【感想】クラシカロイド第2シリーズ23話「待ち人来たりて城が建つ」:ラグナロクの訪れ
全国1億3千万人のクラシカロイダーの皆様、こんにちは。赤城です。
クラシカロイド第2シリーズ(2期)23話の感想を書きました。『ニーベルングの指環』のあらすじと、その関連作品についても簡単にご紹介しています。
※他の第2・第1シリーズの感想はページ末尾の「関連記事一覧」からご覧いただけます。
♪23 待ち人来たりて城が建つ
全体を通しての感想
ワーグナーが最後の心の支えを失い、ヴァルハラに引きこもる回でした。前回同様、本筋に関係ない部分だけ切り取れば面白かったです。
あと、解釈と考察を駆使すればシリアスとして楽しめないこともないです。かなりの精神力を消費しますが。
そうなんです。私は今回もこのシリアスのビッグウェーブに全く乗れなかったんです。正直言うとこの記事を書くのにも大変苦労しました。
具体的にどこがアレだったかについては前回の感想同様、のちほど愚痴りますので、もしご興味があればご覧ください。
アバン
- 競馬場にいる日芽歌と響吾、そして馬券持ちのバッハ
何どっかの赤い松みたいなことやってるんだこの夫婦。最近のEテレは見境ないな。いいぞもっとやれ。
バッハ様が持っているのは日芽歌さんの馬券でしょうか? さすが賭け事のプロ、購入量が段違い。
- バッハの服装
ずっとアロハシャツ姿なのはなぜ。周りの人の服装的に今は冬だぞ。
- 響吾
頼むー! 勝ってくれー! 俺に飯を食わせてくれー!
せ、切実すぎる! ブレないダメオヤジ加減。
Aパート
- ベト
ついに人生を見直す気になったか
(中略)
シューそんな神楽君だって、なんとかギリギリ生きているじゃありませんか
(中略)
リストわたしたちムジークなくても基本的に音楽の才能あるから
いつになく奏助に対して辛辣な音羽ロイドたち。特にシューベルトは言葉選びがエグくて好きだよ。ベトモツシューは奏助をとやかく言える立場じゃないのを全く自覚してないのが可笑しいです。
彼らは奏助より音楽の才能があっても全く活用してなくて、奏助と違っていい大人なのに働いてもいなくて、音羽館でニートすることでなんとかギリギリ生きてる状態なわけですよ。そこらへんを棚に上げまくってるというか、たぶん気づいてない。ブーメラン突き刺さってるぜお前ら。
- ベト
ムジークがいったいどうしたと……あっ! いや、なんでもない
絶妙な間に爆笑。一瞬音楽が止まるのも芸が細かい。もう完全に忘れてたでしょ、ムジークのこと。
- 海月
出演スケジュールとベストな出待ちポジションは全て把握しているわ
(シュピーン)
ヒエッ、アイドルオタク怖い>< 回を増すごとにどんどんエスカレートしている。そのうちペンライトでオタ芸始めそう。
- ワーグナーと歌苗のマスコット
あらかわいい。歌苗ちゃんが自分で作ったのね。よくできてますよ。でも今のワーグナーには受け入れてもらえないって気づいてほしいです。気づいててもやめられなかったのかもしれないけど。
- 音羽博士から連絡が来ないか確認しているワーグナー
こんなちょっとしたスキマ時間にも確認しているのであれば、下手したら1日に50回くらいメールフォルダを見ては落胆していてもおかしくありません。だいぶ病的ですね。まあ無理もないです。彼の心を支えてくれるものはもはや「いつか父さんが認めてくれる」という儚い希望だけしかないのですから。
- 車の窓に張り付いたまま話す歌苗
いや何言ってるか聞こえづらいし、車の窓って結構汚いから離れようよw こうでもしなければさっさと発進しちゃうと思ったんですかね。
- 歌苗
みんなもう怒ってないし、仲直りしたいって
平然と嘘をついたよこの人。
みんなが怒ってないのは確かだけど仲直りしたいとは思ってないでしょうね。万が一思ってても少なくとも口には出していないでしょう。つーかみんなワーグナーのことなんて忘れてるのでは。
うーん、もう仲良くさせようとするだけ無駄なんじゃないかな。時間が解決してくれるよ(適当)。ま、ストーリー的にはそんなわけにはいかないんだろうけど。
- ワーグナー
言ったよね。もう姉でもなんでもないって
そのわりにさっき姉さん!?
て叫んでたよね。私はちゃんと聞いたぞ。
- 転ぶ歌苗、地面に落ちるマスコット
つらい。一生懸命作ったのに。
- オトワーズとギョウナ君
何時代の人でしょうか。We are not hen-jin!
って変人に言われても全く説得力がない。
というかなんで正面から行ったの!? 裏から行った方が角が立たなかったよ、明らかに!
- ミツルロイド・マークスリー
三弦はあんなにバッハ様命だったのに、彼が不在でもそれなりに正気を保ってられるなんてすごいな~と思ってたのですが、全然正気じゃなかったようで何よりです。
出現時と警備員撃退時の日芽歌さんのコメントがいちいち古臭くて面白いですね。そんなんリアルで使ってる人見たことないわ。
- 親子3人の再会
うんうん、よかったねワーグナー! これにてシリアスパート終了でいいんじゃない? え、ダメなんですか。ハァ……そうですか……。
Bパート
- アルケー社の受付のお姉さんたちを困惑させる奏助
アポ無しで大企業アルケー社の受付に突撃するその自信はいったいどこから来るのかと問いたい。
- 三弦
愛……って、そんなキャラでしたっけ、音羽博士
そんなキャラじゃないですね。どっちかというと毒親、いや、なんでもありません忘れてください。
- 八音や三弦への憎悪を平然とぶちまけるワーグナー
ワーグナーがここまで吹っ切れてしまったことと、他のロイドたちとの間に深い溝を開けてしまっていることがつらい。私、ギャグアニメ観てたはずなんですけど、なんでこんなことになってるんですか。
- ワーグナーの曲を聴かせるのを途中でやめたと言う響吾
…………え?? なぜ?
今更なぜか衝撃の真実が発覚しちゃったよ。ワーグナーがムジークを使えなかったのって、三弦に出来損ない扱いされた(と思い込んだ)のがトラウマになったからじゃなくて、音羽博士がそのように仕込んだからだったんですか。えぇ~……。
正直に言いますと、衝撃の真実にワクワクドキドキ! という気持ちには到底なれないですね。愚痴になってしまうので後で書きますけど。
- 響吾
でもムジークを止めたのは、ちゃんと理由があって
それを先に説明してあげて、心の準備をさせてあげた方がよかったのでは。あんなド直球な事実をいの一番に告げられたもんだから、ワーグナーはもう人の話を聞ける状態じゃなくなってますよ。こんな大事な局面で説明の順序を間違えられたら、ワーグナーじゃなくてもブチギレますわ。まあワーグナーの場合どんな順序で言っても発狂すると思いますけど。
クラシカロイドの登場人物ってみんなどこかしらコミュ力不足だから、こういうシリアスな展開のときはホントもどかしいです。少女漫画を読んでる気分になってきます。
- バッハ、華麗な大ジャンプでワーグナーのもとへ
いきなり高度な身体能力を見せつけてきた。1期12話でもヘリから飛び降りてたし、この人謎のポテンシャルあるよね。
- 響吾
ムジークは心のオナラみたいなものだから
(中略)今はちょっと詰まってるだけ
例が卑近すぎる(笑)。私基本的に下ネタには耐性がありませんが、オナラネタだけは好きなので許します。
まあつまり、根本から奪われたわけじゃなくて、数日分のガスを取られちゃったくらいの感覚なんでしょう。
- リスト
あんたたちの事務所のビル、なんか気持ち悪いわよ
確かに気持ち悪いけど、あまりの変貌ぶりに対する驚きとかはないのねw ていうか元はあなたの事務所でもあったと思うのですが。
- 未だに売り込みをやめない奏助
いや気づけよ! めっちゃ揺れてるし天井の破片落ちてきてるってば。
- リスト
さながらヴァルハラね
モツ豚バラ?
リストヴァルハラよ!
クッソwwこんなのでwww この期に及んでなんて聞き間違いしてんだ。この緊張感のなさは好き。
- 組決めは全員でジャンケン
1期11話を彷彿とさせる場面。やってるのはあの時と違って「グッチョッパーで分かれましょ」のようです。「あいこでしょ」って掛け声だとなんか普通のジャンケンをしてるみたいに聞こえますけど地域差があるのでしょうか。私の地域だと「分かれましょ」です。
- ショパン
他人を拒絶して近づけないよう、ムジークの力で心のバリアを形成している
おおっ、俗に言うA.T.フィールドですね!?(大興奮)
- 歌苗に不思議な力が宿り、凛々しい騎士に変身
え、えーと、ムジークの力でこうなったんですよね。ワーグナーは表面上はみんなを拒絶しているけれども、心の奥底では彼ら、特に歌苗による救済を求めているという解釈でよろしいでしょうか。
「闇を切り裂く光 ~ジークフリートの葬送行進曲より~」
ワーグナーの孤独と絶望に呼応し、ヴァルハラを出現させるムジークです。
ヴァルハラはアルケー社に巨大な楽器が絡み合うことにより形成されます。また、ところどころで分厚い心の壁が侵入者を遮ります。
発動時、ワーグナーのスタンドか何かのごとく背後に現れた神様みたいな影はオーディンかジークフリートでしょうか? 右手に槍を持ってるのでオーディンではないかと思いますが確信は持てません。
ちなみに、私は12話の「ワルキューレの騎行」で出てきた円形の建物を勝手にヴァルハラ呼ばわりしておりまして(詳しくは12話の感想にて)、またもや全世界に恥をさらしてしまったことが判明しました。そうだよね、あんな地味なのがヴァルハラなわけないよね。もはや開き直るしかない。
ムジコレ6は4月11日発売予定です。
『ニーベルングの指環』をもっと知りたいあなたへ
23話ではオーディンがワーグナーのスタンドになったり、ヴァルハラやニーベルングの指環らしきものが出現したりして、史実ワーグナーの『ニーベルングの指環』を意識した演出が見られました。そこで、この項では『ニーベルングの指環』のあらすじと、『ニーベルングの指環』関連で私が読んだことのあるもの、今視聴中のものを簡単にご紹介します。
ご興味のない方は次の項目へどうぞ。
『ニーベルングの指環』あらすじ紹介
『ニーベルングの指環』は、ワーグナーが『ヴォルスンガ・サガ』や『ニーベルンゲンの歌』などの北欧の神話・伝説をもとにして書き上げた壮大な楽劇です。序夜「ラインの黄金」第1日「ワルキューレ」第2日「ジークフリート」第3日「神々の黄昏」の4部に分かれていて、それぞれで物語と登場人物が異なります。
全ての物語に共通するのは、必ずどこかに「ニーベルングの指環」の影があって、それが絶大な権力と欲望を生み、登場人物にあまねく不幸をもたらしていることです。
1つずつごく簡単にあらすじをご紹介します。
- 序夜「ラインの黄金」
ニーベルングの指環ができあがるまでの過程と、指環に翻弄されて争う神々・巨人・小人族の姿が描かれます。
- 第1日「ワルキューレ」
最高神オーディンの娘の1人であるブリュンヒルデが、許されざる恋に落ちたとある男女を救おうとして、世の理を曲げた罪を問われます。彼女は罰として「神」の力を奪われ、炎に覆われた山で深い眠りに就きます。
クラシカロイドのワーグナーのムジーク「make the revolution」の原曲「ワルキューレの騎行」は第3幕の序奏です。
- 第2日「ジークフリート」
ブリュンヒルデが助けた男女の息子であるジークフリートがドラゴン退治をし、ニーベルングの指環を手に入れます。彼は続けてブリュンヒルデの眠る炎の山を踏破し、ブリュンヒルデと結ばれます。
- 第3日「神々の黄昏」
ジークフリートとブリュンヒルデの仲がある出来事により引き裂かれてしまいます。そして物語は徐々に神々の黄昏、ラグナロクへ向かって動き出します。
クラシカロイドのワーグナーのムジーク「闇を切り裂く光」の原曲「ジークフリートの葬送行進曲」は第2幕と第3幕の間奏です。
あらすじは以上です。これだけでは当然『ニーベルングの指環』の面白さの0.1%も表現できていないので、ぜひ一度、絵本や漫画、楽劇を見てみてください!!
関連作品紹介
いきなり楽劇を観るのは敷居高くてやだな~という方には、まずは下記のような絵本や漫画から入ることをオススメいたします。私も今その段階です(笑)。- 【絵本】「ワーグナーオペラシリーズ」の『ニーベルンゲンの指環』
著名な挿絵画家、アーサー・ラッカムの『ニーベルングの指環』の絵本の邦訳です。1巻~4巻までが、それぞれワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』の序夜~第3日と対応しています。翻訳と訳者解説は格調高く、かつ読みやすくて、『ニーベルングの指環』の荒々しくも幻想的な世界観を読む人の心に刻みつけてくれます。
また、ラッカムの美麗な挿絵にも心を奪われます。例えばこんな感じ。ジークフリートとブリュンヒルデです。
残念ながら絶版しているらしく、中古でしか手に入りません。
原語版(英語)はKindle等で入手できます。The Rhinegold and The Valkyrie - The Ring of the Nibelung - Volume I - Illustrated by Arthur Rackham[Kindle版]posted with ヨメレバRichard Wagner Pook Press 2016-01-27Siegfried & the Twilight of the Gods - The Ring of the Nibelung - Volume II - Illustrated by Arthur Rackham[Kindle版]posted with ヨメレバRichard Wagner Pook Press 2013-04-16
- 【漫画】「マンガ名作オペラ」シリーズの『ニーベルングの指環』(里中満智子・作)
読んだのがかなり前で、正直内容はあまり覚えていないです、すみません(汗)。
『ニーベルングの指環』をそのまま漫画化したものです。
里中先生は絵が綺麗で、心理描写をじっくりやってくださる方なので、楽しく読めると思います。
もう話は頭に入ってるから楽劇に挑戦したい! という方には、私もようやくその段階に達するかどうかといったところなので明確なアドバイスはできないのですが、まずはDVDを購入してみるのがよいと思います。(ていうか日本国内で生の『ニーベルングの指環』を鑑賞できる機会って滅多にないですよね……。)
私は下記のDVDに挑戦しているところです。
- 【DVD】レヴァイン&ルイージ指揮 シェンク演出 楽劇『ニーベルングの指環』
今出回っているDVDの中では一番オーソドックスな演出で、ワーグナーの意図をうまく汲んでいるという評判だったので購入してみました。
まだ序夜、第1日、第3日のそれぞれ一部しか観ていないです。舞台や衣装がちょっと古臭いし、登場人物が若干棒立ちかな~とは思いますが、歌のクオリティーがすごいです。「ワルキューレの騎行」は鳥肌が立ちました。
Brian Large Deutsche Grammophon 2002-10-10
なお、元ネタになっている北欧神話自体も、前述した「ラグナロク」をはじめとする激アツ厨二要素満載で大変面白いです。
さらに、『ニーベルングの指環』の他にも、北欧神話をモチーフにしている作品はたくさんあります。有名どころだと『指環物語』、最近話題の作品では『進撃の巨人』あたりですかね。
ご興味があればぜひ、北欧神話やその他の派生作品にも触れていただき、めくるめく北欧神話ワールドを楽しんでいただければと思います。
23話で引っかかったところ
22話に引き続き、23話についても少々愚痴があります。23話を楽しめた・面白いと感じた方は読まない方がよいかと思います。よろしければ他の記事などをご覧ください。
今回も、全体的にモヤモヤしました。22話の感想と同様に、言語化できる違和感・不満を挙げてみます。
- 響吾の「自分がムジークを使えなくした」発言
シリアス的な盛り上がりを作るための設定なのでしょうけど、「いやもういいから。早くワー君をこのシリアスワールドから解放してあげて」って気分にしかなりません。これまで、ワーグナー自身も他のキャラたちも、ワーグナーが「出来損ない」であったことに散々振り回されてきたのですから、これ以上その話題を引き延ばされてもゲッソリする一方です。
それに、ワーグナーのムジークを使えなくした理由いかんによっては、2期全体が黒歴史になりそうじゃないですか?
例えば「誰かの前世を背負うなんて不幸だから」とか、「ムジークは危険な力だから」とかいう理由だったら、このアニメの楽しさ自体が否定されてしまいます。
また、「子供の身体でムジークを使うと危険だから」という理由だったら、「はじめから成人の身体にしてあげればよかったのでは」と思います。
さすがに納得できる理由を提示してくれると信じていますが。
- いきなりのバハみつ
ワーグナーが「葬送行進曲」を発動してからの展開がテンプレすぎるかなと思いました。三弦もバッハ様もあんな臭いこと言うキャラでしたっけ。やっつけ感が半端ないです。
- 歌苗の言葉に動かされ、ワーグナー救出に向かう音羽ロイドたち
「実はみんなワーグナーのことが気になっていたから、歌苗ちゃんにきっかけを与えられて助けに行くことにした」という展開なのかなと思います。しかし、これまでの描写が薄すぎて説得力がありません。これまでの話で、ワーグナーが他のクラシカロイドたちを過剰に意識しているのは十二分に伝わってきました。しかし、その一方で、チャイバダ以外のクラシカロイドは基本的にワーグナーに対して興味のなさそうな素振りが目立ち、特にワーグナーがいなくなってからは「あいつどうしてるだろう」などと思いを馳せることはありませんでした。たまにワーグナーと関わる回があるかと思えば、15話はその後不思議な力でなかったことにされ、18話、22話は不自然に喧嘩腰でした。
そんな人たちに「実はワーグナーのことは密かに心配していたんだぜ」みたいな態度を醸し出されても困惑するばかりです。尤も、チャイバダがそう認識しているだけで、本人たちは歌苗ちゃんの「みんな兄弟」の概念が楽しそうだから付き合ってやってるくらいの気持ちなのかもしれませんが。
- 歌苗が騎士に変身し、ワーグナーの心の壁を斬る
なぜ、歌苗ちゃんが斬り込み隊長みたいになっているのでしょうか。無論、変身したのはワーグナーのムジークの効果であって、これから彼の姉である歌苗ちゃんの凛々しい活躍ぶりをたっぷり観られるよ! ってことを示唆しているのでしょうけれども。
私、クラシカロイドの主役はクラシカロイドたちだと思っていましたが、違うのでしょうか? もちろん歌苗ちゃんは狂言回しとしては重要なキャラですが、彼女はなんの特殊能力も持っていない普通の子で、クラシカロイドの「指揮者」なのですから、自分自身が前線で戦うのではなく、あくまでクラシカロイドたちを鼓舞し、活躍させることでこの問題を解決してほしいです。
この後、クラシカロイドと肩を並べて戦うなんて話になったらイヤだなあ。
気になったところで、うまく説明できるのは以上です。
前回よりは無理にキャラを動かしてる感はなくなりました。
しかし、相変わらず、今までの経過を無視して、テンプレなシリアス・感動ものの枠に無理やり収めようとしているような気がします。
もしクラシカロイドが元々シリアス寄りのアニメなら、この流れもギリギリ受け入れられたかもしれません。でもこれ、登場人物全員クセ者揃いのギャグアニメなんですよ。テンプレ通りにありきたりの感動をもたらすことに成功したとしても、私は満足できません。もっとハチャメチャで心おきなく笑える展開にしてほしいです。
22話、23話が壮大な前フリであることを信じて、次回以降を楽しみにしています。
最後までお読みくださりありがとうございました!
24話の感想は以下の記事に書きました。
他の第2・第1シリーズの感想は「関連記事一覧」からご覧いただけます。
- 『マドモアゼル・モーツァルト』紹介記事:
リストとチャイコフスキーの女体化に衝撃を受けた皆様には、こちらの漫画もオススメです。
- 『おそ松さん』2期感想記事:
藤田監督の超人気アニメ、2期が始まりましたね! 感想を書いてみました。
- 『ドラえもん』旧作映画紹介記事:
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※この文章は、赤城みみる(Twitter ID i14wander、はてなブログID i14wander)により執筆され、赤城みみるの所有するブログ「星を匿す雲」(http://cqs4live.hateblo.jp/)(http://cqs4live.hateblo.jp/archive)に掲載されているものです。著作権法32条で定められた要件を満たさず行われる転載は、著作権法21条に違反します。
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