの筆頭執事
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

驚いたことに、彼は私が闇の一党に付け狙われていることも知っていました。でもよくよく考えてみれば、ヴァーデンフェルとモーンホールドの間の行き来は厳しく制限されてるから訪問を許可された人物のことは話題になりそうですし、ましてやそれがトライビューナル・テンプルからネレヴァリン認定された人物ならなおのことでしょう。

ゴブリン部隊を殲滅してほしい
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

執事は、私にフラール・ヘルセス王(King Hlaalu Helseth)が密かに育成しているゴブリン部隊(goblin army)を殲滅してほしいと言いました。

まず、モロウウィンドに王様がいることを今まで全く知らなくてびっくりしました。ダンマー名家だのトライビューナル・テンプルだのの印象が強すぎて、まさか彼らよりも上位の(同等の?)統治者がいるとは思いもしなかったのです。ヘルセス王は母親のバレンジア女王(Queen Barenziah)とともに、ここモーンホールドの王宮に住んでいるらしいです。あー、王宮ってそういう意味なのね(今更)。

ヘルセスは前の王であるルレサン(Llethan)を暗殺して王位に就いた、なんて噂もモーンホールドの街ではまことしやかに流れていたりして、執事は「奴の本性は邪悪だ。トライビューナル・テンプルやこの街はおろか、モロウウィンド全体に害をなす恐れがある。アルマレクシア様は奴を注意深く監視する必要があるとお考えだ」などと主張しています。

ヘルセスの名前にフラールが入ってるってことは、帝国と仲の良いフラール家の出身なのかな? 母親のバレンジアの経歴もちょっとググったんですが、やっぱり帝国と関わりが深いみたいです(てかめっちゃドラマチックですねバレンジアさんの生涯)。だとすると、ヘルセスがもし善良な人でも、トライビューナル・テンプルの人たちから警戒されるのも当然なのかも。

まあでもそれ以前に、ゴブリンの部隊がどこかでこっそり育成されてるとか普通に怖いので、ここは素直に執事の依頼を受けておきましょう。


私に課された使命は、ゴブリン部隊が訓練されている場所を見つけ出し、リーダー(warchief)2匹を殺害すること。その上、できればゴブリン部隊の育成に携わっているアルトマーのトレーナー2人も殺害した方がいいそうです。

なんでアルトマーが? と思いましたよね? 実は、アルトマーは伝統的にゴブリンを自分たちの軍隊の一部として使役してきたらしいです。言われてみれば、いかにもそういうことやりそうじゃないですか、アルトマーって。アルトマー以外の全ての生物を自分たちの奴隷として見てそう(偏見)。


そこらへんにいた人に聞いたら、ゴブリンらしきクリーチャーはゴッズリーチの地下の旧モーンホールド市街で目撃されていることが判明しました。


酔っ払いをいなすクエス

ゴッズリーチ地下の旧モーンホールド市街には、まずはダメ元で私の愉快な仲間たち(ペットと傭兵とノルドとウッドエルフ)と一緒に潜りました。

ゴブリン
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

暗かったのを加工したので分かりづらいと思いますが、ゴブリンです。持ってる盾の価値が地味に高いです。

しかし、愉快な仲間たちはやはり弱すぎて足手まといにしかならないため、傭兵のおっさん以外は外で待機させるなりクエストクリアするなりで泣く泣くお別れしました。

酔っ払いノルド
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ウッドエルフが復讐したがっていた酔っ払いノルドはこんな感じでめちゃくちゃ出来上がってて無性に腹が立ちました

他にもゴッズリーチの酒場には酔っ払いのウッドエルフを大人しくさせるクエストがあります。

酔っ払いウッドエルフ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

こいつが主人公に向けてくる罵倒の文句がこれまた絶妙にムカつくのでオススメです。


いざ、ゴブリン部隊殲滅へ

ゴブリン部隊のリーダーやトレーナーが潜んでいる場所は旧市街の中でも特に深いところにあり、途中で謎のバカでかい構造物とか立派な廃墟(?)とかがあって感動しました。ゴブリンがうじゃうじゃいてストレスも半端なかったけど。

謎のバカでかい構造物
廃墟
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

私の中ではアルトマーはヒョロガリ魔術師のイメージがあります。でも、今回のアルトマーのトレーナー2人はがっちり重装備で固めています。ですので2人同時に相手にすると即死します。

アルトマーのトレーナー2人はがっちり重装備
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

しかし、透明化して近づき、不意打ちして近くの部屋の中まで素早く逃げると、なぜか1人しか直接攻撃できる距離まで近づいてきません。そのような昔のゲーム特有の挙動の不完全さを利用し、2人とも倒すことができました。

2人とも倒すことができました
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

ウンガー!」って叫び声初めて見た。

ゴブリンのリーダーは1匹は倒したけど、もう1匹がどこにいるか分からなくて諦めました。とりあえず指示されたうちの誰かを倒していれば「まあよかろう」ということになるらしく、報告に行ったら「次はこの聖域の司祭長からの依頼を遂行しろ」と執事から命令されました。

なお、今回は傭兵のおっさんを進捗率40%くらいのところまで頑張って連れて行ってしまい、後で地上まで連れ戻すのに大変苦労しました。

傭兵のおっさんを進捗率40%くらいのところまで頑張って連れて行った
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

私自身はダンジョンの最奥部まで行っても干渉の呪文ですぐ地上に戻れるのに、おっさんは私が先導してやらないとどうにもならないものですから。そのまま放置しても良かったけどベセスダお得意のバグで消えてしまいそうだったし。



死者の祭壇までドヘタレ司祭を導け

穢れが溜まってしまっているので、司祭を派遣して清めたい
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

さて、司祭長の話では、アルマレクシアはテンプルの地下にある死者の祭壇(Shrine of the Dead)の力を利用してモロウウィンドを守るのに役立てたいが、祭壇に穢れが溜まっているので、司祭を祭壇に派遣して清めたいのだそうです。その司祭の護衛に私が指名されました。


しかし、祭壇に派遣されるこのアーヴェル・ダルニ(Urvel Dulni)とかいう司祭、

アーヴェル・ダルニ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

エラベニムサンのハン=アム並みのドヘタレです。話しかけると「私たち、本当に一緒に行かなきゃいけないんでしょうか? 私、ここで待っててもいいですかね? あるいは家に帰っても? ねえ、護衛さん??」などと懇願してきます。それに対して「ここで待っていろ」と答えると飛び上がらんばかりの勢いで喜びます。

一応、後ろに引き連れていると無駄に勇敢な鬨の声とともに敵に襲いかかります、が、超弱いです。すぐ死にます。


したがって、彼を死なせないために、敵の来ない安全な場所で、ときには一人で、ときには傭兵のおっさんと一緒に待機させておき、一帯の敵を殲滅し終わったら迎えにいく、というステップをしばしば踏む必要がありました。

傭兵のおっさんとドヘタレ司祭のカップリング
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

その過程で、傭兵のおっさんとドヘタレ司祭のカップリング(※本プレイ日記では、従者同士が偶然なんかいい感じの位置に収まったら勝手にカップリング認定しています)が発生したり、祭壇っぽいところを発見したが何もイベントが起きないのでスルーしてダンジョンの最深部↓

聖域の最深部
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

まで潜ったけどやっぱりその祭壇っぽいところが目的の祭壇ですごい無駄骨を折ることになったりと、さまざまなアクシデントに襲われました。


そして、祭壇で清めの儀式を行う段になってもまだアーヴェル司祭はドヘタレでした。

まだドヘタレなアーヴェル司祭
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「これから私は死者の祭壇の清めの儀式を行う……んでしょうね、たぶん。できれば、の話ですけど。ああ、どうか私に力を、アルマレクシア様!」

……まあ、無事に成功したので司祭としての実力は確かだと思います。ちょっとウザいけど愉快な旅の道連れでした。



バリルザーの混迷の指輪を手に入れろ

次の司祭長からのクエストは、バリルザー(Barilzar)という第2紀の強力な魔術師が作った混迷の指輪(Barilzar's Mazed Band)なるものをアルマレクシアが所望しているので、入手してほしい、というものでした。

バリルザーの混迷の指輪を手に入れろ
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

何に使うか分からないけどとにかくアルマレクシア様が欲しがっているのだから用立てろ、と命令されるあたり、これまた不穏な予感が。


行き先は例によって旧モーンホールド市街でした。

バリルザーの亡霊
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

バリルザーの亡霊みたいなのが出てきて、「この指輪はこの世に存在するべきではない。私は自分の生み出したこの指輪が定命の者たちの心を破壊するのを防がなければならないのだ」などと言って襲いかかってきました。

なんとか倒して指輪は手に入れたけど、う~ん、不穏だなぁ。作った当の本人が存在するべきでないと断言する指輪をなぜアルマレクシアは欲しがるんだろう? 定命の者じゃないからいいのかなとも思うけど、アルマレクシアだってロルカーンの心臓の力で無理矢理神様になってるだけで元定命の者じゃん? アルマレクシアって、なーんか、ヴィヴェクと違ってきな臭いんだよねえ。


そんなことを考えながら司祭長のところに指輪を持って帰ったら、「アルマレクシア様に直接ご報告するように」と言われました。

やった! 何はともあれ、満を持して前世の妻と再会できるぞ!



アルマレクシアとの邂逅

アルマレクシアは、「大いなる加護をあなたに与えましょう、忠実なわがしもべよ」という言葉と共に、私を迎えました。

アルマレクシア
アルマレクシア2
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

うっほぉ、エキゾチック系美人じゃないですか。人物のグラフィックがアレなことに定評のあるベセスダもここぞというときは彼らなりに頑張ることを示す好例ですね。

この指輪の使い道はあなたが気にすることではない
出典:The Elder Scrolls III: Morrowind

「興味深い品でしょう? 見た目には普通の指輪だけれど、実際には、もっと奥深いものです。この指輪の内部では強大な魔力がくすぶっています。わたくしは、魔法でその魔力を揺り起こすつもりです。

しかし、わが友よ、今回のことにはあまり深く関わろうとしないでください。この指輪の力は、わたくしがテンプルとモロウウィンドのために使うまで。

あなたと会えたことは、わたくしに嬉しい驚きをもたらしました。あなたの中には、わたくしがずっと長い間目にすることのなかった何かが眠っています。わたくしの加護をあなたに授けましょう。それがあなたをよく守ってくれますように。

あなたとは、近々、再びお話しすることになるでしょう」

「この指輪の使い道はあなたが気にすることではない」みたいな釘を刺しにきてるのがかなり怪しいですが、アルマレクシア様とお話ができて嬉しいですデヘヘ。


アルマレクシアからも執事・司祭長からも、今はこれ以上頼みたいことがないようなので、私はいったんアルマレクシアの聖域から退出することにしました。



さて、次はどうしましょうかね。闇の一党との戦いも行き詰まってしまったし、この上はモロウウィンド本編のメインクエストに戻……りはせず、もうひとつのDLCの舞台、ソルスセイム島に足を伸ばしてみましょう!




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これにてプレイ日記その14は終了です。最後までお読みくださりありがとうございました。

次の話はこちらの記事に書きました。








※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。




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